コスタリカの曇り空。
コスタリカに行った12月の初旬は、ちょうど雨季から乾季への移り変わりの時期。なので雲の多い日が目立ちました。すっきりした快晴をどうしても望んでしまいますが、曇空の日もまたよし、です。照りつけるような太陽の光と比べて、雲の合間から差し込んでくる陽射しには、どことなく“ありがたみ”を感じれるので。そうそう、コスタリカの曇り空のおかげで、僕はこの世の中に存在してた美しさをひとつ発見することが出来たのです。それは、夕焼けが照らす雲。どちらかだけでは決して表しきれないコラボレートな美しさ。夕焼けの鮮やかな色は、雲に映されてさらに際立ち、雲の柔らかな形は、夕焼けに照らされてさらに際立つ。容姿や性格の違うあの人とも、そんな夕焼けと雲のような関係になっていきたいです。