Cosi Piano Piano

[トスカーナ] カテゴリの記事

全120件 (120件中 51-100件目)

< 1 2 3 >

• 

  マエストロ ラロ 1999

  トスカーナのIGT、生産者は、ファットリア・フェルシーナです。開けたてより、逆に、閉まってきました。柔らかい印象は、見せかけで、とんでもない深淵を懐に抱えたワインかも知れません。タンニンは、樽の生っぽさも含め、きっちりと守りを固めてます。グラスに30分ぐらい放っておくと、インクや薫製、甘いタンニンなど、らしさを感じさせてくれます。北のカベルネでは、こうは行かないでしょう。紛れもない、トスカーナのワイン。美味しいです。

  2006.03.25

  コメント(8)

• ペルブルーノ2003

  　トスカーナのIGT、生産者は、イ・ジュスティ・エ・ザンツァです。ペルカルロ、ペルクリスティナに続くか！新発売の「ペル系」ワイン。11290715さん家で「イル・ソーレ」に決定したシラーです。「イル・ソーレ」に選ばれただけあって旨いです（笑）。でも、この感じは飲んだことがあるぞ～...と思っていたら、思い出しました。ベルコーレです。なんかそっくりですね～。　この場合「テローワールを感じる」なのか「カンティナのワイン作りに関する方向性を感じる」なのかわかりませんが...いずれにしろ、嫌味のない、ふくよかな果実味たっぷりで、幸せな気分を満喫できます。バラの花束を抱えて、ブルーベリーのタルトを頬張り、ビターチョコレートもひとつまみ。美味しいです。実は、今日で2日目です。初日のほうが、断然美味しかったです。果実のパワーがすでに落ち気味で、この辺が、値段相応と言う感じ。飲み頃は、あと一年ぐらい置いてからだと思いますが、それからは、早そうです。しかも、抜栓直後からが美味しいワインだと思います。Perbruno 2003 I Giusuti & Zanza

  2006.03.24

  コメント(8)

• ブルネッロ ディ モンタルチーノ アルテロ 1997

  　トスカーナのDOCG、生産者はポッジョ・アンティコです。わけあって、ブルネッロが飲みたいと、少し前から思っていたので、開けました（笑）。出来ればトラディショナルな造り手で...。　昼に抜栓、いきなり、いい感じでした。グラスに一杯だけのつもりが、2杯も飲んじゃった。で、今は...閉じている............。　コルクで栓をして、常温で半日。栓をしたコルクを引き抜いた時は、とっても良い香りがしたのですが...。いずれにしろ、まだ仕事しなくちゃいけないので、あとで、サッカーでも見ながら飲むことにします。Brunello di Montalcino altero 1997 Poggio Antico

  2006.03.09

  コメント(4)

• トッリォーネ 2001

  　トスカーナのIGT、生産者はペトローロです。昨日の日記を今頃更新です。夕べは、娘と一緒にシンデレラの戴冠式に出席して、帰宅したのは9時過ぎでした。クタクタでしたが、アルコール抜きの式でしたので、何か飲みたくて、持ち帰りの「握り」と一緒にサッサイア2004を少々、その後、このトッリォーネを開けました。　冗談はさておき、娘の、ディズニーランド・デビューは無事に終了。予想通り（？）イッツァ・スモール・ワールドがいたく気に入った様子。8回乗りました...。「ねぇ、あの可愛いお人形のボートに、も～一回乗ろうよ～」　サンジョヴェーゼとメルローのブレンド。久しぶりに飲みました。2001は初めてです。すっごく美味しいワインだと、ず～っと思ってるんですが...。ちょっと物足りない。アルコールの揮発するスピード感というか、アルコールに溶け込んだ揮発物質があふれ出す密度感がイマイチ足りないのか...。まあ、2001ですから、時間が必要なのでしょう。しかも、この固さは長所ととらえたいですしね。事実、美味しいです。　ちなみに、物足りなさの原因は、レ・バローンコレ2002にあるみたい。あっちは、アルコール度数表示が14.5度未満になってます。なるほど、強烈でした～。Torrione 2001 Petrolo

  2006.02.27

  コメント(4)

