テーマ:今日のワイン(6039)
カテゴリ:Degustation
分は基本凡庸な作り手の優れたクリマよりも秀逸な作り手の下位のクリマの方が楽しめる。凡庸な演奏家の大曲よりも優れた弾き手の小品の方が深遠かつ心踊らされる楽しさを感じられるからだ。 でもまあこう言うワインを飲むとやはりブルゴーニュのクリマは作品なのだと再認識してしまう。Gramontもこのドメーヌもそれほど優秀ではないのだが両ドメーヌともにこのクリマだけはやっぱり別次元のエレガントさを感じる。決して大輪の花ではないが華奢中にも知性、品性を感じスタイリッシュにまとまっている。フィニッシュも良い。中盤で少しintermezzoのようにトーンダウンするがその後香り果実が沸々と湧き上がり最後まで昇り調子だった。 このドメーヌはBouchard時代のLa Romaneeも作っているが多分そっちは結構抽出が強くこちらの方がバランス良いのではと思う。 ただこう言う大作を飲んでしまうと自分はやはり圧倒され何と無く場違い感に囚われる。 ま、出自がそれほど良くない自分は垢抜けないクリマがほっこり感じてちょうど良いような気がする。 美人のヨメを持つと落ち着かない感じかな。ヨメにはMoreyが良いかな。それかやっぱりVolnay辺りが良いかな。適度に可愛くちょっと田舎っぽくて。ただ熟成にはあまり向かないかも。 ん、何の話だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023/10/30 04:54:10 PM
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