Sleeping Cat

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  ヒッチコック「めまい」

  　昨日は暑い一日だった。やっとのことでサスケを捕まえキャリーに入れて病院に行こうとしたら・・・。休みだった。先生が一人やめて変更していた。　長男に買い物に付き合ってもらって　あまりにも暑いのでアイス！　昨日はちょうどアイスの日でした。　次男は　もう人が寝ようとする時刻になってとっくに締め切りを過ぎている書類を書いてくれという。（一人暮らしをしている同級生も多いというのに・・・）　わたしの分を書くだけ書いたが、次男のもチェックしてくれというので待っている間たまっていたＨＤＤを整理していた。　ヒッチコック劇場を見ながら関係ない部分を消してＤＶＤにしたら　次男が「この人　どこかで見たことがある」（こらこら　はよ書きなさい）　自分の監督作品に出ていて有名じゃない、「サイコ」とか「鳥」とか。次男「あ～あの！わかった！」　ヒッチコック劇場放送も嬉しい。チャチャチャチャンチャチャン♪の有名な音楽、熊倉一雄さんの声もあっている。　ユニバーサルスタジオジャパンに「ヒッチコック劇場」がないのは知っていたけど、フロリダのユニバーサルスタジオのもなくなってしまったようだ。好きだったのに・・・。亡くなってから２７年もたつのだからしょうがないかな。　ヒッチコックの作品はほとんど見ていると思うが一番すきなのは「めまい」（好きじゃないのは「ロープ」後味が悪い）　１０何年前に　サンフランシスコを訪問した際、「めまい」のロケ地を探してみた。　有名なゴールデンゲートブリッジを　市街の方から渡ってすぐあたりが　キム・ノバァクが飛び込んだシーンではないかと　車を止めてもらったが　何のしるしもなかった。　塔がある寺院らしきところも通ったのだが反対車線で　先を急いでいたこともあって　あ～ここ！と思って　終わり。　キム・ノバァクが映画で着ていた　黒いドレスによく似た　ドレスを見かけ　購入したものの、彼女とわたしでは　いかんせん・・・。結局一度も外に着て行くことはなく　ガレージセールに出してしまった。　全米で　ロケ回数が一番多いと言う都市サンフランシスコ。また　行ってみたいな～。　

  2007年05月10日

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  理想の女（ひと）

  　ケーブルテレビで放送されていたので　今まで見入ってしまった。ヘレン・ハントは大好きな女優の一人。地に足がしっかりついた女性というイメージで憧れの人です。　しかし、冒頭からいつもの彼女とは正反対のイメージで出現。　でもやりすぎない味のある演技に　最後はほろりとさせられました。　今や大スターの一人のスカーレット・ヨハンソン。初々しさと危さと。　（「アメリカン・ラプソディ」ではナスターシャ・キンスキーの娘役で　むずかしい役どころを熱演していました）　またまた彼女のための映画といっていい「真珠の耳飾りの少女」でヨハンソンをくどく悪役を演じたトム・ウィルキンソンは今回は粋な役回り。　ウィンダミア？という役名はどこかで？と思っていたらやはりオスカー・ワイルドの「ウィンダミア婦人の扇子」が原作でした。　ワイルドの小説はほとんど読んだつもりだったけど、「サロメ」しか手元になく、記憶にありません・・・。　買い物に行くつもりがこんな時間になってしまい今日の夕食は冷蔵庫にあるもので　適当に（いつものことだけど）　　

