休憩
行き詰るときには行き詰る、のだ。雑務に逃げて仕事してるフリをしているけれど、大きな山は一向に切り崩せていない。乗れない自分をもてあまし、やむなくお昼ご飯を食らう。お昼ごはんをもぐもぐしながら頭のなかは仕事モードのまんま。切り替え機能がへぼなのでこういう不細工な話になる。で。このあいだ調達した文庫本を手に取る。このところお勉強本が続いていて小説やエッセイから離れていたのだが、お勉強本であたまでっかちになったところで、ハートのほうが貧弱だとそこいらでつんのめってこけるのがオチだということに気が付き、週末に久しぶりに調達したものだ。好きな作家のエッセイや短編を1,2本読むだけでしばらく窮屈に追いやられていた「感」がゆるゆると動く。あたまはいい感じで一旦停止。お昼ごはんのしたくのときに空いてるコンロで圧力鍋をしかけた。出来上がったふかしイモは文句なし。こっちで憩う。セットで「休」「憩」なり。