教師に見えない教師!?
今日の沖縄は妙な天気でした。朝方まですごい雨が降っていましたが、朝は湿度が90%。大学にいったら、廊下と壁がべちゃべちゃ。「壁から雨が降る」という感じです。蒸し暑いのだけど、部屋の中にはいると妙に肌寒くって、いや~な感じでした。そのせいというわけではないけど、今日は、板書のスペルミスがたくさんあって、後期から聴講しているドイツ人のカトリンが「先生、違っているんですけど…」を連発。ちょっと凹んでます。ところで、年明け早々から原稿を書いていたのですが、100字でプロフィールを書くようにと言われ、さんざん悩みました。書いて出したものは編集者に却下され、う~んと唸っていたら、「こんなのはどう?」テレーズさんって本当に大学の先生?って、この頃良く聞かれますこの後に、大人の学ぶ場を作っている等々続くのですが、やられた!と思いました。その通りなんですね(笑)授業の後、残って話をしていた医学部のRくんにこの話をしたら、「本当ですよ。」と言います。「先生は、小学校の先生みたい」「そうかぁ」他の先生は、レポートを出す時間が遅れただけで、雷が落ちたりします。とのことでした。テレーズはあまり怒らない教師です。なぜ怒らないか。大事にしていることが、とても少ないから。レポートの提出が遅れることや、遅刻はあまり、たいしたことではないと思っています。授業中の睡眠もね。だけど、最初の時間に、せっかく授業に来ているから起こしますよと明言してますから、後ろから、ワッといって背中を押して起こします。別にねていても私は困らない。遅刻しても困らない。困るのは勉強している本人のはずですから。大事なことは、フランス語を学んでもらうこと、それだけ。大学生たちを社会人として立派に育てたいと思って、遅刻に厳しい先生もいるでしょう。厳しくされれば、それだけ自分の身になることもあるからね。優しい先生が良いとは限りません。ただ、遅刻をしたくないと本人が思っていて、どうしようもないとき、ペナルティーをかけることはあります。私に自分の意志が弱いと相談に来たYくんはそうやって、一回遅刻ごとに課題が増えることになっているので、最近はちゃんと来ています。こんな関わり方が、やっぱり変な教師かも知れないと思います。