  2007年05月06日

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  フラガール

  　今日は友人と映画を見に行ってきました。　隣駅近くにある、個人で無料の古い映画を見せてくださるところなのですが「フラガール」を上映すると言うので、多分駐車場もないと思い、２０分ほど　込んだ道路を横目で見ながら　歩いて行きました。　彼女もやはり同じ年頃のお子さんが３人いるので「子供たちが小さい時は　連休、特に子供の日はどこかに連れていかなきゃと　出掛けて　親子でぐったりしたもの」などとおしゃべりしながら・・・。　今は子供たちは　てんでに予定で忙しく、食事もばらばら。　上映場所はこじんまりしたお部屋で　やはりプロジェクターを使っての上映。　　最初は１９４1年のアメリカ映画「桃色の店」この映画はメグ・ライアン、トム・ハンクスの「ユー　ゴット　メール」の元になった映画で　実はビデオを持っているのです。　主演はジェームス・スチュワート。母がスチュワート、ペック、クーパーのファンだったので小さい時から　おなじみでした。（会社に入って　年配の方と古い映画の話をすると「あなた　幾つよ？」と聞かれたものです。）　ジミー・スチュワートの若い頃って誰かに似ている・・・。９４年のリレハンメルオリンピックで金メダルを取ったアレクセイ・ウルマノフにちょっと似ているような・・・。ちょいたれ目のところとか。　　次は待望の「フラガール」実話を基にしたそうですが　笑い、涙と　さわやかな感動。　特に印象に残ったのは　菅井優が　フラダンスをやるのを藤純子ふんする母親に反対され「わたしは夢を追ってはいけないの？」　最近　娘の進学問題で同じ言葉を言われたのです。最初は反対していた母親も　娘の努力など真剣な様子に心動かされたのでしょう。炭鉱の人々に「わたしは身を粉に、真っ黒になって炭鉱で働いてきた。それが働くことだと思っていた。だけど、夢を見せることを職業にしてもいいんじゃないか？」（ちょっと裏覚えです）と周りを説得。　夢を見るということは簡単なことですが　それを実現するのは様々な犠牲と努力、また才能も付随してくるのですが・・・。　それにしても　たくさんの映画のＤＶＤ、ビデオをお持ちでそれらをこうして無料で　見せてくださる。本当に純粋に映画がお好きな方なんですね。　もっと前から行けばよかった。　

  2007年05月05日

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  ミシェル・ルグラン「シェルブールの雨傘」

  　昨日の徹子の部屋にミシェル・ルグランが出ていた。　先月　WOWOWで大好きな「シェルブールの雨傘」「ロバと王女」（これは以前見たくても時間がなくてパンフだけ買ってあった）を見たばかり。　「シェルブールの雨傘」はリバイバルで映画館でも見て大好きな映画。　次男と娘も　わたしが見ていたら　最初から見たいと言い冒頭の　有名な石畳に雨が降り　色とりどりの傘が行きかうシーンからまた見始めた。　もう４０年以上前の映画なんだけどと言うと子供たちも驚いていた。　色彩感覚（壁紙とドレスが同じ模様だったり）、音楽、戦争に引き裂かれた若い恋人たち。今見ても新鮮だし、ドヌーブもとても美しい。（今年のオスカー授賞式で渡辺謙さんがエスコートしていたのも見せたが　まだ大女優の貫禄あり）　作曲のミシェル・ルグランはこの映画の裏話もしてくれて　面白かった。　全編　せりふが音楽というこの映画の企画に最初誰も出資してくれなかったそうだ。　成功を危惧されたが　みごとカンヌ映画祭でグランプリ受賞大ヒットになった。　森山良子さんがカーネギーホールで　彼とこの主題歌を唄った映像もテレビで放送してくれて　嬉しかった。（最近知ったが「シェルブールの雨傘」の前編というような映画があったらしい。ジュヌビエーブと結婚したガストンが「以前ローラという女性とつきあっていて」というせりふがあったが　このガストン役の俳優が出た「ローラ」という映画もミュージカルではないけど、あったとか。見てみたい・・・）

  2007年03月15日

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• アカデミー賞授賞式

  　ヘレン・ミレンが主演を取ったから　ピーター・オトゥールが取れると思ったのになあ・。　スコセッシは嬉しかったでしょう。「ギャング・オブ・ニューヨーク」で取れなかったときにがっかりした顔してたもの。　作品賞も意外です。（旦那は面白かったと言ってたけど、スコセッシ・レオコンビには２回がっかりしたから・・・）　またよりによって何で今日BS２で「西部戦線異状なし」をやるんでしょう？前からずっと見たかったのに・・。（原作は読んだけど）　「ドリームガールズ」もデトロイトモータウンがでてくるそうで見に行きたい。ジェニファー・ハドソンも完全にビヨンセを食ってたね。　このオスカー授賞式中　姑から２回電話、友人からも電話おでん仕掛けて　干した布団いれて・・・。　まあ、しょうがないですね。　

