Cosi Piano Piano

エミリア・ロマーニャのIGT、生産者はカステッルッチォ。
奇数月は、隔月刊の雑誌の仕事が入るので、忙しいなぁ。ゆっくり飲む時間も無いので、更新するどころじゃないですが...でも、普段と変わらずの量は...飲んでいます（笑）。
来週の月曜に、久しぶりに、持ち込みでワイン会やります...と言っても今月も、T氏と2人だけです。なかなか、みんなのスケジュールが合わないです。残念。
で、持ち込むワインを物色していたら、出てきたのがコレ。ヴィットリオ・フィオーレがエミリア・ロマーニャで造ってるカベルネ・ソーヴィニョンとサンジョヴェーゼのブレンド。大きな期待も無く開けたんですが...これ、旨いです。インクや鉛筆っぽい香りがカベルネだなぁ...と思って、飲むとサンジョヴェーゼ。やや透明感に欠ける、紫の入ったガーネットは、見た目で濃い印象ですが、口に含むとサラリとしてます。まさにシルクのような滑らかさなわけですが、びっしりと目の詰まった構造は、薄い皮膚の下に引き締まった筋肉の「うねり」感じさせるサラブレッドの跳躍のようでに力強いです。
流行のエレガントなブルネッロに似ている気がします。大樽を使った...サリクッティとかヴァルディカヴァとか。このマッシコーネ自体はバリックを使っているようですが、樽は熟成の「手段」であって「目的」でないワケで、完璧に、きれいに溶け込んで、葡萄の仕事の邪魔をしていません。これは美味しいです。
もう、売ってないかな～。2001も持ってますが、こっちはもう少し先にとって置きたいです。

昨日は、ひとりで昼ご飯でした。「セダーノ・ヴェルデ（グリーン・セロリですね）」が大量に届いたので、娘のお弁当に使った残りの「塩しゃけ」とタコとゴーヤのマリネの残りものの「タコ」とブラックオリーブと一緒にスパゲッティです。パスタはディチェコのフェデリーニ。
ヴィットリオ・フィオーレと言えば、今、このオリーブ・オイルを使ってます。ポッジョ・スカレッティ。イタリアワイン好きには、このエティケッタは嬉しいですね。美味しいですよ。

イル・コルト　エクストラヴァージン　オリーヴ・オイル　［2005］ スカレッティ