• キァンティ クラッシコ リゼルヴァ レ バローンコレ 2002

  　トスカーナのDOCG、生産者は、サン・ジュスト・ア・レンテンナノです。やっぱり、慎重に行動したトスカーナ2002は2003より、はるかに良いのではと感じさせる一本。だいたい、リゼルヴァの格付けで出す必要などまったく無いにもかかわらず、しっかり樽で寝かせた意味合いを感じさせる、過熟気味タプタプの果実は、ジャミーでキャンディな軽薄さを、一粒づつ排除したように、繊細で、豊潤な仕上がり。相変わらず、ナイフのように尖ったタンニンは、いつ機嫌を損ねてもおかしく無いほど、ナイーブで、直情的。　とは言え、良い年のレンテンを知る人にとっては「なんじゃこりゃ～」ていどには、果実味ムンムンです。これを美味しいと捉えるか、下品と捉えるか...だからワインは面白んですけど...僕は、オーケーです。でも、熟成したイメージより、2、3年のうちに「これは、パワフルでゴージャスな、ちょっと変わったレンテン」と言って飲むイメージが強いです。Chianti Classico Riserva Le Baroncole 2002 San Giusto a Rentennano

  2006.02.26

  コメント(4)

• モレッリーノ ディ スカンサーノ 2000

  　トスカーナのDOC、生産者は、コスタンツァ・マルファッティです。モレッリーノ・ディ・スカンサーノのテリトリオは、いわゆる、ボルゲリ、スヴェレート等の西海岸地区の南側、歴史的には、マレンマと呼ばれる海岸沿いの湿地帯から、やや内陸に入ったあたりになります。売りたいがために、インポーターや小売店は、この西海岸沿いをひとくくりにしますが、大きな間違いです。スヴェレートとスカンサーノは、実際、シエナとフィレンツェほど距離があります。スヴェレートのカンティナは海岸に近いですが、スカンサーノは山間にあります。距離だけの比較なら、むしろ、モンタルチーノの方が遙かに近いのです。やれやれ。　モレッリーノ・ディ・スカンサーノは、サンジョヴェーゼのワインです。85％以上の使用が義務づけられています。私感を言えば、キァンティ地区のサンジョヴェーゼより、酸味が低く、タンニンもこなれている印象があります。したがって、より親密で、若いうちから美味しく飲めるようです。　このワインも、サンジョヴェーゼ主体と解るのは、やや粉っぽく、ざらつくタンニンぐらいで、カベルネを多くブレンドしたワイン...たとえば、ソライアのような印象で、美味しいですが、特徴の無さが特徴のような、ピリッとしないワインです。　さっき抜いたばかりなので、もっと広がりがあるでしょう。ヴェロネッリ初登場で91ポイントを出した底力に期待です。Morellino di Scansano 2000 Costanza Malfatti

  2006.02.18

  コメント(5)

• キァンティ ルフィーナ リゼルヴァ 2001

  　いろいろと忙しなくて、思うように更新できないです。なので、これは、14日の日記。今日は17日です。その間、バルベーラも1本飲んでいるのですが、それは、機会があれば、また今度。結局、忙しくても、ワインは飲んでるなぁ。　さて、14日のワイン。トスカーナのGOCG、生産者はスパッレッティです。ルフィーナはクラッシコ地区以外で固有名を名乗れる7つの小地区のひとつ。フィレンツェの北東部、アルノ川流域の、ルフィーナを中心としたテリトリオです。　良年のリゼルヴァで、2000円以下。美味しいです。スミレ、ブルーベリーの香り。ドライフルーツ、チョコレート、ダークチェリー。樽のバニラ香と、クリーミーな柔らかさ。サンジョヴェーゼらしい固さ。ドライなタンニン。揮発する酸。開けたてから、これは...と思いましたが。この後、どんどん尻窄みの状態...というか、広がっていかないんですね。表面的な美味しさというか...奥行きや、ギュッと凝縮した旨みが全然ない。だんだん飲み飽きてしまいます。食事をしながら、そして、1850円と考えれば、美味しいのかもしれません。ただ、思い出したのは、オイルと塩と化学調味料たっぷりで味付けされた昨今の日本の外食でした。Chianti Rufina Riserva Poggio Reale 2001 Spalletti

  2006.02.14

  コメント(0)

• ピアン ディ ノヴァ 2003

  　トスカーナのIGT、生産者は、イル・ボッロです。ここのオーナーは、変わっていなければ、あのフェラガモのファミリーです。ここの一番高いやつのファーストヴィンテージを、確か持ってますが、こういう別ラインが存在するとは知りませんでした。　セパージュは、シラー75%、サンジョヴェーゼ25%。シラーに慣れていない僕は、比率以上に、サンジョヴェーゼを感じます。2003故か、多少ジャミーで、可愛い味がします。まあ、果実味を全面に押し出して「あとは樽」という、今風のワインを狙ったのでしょうが......意外に樽が上品に仕上がっちゃったぞ...妙にエレガントな仕上がり!.....造った本人達が、もしかしたら驚いているかもしれない。まさかね。なかなか良いですが、僕のストライクゾーンからは外れてます。値段もちょい高めです。