  2007年02月26日

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  デトロイト補修校で撮影された映画「ママが泣いた日」

  　今日はこちらの映画館が１０００円の日なので久しぶりに映画を見てきました。ケビン・コスナー主演の「守護神」。一緒に行った友人が見たいと言ったので　わたしはあまり興味がなかったのですが　なかなかいい映画でした。「タイタニック」と「パーフェクト・ストーム」と「愛と青春の旅立ち」をミックスした感じ？アシュトン・カッチャーはデミ・ムーアのだんなという知識しかなかったけど結構演技もよかったです。　　もう１本「ディパーテッド」を見る予定でしたが目がしょぼしょぼして　やめました。（昔はオールナイトで映画マラソンとか見てたけどな～）　同じくケビン・コスナー主演で　デトロイト補修校（シーホーム校）で撮影された映画も日本未公開でしたがやっとDVDが発売されました。去年帰国した友人がDVDを買って来てくれて　見てはいましたが、英語字幕のみでいまいち理解できなかったです・・・・。　

  2007年02月15日

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  「ベニスに死す」

  おととい　BSで「ベニスに死す」を放送して久しぶりに見てしまった。（DVDもあるんだけど）やっぱりいい映画ですね・・・。監督がヨーロッパ中を探しまわったというタジオ役のビョルン・アンドルセンの美少年ぶりもさすがだが　わたしはダーク・ボガードが好きだったな。(イギリスの舞台出身の声のいい人に弱い）高校生の時だろうか、ある暑い夏の日、今もあるのだろうか静岡の名画座で何回目かの　この映画を見に行ったら近くに座っていたおじさんが　いびきをかいて寝ていた。　当時はちょっと～、とか思ったけど、今ならおじさんが疲れていて営業の合間にでも涼を取りに来たのだと理解できる。　マーラーのアダージョだって　子守唄みたいに静かだし・・・（わたしも何年か前に　アメリカで「風と共に去りぬ」デジタルリマスター版を見ている時に　寝込んでしまったようで隣にいた友達がちょっと、とつついてくれなければ　そのままいびきかいていたかも　○十回は見ている映画だったし）　そういえば静岡の名画座で佳作「おもいでの夏」を見ていた時ちょうどいいときに　後ろの裏のドアがばたんと空いて　「ちかんだ！」と叫んで　もう一つのドアから二人走っていったけどあれはなんだったんでしょう・・・。（男子トイレの方から走ってきたみたいだった。）　映画館では色々なエピソードがありました・・・。

  2006年11月30日

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• 映画「フレンズ」のアニセー・アルビナが・・・・

  　しばらく体調悪くて日記を書く気力もありませんでしたが、とある場所でアニセー・アルビナが癌でこの１０月に亡くなったとありました。まだ５３歳だったんだね・・・。　「小さな恋のメロディ」のジャック・ワイルドも春に肺がんで亡くなったとか。先週も独身時代の会社の先輩のお兄さんがやはり癌で亡くなった。まだ５８歳。もう少し・・・って家族は思うよね。　昨日も知人と話をしていたら「あなたみたいな人は長生きするわよ！一病息災というじゃない」といわれました。そのとおりかもしれない。昨日も医者二つ行って　今日も午後から別の医者に行かなきゃです。明日は１日で映画が１０００円だから行きたいけど、元気が残っているかなあ。

  2006年11月30日

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• マイケル・J・フォックス

  　NHKのアクターズスタジオインタビューを見るのが好きだが　今日はマイケル・J・フォックス。タイムリー？　彼がパーキンソン病になって　人気テレビドラマの主役も降板し、自伝「ラッキーマン」を出版したが、活動が限られている。　最近アメリカの地方選のCMに彼が出演したことが物議をかもしだしているらしい。(民主党がパーキンソン病の治療に力を入れているとか）　パーキンソン病というのは病名と震えなどの症状、故キャサリン・ヘップバーンもかかっていたというぐらいしか知識がない。　だがCMでの震えが　演技とか批判されるのは心無いことだと思う。　　２００５年の録画というこのインタビューの際にも震えはあるし、途中席をはずしての投薬。「バック・ツウー・ザ・フィーチャー」シリーズの明るい演技が好きだったから　胸が痛む。「この病気は贈り物だ、生きることを教えてくれる贈り物なんだ。失ったものを見つめると持っているものに気づくそれがきっかけで　僕は幸運な立場にある。接点のある人たちを助けることができる」　彼の言葉は深く暖かく　心の底に響いた。

