[美術]の記事一覧 | Sleeping Cat

１１月２４日　佐野美術館

　朝食はバイキングでデザートにケーキもありました。（しっかり食べてしまった・・・・）　今日の予定は駿河平のクレマチスの丘に行きたいとの声があったけど、今はクレマチスの季節ではないし、水曜日は休みでした。　ちょうど三島の佐野美術館で山口安次郎作　能装束遺作展をやっていたのでそれを提案。　地元のわたしは市内循環１００円バスで行こうと言ったのですが、北口から南口まで歩くのが嫌だという人がいたので北口からタクシーで。　市街に「三島にもマンションがあるのね」そりゃありますよ。東京から通勤可能なので人口は増えているみたい。街中はぱっとしないけど・・。　山口安次郎作　能装束遺作展は素晴らしかったです！佐野美術館は建物は古いし館内も広くはないけどた良い展示をしてくれるのです。市の広報に年に一回４枚の無料券が入るのでたまに行きます。自転車でもいける距離だし。　　佐野美術館の庭を通って昼食はそこのレストランで。限定２０食の山口安次郎風メニューが２食あったので友人二人はそれをわたしは海鮮丼。結構ボリュームがあったのに食べてしまう自分の胃が怖い・・・。　レストランからお庭が見える。　おいしかったです、海鮮丼。　わたしはここからは自宅の方がが近いので皆さんと別れて１００円バスに乗ろうとしたらタッチの差で乗れませんでした。　楽しかった、しかしよくおしゃべりしました。また温泉に行こうよと話はあるけど、来年は世界選手権に行きたいし、フィリピンにも行かなければならないのでちょっと無理かな～。

パウル・クレー東洋への夢（静岡県立美術館）

　　県立美術館で開催されているパウル・クレー東洋への夢展に行ってきた。学生の時から大好きで時間があるときは図書館に行って画集を眺めていた（学生に手の届く値段ではなかった）　彼の初期からのデッサン、絵、漫画など次系を追って展示されている。特に初期に日本の浮世絵特に北斎の絵に影響を受けて書かれた作品、またその元の北斎の作品も紹介されていて素晴らしい試みである。　最初は線ありき。色はない。　そしてチュニジア旅行から>鮮やかな色が構成されていく。　ナチの台頭で育ったドイツの美術学校の教授の地位を剥奪され退廃芸術家として作品を没収されてしまう。　生まれ故郷であるスイスに亡命。しかし難病が彼をおそう。　最後まで絵筆を降ろさなかった。　爛熟期の作品も圧巻なのだが余命が少なくなってからの作品は余分なものをそぎ落としちょっと見は幼児の絵のようだ。（有名な天使だが）　ご両親が音楽家だからクレー自身もヴァイオリンと絵のどちらかを取るか悩んだそうだが、難病にかからなかったらコクトーのように映像や舞台芸術にも才能を発揮できたかもしれない。一番好きな絵の絵葉書がなかった。ポスターでも欲しかった。http://www.spmoa.shizuoka.shizuoka.jp/japanese/amaryllis/no_94/03.php一昨日なんだかんだで寝たのは一時、朝の５時に臨海学校のつきそいのバイトに行く次男に起こされた・・・。喉が痛い～。一緒に行った旧友は県立美術館の隣の大学に通っていたのでなじみがあり帰りは歩くよ！とすたすたと。わたしより元気だわ～。彼女がお母様と待ち合わせていて時間に制限があったのでもう一度行きたいな～と考えている。（８月から大学生、小学２年生以下のお子さん連れの付き添いの親も無料になるそうだ）娘も絶対行くと言っていたから無料になるのは嬉しいだろうな。わたしも一緒に行きたいところだけど、なぜだかわたしと娘が出かけると雨が降るんだよね。（いつかなんか大雨で電車も止まってしまった）クレーの日記読みたい（昔途中まで読んで今の図書館にはなかった）けど高いな・・・。クレーの日記

ポーラ美術館

　九州中国地方の豪雨お見舞い申し上げます。観測史上最高の水位だそうで自然の恐ろしさにおののくばかりです。今日はたいそう暑くて溶けてラードになりそう。開けた窓、猫ズが脱走しないように色々前に物を置いても脱走しました。暑いのですぐ帰ってきましたけど。みんなシャワーです。なのでまたタオルなど洗濯機を回しています、今日４回目。一昨日は箱根のポーラ美術館に行ってきました。お天気があまりよくないので込んでいるほどではなく近くで見たり離れて見たり堪能しました。http://www.polamuseum.or.jp/exhibition/01_01.htmlでも道が悪いし、天気が変動したせいか帰路から頭痛がひどく昨日はぐったり。来週は静岡でパウル・クレー展に行く予定。楽しみだけどあまり暑くないといいな・・・。

「富士を旅する（浮世絵を中心に）」展に行ってきた

　佐野美術館に行ってきた。（毎年市の広報に無料券が添付されている）北斎、広重などの浮世絵も面白かったけど富士山の形の手塩皿、刀のつばにも富士山が彫られていたりよくも集めたものだ。極めつけは富士山の形をした大きな陶器。このような物をどこに置いていたのだろう？綺麗だったから庭ではなさそう。富士山の見えるところで生まれ育ちあるのが当たり前のような存在の富士山。静岡市側からと東部から見た場合、形が少し違う。静岡市側からだと右に宝永山（ほうえいざん）が見えるが東部からだと形がシルエットになってない。静岡市側から見た富士山http://goodnews-japan.net/news/cop10/2009/01/03/518我が家のお水は夏も冷たくておいしい。湧き水をそのまま田んぼに回せないので温めておく温水地という人口湖もあるくらい。（周りは良い散歩コースになっている）ここからも晴れた日は綺麗な富士山が見える。http://office-k.ddo.jp/nakazato_onsui.htm「富士には月見草がよく似合う」と言ったのは太宰治だが、彼は三島に滞在したことがあるそうだ。１１月に「太宰治の三島での作家活動について」の公演があるから行きたい、無料だし。