  2006.02.12

  コメント(6)

• ロッソ ディ モンタルチーノ 1996

  　トスカーナのDOC、生産者は、リヴィオ・サッセッティ。ペルティマリと言ったほうが一般的でしょうか。　1996のブルネッロは、谷間の年ですが、意外に当たりが多く、既に飲んで美味しいことも手伝って、一時期、よく飲みました。中でもアゴスティニ・ピエリが、素晴らしかったです。　このワインは、ちょっと、飲み頃を過ぎた感じ...。保存も良くなかったのかもしれません。極めて、やさしい味わい（笑）。　夕べ、深夜に、仕事が峠を越えて、飲みながら更新してたら、メンテナンスに引っかかってしまいました。仕方ないので、テレビ中継を...オリンピックが始まりましたね。　上村さん、顔つきが良いですね。表彰台に載せてあげたかったです。個人的には、里谷さんを応援していたのですが...結果は、彼女が思うような成績でなかったようです。若い頃に酒で失敗してる経験を多く持ってるCOMESTAIとしては、他人事では無いのです（笑）。　残念、と言えば、コンバインドの大斗くん（僕も、今、腰が痛いです）。ミラノに住んでいた時に、1999-2000年シーズンのワールドカップ「ヴァル・ディ・フィエンメ」大会を、応援に行ったのですが...その時の若手のホープが、いつの間にか、日本のエース。当時はまだ、荻原健司が現役でした。コンディションを、本番でピークにもっていくのは、難しいですが、それが、一流の条件ですから...頑張ってね。　ちなみに、イタリアの、クロスカントリーの会場の話ですが...。公式練習時は、もちろん、ピステ（競技場のコースですね）に入れませんが、それ以外は、一般の人も、同じコースを使えるので、ワールドカップを転戦してる連中と併走したり出来ます（笑）。日本チームは、フリーの日に、練習に現れませんでしたが...コレ、かなり気分が良いですよ。シテヒャーやマンニネンに抜かれるのって（笑）。Ross di Montalcino 1996 Livio Sassetti / Pertimali

  2006.02.11

  コメント(2)

• キァンティ クラッシコ 2002

  　トスカーナのDOC、生産者は、ピレ・エ・ラモレ・エ・ヴィスタレッニです。ラモレ・ディ・ラモレという固有名がありますが、意味不明。　税込み1780円で買いました。そんなキァンティの味がします。2002年ですが、酸やタンニンがしっかりとしてます。キァンティらしい、チャーミングな香り。今日は、かみさんが、ピッツァを焼いたんですが、ピッタリでした。食べながら、飲みたいワイン。　名門がひしめく、ガイオーレの生産者。リゼルヴァを含めて、キァンティばかり6種類も造ってます。へ～、ただ1つを除いては、大樽で仕込んでますね。いい感じ。　ただし、他の、もっと高いワインを飲みたいかと言えば...ノーですね。このキァンティは一番安いみたいですが、たぶん、一番コストパフォーマンスにすぐれ、しかも、いちばん美味しいような気がします。たぶん。Chianti Classico Lamole di Lamole 2002 Pile e Lamole e Vistarenni

  2006.02.10

  コメント(2)

• ロッソ ディ モンタルチーノ 1997

  　トスカーナのDOC、生産者はレ・キュウゼ。良い年の、ロッソですが、果実が薄く、アルコールに乏しい（表記は12.5%）、ボリューム感の少ないワインです。まあ、長く眠ってたわけですから、気長に飲もうかと思いながら、強制的に、温度を高めたりしてます。床暖房の入ってる、仕事部屋の足元で、只今調温中。ははは。少し、良くなった気がします（笑）。Rosso di Montalcino 1997 Le Chiuse

  2006.02.05

  コメント(0)

• 今日のお昼とキァンティ2003 3日目

  　もうこんな時間ですが...。今日は、昼飯は、僕が作ったので、ご報告。手前は「たらこスパゲッティ」。うちは、たらことオイルとチーズ以外入りません。奥が、手羽先のかりかり焼きと、一緒に焼いたキノコ類、ほうれん草の炒めたやつ松の実入りです。　フォントディのキァンティ2003は、三日目ですが、美味しいですよ。余計なものがそぎ落とされて、このワインの核になってる部分が出てきてるような...ここで「酸っぱ渋い水」のようにならないのは、アルコールと一緒に揮発されていかない「旨み」みたいな物を、存分に含んでいるってこと？　でしょうか。