  2006年10月31日

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• 潮風とベーコンサンドとヘミングウェイ

  　昨夜　タイトルとそうそうたる出演者たちにひかれて何気なく見ていたら　引き込まれてしまった。　もと船乗りのリチャード・ハリス。腕白小僧がそのまま大きくなったって感じ。（とても「グラディーター」の賢皇帝と同一人物とは思えない）　真面目なロバート・デュバル。キューバってスペイン語圏なのかな？純粋ではない英語がうまいなぁ。　ごひいきシャーリー・マクレーン。ブレイク前のサンドラ・ブロックがとてもいい。（スピードは９４年、この映画は９３年製作）　年を取って、フロリダに暮らすというのはアメリカの老人たちのあこがれのような生活だろう。でもリチャード･ハリスは体よく息子にフロリダに厄介払いされたというような実態、本人は去勢を張っているが。　彼のせりふが心に残った。「孤独を望んで　それがかなったわけだ」　病気を理由にいいお母さんでも妻でもないがやはり家族がいて　子供たちが学齢期だと日常生活のわずらわしさがあり、それから開放されたいと思う。　でも実際にそれがかなったら・・・・？人間はないものねだりの生き物なのかもしれない。　「のだめ・・・・」見るの忘れてました・・・。

  2006年10月31日

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  映画の見方

  　昨夜、やっと録画していたドラマ「のだめカンタービレ」を娘と見る。原作とはまた違って面白いと思う。何がいいって、実際に音楽がバックで流れているところ。原作の音楽はほとんどＣＤとかで持っているけど、どこの部分なんだ～？と思っていたから。　前にも書いたけど、エンディングテーマの「ラプソディ　イン　ブルー」はウディ・アレンの映画「マンハッタン」の始まりで花火とともに流れたのが印象的。その話を娘にしたら「何で何回も見てない映画の部分をそんなに覚えていられるの？」と聞かれた。　昔はＤＶＤはもちろん、ビデオもなかったので映画を見るのも一期一会という気迫で見たと思う。学生時代なんて乏しいお小遣いからやりくりして映画館通いしていたし。　今は録画しておいて後で見ればいいや、というのがたまっているものね。去年は映画館でもはっと思うと寝ていたり・・・。（本当にこのエネルギーが勉強に向けられていたら・・・）

  2006年10月21日

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  山中貞夫

  　小津監督と親交のあった山中貞夫監督をネットで検索していたらこの漫画が出てきて　早速たまっていて期限の迫っていたポイントを使って注文した（本当はキャットフードかなんか買って家計の足しにすべきなんだが）　こんな漫画があったなんて全く知らなかった！同じビックコミックのオリジナルは主人がずっと買っていて「龍」には山中貞夫もちょっと出てきたような？（龍の奥さんは多分田中絹代あたりがモデルかと）　最初あの有名な長いあごをちょっと長くしすぎでは？と思ったのもつかの間、あっと言う間に読んでしまった。この続きはないのだろうか？　フィクションの部分も多いだろうが　こんなに映画に対する情熱、才能を持った人の映画が完全に残されているのは３本だけ、２９歳の若さで戦病死したのは　哀しすぎる。　生きていたらどんな作品を残しただろう・・・。黒澤、小津、溝口と並び賞賛されていたに違いない。　現存する３作品は結婚１０年目に主人に「欲しい物は？と聞かれ　当時通販でしか入手できなかった日本映画を悩みに悩み　山中貞夫の「丹下左膳余話・百万両の壷」「人情紙風船」を含む５タイトルを買ってもらった。１本９、８００円だったと記憶している。「河内山宗俊」はテレビで放送したのを録画した。　「丹下左膳・・・・」は最近リメイクされたけどあえて見なかった。古さはあるけど、カラッとした面白さ。　「人情紙風船」は梅雨時の長屋が舞台。かびのはえた畳が匂いそうというか　湿った情緒が感じられる。　　（「ラストサムライ」がニュージーランドでロケと聞き、「七人の侍」の時からロケ地に苦労した話を読み、ああ、もうそうだろうな、日本のどこに行っても電線のないところ、時代劇のロケに向いた所はないのだろうと思ったが、やはり「ラストサムライ」は日本特有の湿り気が感じられない。）　以前住んでいた市の図書館に日本映画大全みたいなのがありそこに山中監督の恋人と言われていた深水藤子さんの写真と対談が掲載されていた。結婚なさらず　やはり戦死なさったお兄さんと山中監督を毎朝拝んでいらっしゃるとか。（この漫画の後ろにも深水さんにも取材したと書かれている。）もう一度読みたいのだが　今住んでいる市の図書館は蔵書が貧弱で置いてなかった。　可憐な恋人を残し、まだまだ取りたい映画もたくさんあっただろう。彼の残した言葉、「人情紙風船が最後なら　ちとさびしい」　自分の死期を知っていたかのような言葉である。

