クリスマスショッピング:猫の分
クリスマスが近づくと、ショッピングモールに何回か行くことになります。日本で言えばお歳暮みたいなものになるのでしょうが、クリスマスプレゼントというのは、義理で贈るものではないので、慎重に選びます。したがって、けっこうめんどくさいし、疲れます。だからホリデーシーズンになると気分がふさぐ人が増えるらしいのです。そんな思いまでしてプレゼントしてくれなくても、と思うのですが、カナダ人は一生懸命ギフトを選んでいます。そして、家の中も外も飾り付けます。もう11月の中ごろから豆電球を取り付け、夜になるとピカピカやっている家もあります。うちなんか、めんどくさがりで、夏まで豆電球取り外さなかったりすることもあって、そうなると当然取り付けるのも遅くなります。でもね、これはうちのダンナのせいだけじゃないんですよね。私の実家でもお雛様出すのは3月に入ってからで、そのまま「旧暦」のひな祭りまで飾ってあったりしました。嫁入りが遅れたわけです。ううう。何をするにも遅れをとる、というのはもう宿命。現在、こいのぼりは5月一杯、ハロウィンの飾りつけは11月一杯、という感じで、こういうのはなんとかしないと、と思うのです。で、買い物の計画を立てるために、今年はちょっと早めにモールに下見を、ということで、近所のモールに行って来たのが11月の末日。でも、結局誰に何をあげるかというようなことは一つも決めないで、自分たちでおもしろいと思うものばかり見てきてしまったのでした。で、何を買ってきたのかというと、猫のおやつのレシピと、猫クッキーの抜き型。魚の形をしています。それを息子が今日作ってみました。「ものの数分でできるから」とキッチンを占領。なにが数分だ。しっかり一時間以上かかってました。材料を混ぜるのは数分だったけど、それを麺棒でのして、抜き型で抜いて、ちっちゃなクッキーを天板にばらばらと並べ、15分焼く。一度に抜ける数は20個。レシピは600個分。推して知るべし。ところが、このクッキー、にんにくは入っているけど、バターも肉も入ってない。唯一猫が食べそうなものは卵だけ。こんなんでおやつになるんだろうか、と思ったら、案の定猫にそっぽを向かれてました。一応は転がしてみて遊んでましたが、ぜんぜん食べない。口に入れてもすぐコロンと出してしまう。お客にゃんのオリバーもちょっとは食べたけど、あとはハードウッドフロアーの上をちゃーっと転がして遊んでました。どうすんの、これ。こんどはキャットニップ入りのやつを作ったほうがいいと思います。あと、ツナ缶や鮭缶を使ったのとか、ターキーを使ったのとかがあるんですよね。クリスマスにうちはターキーはやらないんだけど、鶏肉とかでやってみたらいいかも。まあ、クリスマスは魚なので、その魚でやったほうがいいかな。お猫にゃんにもサンタさんが来ないとフェアじゃないよね。まあ、そのうち好評なのができたら、レシピを載せますね。しかし、みなさんのお宅のにゃんこさんのお口に合うかどうかはわかりません。うちの猫は二人ともかつぶしにそっぽ向くんです。