  2006.02.05

  コメント(6)

• 2日目のフォントディ 2002と2003

  　２日目に入りました。2002を単独で飲むと、紅茶やら腐葉土やらの「葉もの発酵系」と洋なしのコンポートやカラメルといった「糖類甘焦がし系」、ちょっと獣臭も混じって複雑さが増してます。ホントに美味しいです。　ただ...2003が美味しいのですよ。真っ直ぐ高めの、見送ればボール球なんですが、面白いように、空振りがとれます。落ちる気配の無い、フレッシュな果実味と、強めの酸と、固めのタンニンと...キァンティそのものです。こっちを、飲んだ後は、2002がちょっと物足りなく感じるくらい。真っ直ぐのタイミングで待っているので、こんな変化球は、簡単にスタンドインって感じです。美味しくて、飲みやすいので、比較しながら、スイスイ飲めちゃいますねぇ。ははは。2002は、先に無くなりそう。　いずれにしても、何か食べたくなりますね...キァンティは。昼は、純和風だったので、夜は...カレーを煮てます（笑）。キァンティもいいけど、樽熟シャルドネの、ちょっと時間がたったやつでも...開けようかな。

  2006.02.04

  コメント(5)

• キァンティ クラッシコ 2002&2003 フォントディ

  　トスカーナのDOCG、生産者は、フォントディです。というわけで、イタリアの良心、フォントディのキァンティクラッシコです。2002と2003を開けました。2002は1年瓶熟の期間が多いわけですが...。色は、2003は透明感のある赤紫色、2002はそれが褐色がかってます。単純に、2002の方が濃いです。　ファーストアタックは、2003のほうがキァンティらしいスミレやブルーベリー、構造的な酸と、角のあるタンニン。2002は、柔らかくなっているとはいえ、スミレ、ブルーベリーに加え、ドライフルーツやバルサミコ、酸の立ち方は似ていますが、円やかです。　2003はタンニンが、果物の渋みであるとあきらかに感じるのに対して、2002は乾いていて、揮発酸とのバランスを保ちながら、じっくりと濃く口の中を「まったり」と、支配する、葡萄とは別の構造物という気がします。　こうして見ると、単に、一年前のワインと、一年後のワインという気がしますが（笑）、2002のドライフルーツや乾いたタンニンは、リリース当時にも特徴的でした。もっと、ミネラルを感じた記憶がありますが、ある意味2002は、今、閉じているとも考えられます。　2003は、素直にフレッシュなキァンテイですが、酸とタンニンの、十分な洗礼を受けていますので、間違いなく、美味しい未来が開けてます。　結論!! なにが結論か知りませんが、両方とも旨い！（笑）。　ただ、2002は、やはり、キァンティっぽく無いかなぁ。僕は2002のほうが好きですが、2003を飲むと、あ～、こっちだよね、キァンティは...て、思いました。

  2006.02.03

  コメント(10)

• イル カルボナイオーネ 2000

  　トスカーナのIGT、生産者は、ポデーレ・ポッジョ・スカレッティ。相変わらず、柔らかいワインです。しかも、たっぷりとしたアルコール溶け込んだ酸と果実味が天性の品の良さを奏でています。猛暑の2000年ながら、もっさりした「葡萄ジュース」にならないのは、やはり標高の高さなんでしょうね。イル・タリアートは、この畑より、もっと標高が高いそうです。　しかし、まだ、樽が一人歩きしているので、開けるのは早すぎましたね。それから、僕は、もう少し、固い芯のあるサンジョヴェーゼが好きです。　イル・カルボナイオーネが饒舌過ぎるのは、2000に限ったことでは無いですが、逆に、大柄なワインが多かった2000年にしては、スッキリまとまって感じるから、不思議です。　2003年は2000年と似たような、あるいはそれ以上に熱かったワケで、もっさりと大柄な葡萄ジュースのようなワインが多いみたいです。2002の時も感じましたが、あくまで好みの問題ですから、果実の恩恵を十二分に感じるワインが好みの人には、良いヴィンテージになるわけですね...。たぶん、イル・カルボナイオーネは、涼しい顔して、いつも通りの柔らかいワインなんでしょうね。さすが、ヴィットーリオ・フィオーレ。

  2006.02.01

  コメント(6)

• ナルド 2000

  　トスカーナのIGT、生産者はモンテペローゾです。疲れてるので、とんでもないワインを開けてしまいました。強いです。疲れた脳を直撃します。気持ちい～です。抜栓直後は、渋々でした。簡単には...心の奥にしまった果実の思いを見せてくれません。夕方ぐらいから、まとまりはじめましたが、インクのように暗い芯の部分にブラックボックスを残したままです。　