  2006年10月02日

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  小津安二郎

  　やっとおととしＢＳで放送された小津安二郎のビデオをＤＶＤ化しだしたのだが録画してから２年もたってないのにカビがはえたり、波打っているビデオがあった。全集も出ているのも知っているけど、「東京物語」以外はそんなに見返すこともないと思うし、ＤＶＤも結構たまってしまった。　ダビングしながら見返していたら　長男が笠智衆さんのことを「この人の演技って・・・　演技しているの？」と言う。「こういうおじいちゃんはいるじゃない。お父さんのところもこんな感じじゃない？」と言ったら納得したような？　「東京物語」の内容は今見ても普遍的だし、本当は笠智衆さんはまだお若かったそうだ。　でもこの時の特集はすごかったね～。それに引き換え　今年の溝口健二特集は・・・もうちょっとやって欲しかったです・・・。

  2006年10月01日

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  華氏９１１

  　あの日から５年って早いような長いような・・・。テレビの映像は本当に衝撃的だった。現実のこととは思えなかった。　１０年前にNYに行った際、あのビルにも訪れた。国連ビルもだがセキュリティが厳しく　荷物チェックをされた記憶がある。　娘はそこで売っていたクッキーが欲しくてよく覚えていたそうだ。（アメリカによくあるとおりどぎつい色で高かったので買ってあげなかったのだ）展望台から取った写真の景色はもやは見ることができない。　マイケル・ムーア監督がこの「華氏９１１」を作ったことは勇気のいることだったろう。デビュー作「ロジャー＆ミー」「ボーリンク　フォー　コロンバイン」と題材はショッキングだが彼の演出はあくまで暖かい人柄が出ていると思う。　「華氏９１１」を家族て見た後、長男はムーアの著書も読んでいた。　しばらくしてアメリカ時代の主人の上司だった方(アメリカ人）を我が家に招待した際、ブッシュ大統領についてどう思っているか聞いてみた。（よく政治と宗教の話題はタブーと言うが）彼の答えは「戦争のおかげで持っている株があがり喜んでいる」とのこと。もちろん全てのアメリカ人の考え方ではないだろうが、ちょっとショックだった。　５年たち　救助活動をした人たち、あのビルにいて奇跡的に助かった方たちは　様々な後遺症に悩まされていると聞く。　陰謀説も流れているようだが・・・・。

  2006年09月11日

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  溝口健二　没後５０年特集

  　待ってましたよ～。溝口健二特集を。フランスやアメリカではビデオはあるのに何で日本ではなかなか見れないのか？！「残菊物語」を見たくて見たくて　でも日本にはビデオもなくてニューヨークの紀伊国屋書店で英語字幕付きのビデオを見つけた時は思わず叫んでしまった。　小津安二郎の時は全部放送したのに溝口健二の時には何で一部なの？　「雨月物語」は何回も放送しているじゃない・・・。　サイレントの「滝の白糸」なんて見たかったなあ。　　特に傑作だと思うのはこれ（もちろん溝口作品を全部見たわけではないけど）　「西鶴一代女」放送しないんですか？しくしく・・・・

  2006年08月29日

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• 今日はアカデミー賞受賞式

  いつもは家事を猛スピードでこなしかぶりつくのだが今年はどうも盛り上がらない。フィギュアのショーの余韻もあるし、入力作業もあるからだけど、ノミネートに挙がっている映画をほとんど見ていない。まだ公開されてないのもあるのだが。しかし、今年の司会も辛らつ。ここまで言ってもいいのかな。「カポーティー」と「ブローバックマウンテン」は見たいです。オードリーヘップバーン物語でカポーティも出てきたけどあんな感じでした（俳優は違うけど）その前に友達と「ナルニア国物語」も見に行こうと言ってるのだが。ずっとPCと数字をにらめっこで目が痛い！肩も頭も痛いよ～---------**********-------*********----------**********オスカー再放送見ているのですが「皇帝ペンギン」はDVDで見てたんだ。スタッフ全員ペンギンのぬいぐるみ持っててかわいい！撮影大変だったでしょうし。おめでとう！

