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カテゴリ:初恋
オリジナルバージョンの初恋。あと10話というところでストップしていたのですが、おとといの昼間に4話、昨日の夜中に4話と進み、今日の午前中に残り2話を見て、ついに終了となりました。
66話、長かった・・・。特に、最後の10話ぐらいは、初めのころと比べて主人公たち(というかソン家)の状況もずいぶん変わり、一瞬別のドラマをみているのかと思ってしまいました。チャヌも、まるでジェホかと思うような変わり方。でも、やっぱりチャヌだったわ。 そして、最後の方は泣けました。最終話を見ていても、このあとどうなるのか展開が見えなくて、はらはらさせられてしまった。問題のラストシーンも考えさせられました。でも、私の見た感じの思いでは、ラストシーンになる前の、お話としてのエンディング(チャヌの語りのところ)で、とてもすっきりとした気分にさせられました。 ここからは、ラストシーンについての考察です。 文字を反転させてお読みください。 最近買った、初恋本(2冊)に載っていた脚本家チョ・ソヘ氏によれば、ラストシーンは、視聴者からの圧力に負けて、折衷案的な感じでファンタジーのような、見方によってどのようにでもとれるエンディング、ということだったそうです。 私があのエンディングをみて思ったことがひとつありました。ラストでヒョギョンとチャニョクが見詰め合っているんだけど、その二人の間に木があるんですよね。木を間に置いた遠景で二人を撮っている、という構図です。この形の構図について、「冬ソナ」を見始めたころに参考にしていた、 『冬のソナタ』ツッコミ鑑賞記というサイトの中で、「樹の配置で二人の心象が表現されている」という検証を思い出してしまいました。 これによると、二人(ユジンとミニョン、あるいはチュンサン)の気持ちが離れようとしている時には、二人の間に樹が入って、画面が分断されるような構図をとっているが、二人の気持ちがお互いに向いている時には、樹と樹の間に二人が居るような形の構図になっている、というものです。 「初恋」の方がずっと前の作品だし、監督も違いますが、なんだか樹の向こうのふたり、と言う構図がこの検証を思い起こさせました。そういう目で見ると、いつだか分からないが、二人は思い出の地で再会したけれど、それぞれの気持ちは別々の相手に向かっていて、二人の思い出はもう過去のもの・・・といった意図があるんじゃないかな、なんて思ってしまいました。 だからやっぱり、チャニョクはシンジャにバラを贈ってきっと二人で幸せになっただろうし、ヒョギョンにはソクチンが合っているんだと思う、そんな風に私には思えました。 ひとまず最後まで見終えたけど、現在進行中の「BS版」もまだあります。レビューの方はこちらを見ながらやっていって、自分なりにもう少し深く物語を見ていきたいと思います。今夜もBS初恋の日ですが、寝不足のため見れるか心配・・・早めに録画予約をしておかなくては・・・ <お願い> この日記のコメントは、初恋のネタバレOKの方のみお願いします。今日は、もうひとつ日記をUPしますから、ネタバレが困る方は、そちらにコメントをお願いいたします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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