  2006年03月06日

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  「オリバー・ツイスト」「皇帝ペンギン」

  水曜日から昨日まで静岡県を横断して浜松の専門医まで行ってきました。２日間に渡って午前８時半から検査があったので静岡の実家に泊まるつもりでしたが、１日は掛川の高校時代からの友人の家に泊めてもらいました。彼女とは食事だけでもと思っていたのですがご主人が泊まってもらえとおっしゃってくれたのでお言葉に甘えてきました。彼女の仕事（その日は講演会の講師だったとのこと）が終わるまで浜松で映画でも見てと言われ「オリバー・ツイスト」を見てきました。「ミュンヘン」しか時間があわないと思ってたら探したら病院の近くに１０００円の映画館がありました。（ほんとにPCは助かります）前作「戦場のピアニスト」は良かったけど・・・。エッチングが風景に変わるタイトル、当時の街を再現した美術、言葉なんか凝っていましたが、なんだか盛り上がらない。６８年のキャロル・リード監督のミュージカル版の方が面白かった。４０年代にデビット・リーン監督も白黒で撮ってる。ビデオがあるけど、見た記憶がない・・・・。なんでこの映画を撮ったのか？惨殺された奥さんシャロン・テートと彼女のお腹にいた生まれなかった赤ちゃんへの追悼か、なんて思ったのは考えすぎですね。鈍行で帰宅したらみーこ猫が熱烈お出迎え。ご飯が何も入ってない・・・。かわいそうに。家の中はぐちゃぐちゃはもともと、洗濯物もたまっているのはしょうがないけど、お茶碗くらい洗っておいて欲しかった・・・・。食器洗い機もあるんだから！みんな久しぶりに揃ったので次男の好きなペンギンの映画「皇帝ペンギン」を見た。よかった・・・・。うるうる・・・・。ペンギンの家族愛にも感動したけど、マイナス４０度の南極で撮影したスタッフにも脱帽（体感温度マイナス５０度経験あるけど寒いを通りこして痛い！という感じ。５分と外にいられなかった）その夜は３匹の猫がわたしの布団の上と中で寝たのでした。（肩凝りました。）友人Mさんがサスケの写真を見てくれたので最近のを。（薄荷さんのところにも貼りましたが）

  2006年02月11日

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• スーパーサイズミー

  　早いものでもう１２月。やらなければいけないことはたくさんあるのに気ばかりあせって　体が言うことを聞かない。それに色々　厄介なことばかり続いて精神的にも参って日記もなかなか記入できなかった。　今日も本当は用事があったのだが　頻脈が収まらず主人が借りてきたDVDを見てしまった。（今回レンタル料50円）うち１本は「スーパーサイズミー」監督自身が１月３食マクドナルドにあるものだけを食べるというドキュメンタリー。語り口や途中でアニメが出てきたりするところがマイケル・ムーアの作風に似ていて　長男が「マイケル・ムーアの映画？」と聞く。　ファーストフーはからだに悪いとは思ってはいたが１月食べ続けて　９キロ太り、肝臓がアルコールの過剰摂取のような状態になってしまったのは驚き！マクドナルドは帰国してから　わたしはほとんど食べてないがアメリカでは安かったこともありよく食べた。　カルチャーショックだったのは　マクドナルドに７０代くらいのおじいさんたちが　何人かで食べていた時。日本だったら多分おそばやさんとか和食のお店に行くような年齢の方たちだったが　小さいときから食べつけてきたということなのか。　　また子供たちにもファーストフードはよくないと映画でも言ってたがアメリカの小学校では図書室に決められた日までに本を返却するとマクドナルドのアイスクリームの只券が、また近くのスーパーと提携して今週の学校の顔というような生徒に推薦されると、そのスーパーに写真が出て　ピザの券をもらったりもした。なにより学校のランチがピザやハンバーガー、タコスなどのファーストフード。野菜を取り入れるようにすると手紙が来たが　それからもメニューは野菜と言ってもサラダもつかず、缶詰のミックスフルーツくらい。　日本の給食は色々栄養バランスを考えてあって　わたしたちの学校時代よりおいしくなって　家の子供たちも喜んでいた。　（高校になりお弁当を作らなければならなくなったが　もっと肉を入れてと息子たちは言う。必ず、緑の野菜や赤い野菜などを入れるようにはしているが体調が悪いとお弁当も作れなくなる・・・・。）　あと思い出したのは　知人が１歳児検診に行って　総合ビタミン剤を飲ませなさいと言われたこと。こんな食生活ならビタミン剤も必要かもしれないが、何か違うと考えされられた映画だった。　　

  2005年12月03日

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• フライト・オブ・フェニックス

  　だんなが借りてきたＤＶＤ。１９６５年の「飛べ！フェニックス」のリメイク。これは結構面白かった。デニス・クエイド、ミランダ・オットー主演。　佐藤ママさんも書いてくださったが　フィギュアも結構映画音楽が使われてる。ヤグディンは「アラビアのロレンス」「グラディエーター」「仮面の男」を使ってた。どの映画も好きだが　特に「アラビアのロレンス」はマイ・ベスト・ムービー。　　小さい時に家の前に２番館の映画館の看板があったので　招待券があり両親共に働いていておばあちゃん子だったわたしの　おむつが取れるか　取れないかの年に　祖母がその映画館によく連れて行ってくれた。邦画中心だったと思う。フランキー堺や加藤大介の顔がスクリーンに、映写機の光が映画館の中のほこりをきらきらと　映し出していたのをよく覚えている。　両親も戦後の娯楽が他になかったこともあって　大の映画好きでディズニーの映画が来ると　必ず連れて行ってくれた。（いくら当時は安かったとはいえ、日本の映画館で３人の子供を映画に連れて行くのは　結構大変だったのかもしれない。我が家の場合は子供たちが小さい時はアメリカにいたので　安くて　よく行けたけど）　　中学３年の時に「アラビアのロレンス」がリバイバルされ　父に連れて行ってもらった。フレディＡヤングの映像の美しさ、モーリス・ジャールの音楽の素晴らしさ。ピーター・オトゥールの演技。デビット・リーンの映画はまるで絵葉書だと言う人もいるが彼の演出は圧巻で　ただの映画好きの少女を　映画狂に変えてしまった。（１回見ただけでは　複雑な中東情勢、屈折したロレンスの性格など把握できず、母が実家に帰っていて家計をまかされたのを　いいことに１週間　毎日映画館に通ってしまった）前置きが長くなったが　ロレンス以降　砂漠を見ると　興奮してしまう。「フライト・オブ・フェニックス」も砂漠が舞台なので　評価が高くなったかも。　今だんなは前に録画した「オーシャン・オブ・ザ・ファイヤー」を見ている。これは以前映画館で見た。やはり砂漠シーンが多くヴィーゴ・モーテンセンがいい。ロレンスに出たオマー・シャリフも。午後は　買い物、隣の市のハイキング・コースの山に行ったらいつもたくさんいる猫たち、鶏のほかに　猪もいた！まだ　生後半年くらいの可愛い猫が　どうもおなかが大きくてしきりに甘えてきて　後ろ髪を惹かれる思い。だんなは猫があまり好きではないので　今３匹いるだけでもかなりの譲歩なので　これ以上は飼えない。「動物にえさをあげないで」の看板があるが　それより前に「捨てないで！」の方が先では？本当は　来週　壊れたベット（通販で買ったのが不良品だった模様）を交換してくれるとのことで　身長がのびた次男のベットを　買い代え（楽天の　http://www.rakuten.co.jp/art-corp/）色々　いらない物を　捨てて　家具を大移動する予定だったが、ついレンタルしてきたら　見たくなるのが人情。とりあえず　大きな袋　一つ分に　いらないぬいぐるみや食器などを詰めリサイクル・ショップに持っていった。お金にはならなかったが捨てるのは　どうもできないたちなので・・・・。

  2005年10月30日

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• 「キャスティング・ディレクター」（レンタルＤＶＤ）

  本当は映画と本は別のプログにしようかと思ったけど一緒にしちゃいます。だんながゲオでレンタルＤＶＤが半額だから借りてきたけどはっきり言ってあんまり・・・・。せっかくキャスティングはいいのに。（ケビン・スペーシー、ショーン・ペン、アナ・パキン、メグ・ライアン）これで今年見た映画は１４３本目。

  2005年10月29日

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