  2006.01.28

  コメント(6)

• キァンティ クラッシコ 2003 クエルチャベッラ

  　トスカーナのDOCG、生産者はクエルチャベッラ。お昼に、抜栓しました。開けたては、ロッソ・ディ・セーラと比較されたりして、ちょっと、可哀想でしたが、ようやく元気が出てきました。僕も、久しぶりに、夕方から、食事以外は、息つく暇もなく働いて、やっと、一息です。あんまり美味しくないので、グラスを少し小振りのに変えたら、良くなりました。キァンティらしいスミレの香り、ブルーベリーやダークチェリー、酸っぱくて、タンニンは固く、スパイスと樽...でも、なんだか散漫ですが、小さいグラスだと、香りや、味わいが広がり過ぎず、なんとか良いバランスを保っています。　もう少し、ビンの中が落ち着いた頃合いに、開けた方がいいのでしょう。良いヴィンテージは、いくつかキープもしている、好みのキァンティですが...2003は厳しい年だな...と再認識しました。

  2006.01.17

  コメント(4)

• ロッソ ディ セーラ 2002 2日目

  　すばらしく良くなってます。2002とは思えない、タンニンの豊満さ、しかし、昨日のような、ぎすぎすしたところは無くなり、やや鉱物系のニュアンスも、マイナスではなく、プラスの存在ではないでしょうか。まったく落ちる気配のない、果実味と、アルコールを伴って目にしみるような酸が、この、大柄なワインを「みっちり」と引き締めてます。　考えてみると、クラッシコ地区でも、最北に位置する、ヴァル・ディ・ペーザのサンジョヴェーゼは、他の地区に比べ、2002に大きな影響を受けていないのではないでしょうか。レ・コルティ、コルツァノ・エ・パテルノ、そしてこのポッジョ・ピアーノ。レ・コルティは同様に（それ以上？）苦戦を強いられている2003ヴィンテージのキァンティは、大変美味しく飲めました。コルツァノ・エ・パテルノの2002ヴィンテージは、何も飲んでいない気がしますが、ちょっと、興味が出てきました。デル・グレヴェペーザもそうですね。　それにしても、素晴らしいのは、ルカ・ダットーマ。この、ロッソ・ディ・セーラ2002という難しいワインで、極楽を見せてくれました。ただ、残念なことに、2003ヴィンテージからは、エノロゴが変わったようです。後任は、アッティリオ・パーリ（！！！！）笑いが止まりません。早く、パーリのロッソ・ディ・セーラが飲みた～い。ルカちゃん、ごめんね。あなたのロッソ・ディ・セーラは大切に保管してありますから～。

  2006.01.17

  コメント(6)

• ロッソ ディ セーラ 2002

  　トスカーナのIGT、生産者は、ポッジョ・ピアーノ。ここのキァンティ・クラッシコ2002が、この難しいヴィンテージをまったく感じさせない、すばらしい、出来であるがために、当初、瓶詰めされなかったと思われた、上級キュベのロッソ・ディ・セーラ2002ですが...やっぱり、売ってました。開けました。旨いです。開けて、すぐ旨いのは2002の性か、それとも、このワインがいつもそうなのか、解りません。初めて飲みましたから...。1997、1999、2001という、トスカーナの「ゴールデン・飛び石・ヴィンテージ」は買いそろえましたが、もったいなくて、開けてません。もっと、ストイックで、近寄りがたいワインかと思っていましたが、果実味満開で...とここまで書いて、今、飲んだら、もう、変化が...。タンニン渋々に変わってきました。2002で、これは無いよなぁ...樽をかなり、強く効かせているのでしょうか。ちょっと、小休止が得策かもね。

  2006.01.16

  コメント(8)

• ブルネッロ ディ モンタルチーノ 1999

  　トスカーナのDOCG、生産者はコッレルチェートです。ここも、エノロゴはロレンツォ・ランディです。2003のロッソ・ディ・モンタルチーノが、ワイナートで大きく取り上げられましたね。僕は2002のロッソを飲んだのですが、2002らしく、甘みが勝った味で、バランスも悪く、いただけませんでした。2003は買って、まだ飲んでませんがいかがでしょう。　そして、この、ブルネッロ1999ですが...美味しいです。流行のエレガント系ですね。濃く無いですが、味わい深く、バランスが良い。ただ、タンニンや、やや乾きめの樽など「こなれるべき要素」も多く感じられるので、今後もっと良くなる可能性も感じます。すごく美味しいかと言えば、意見がわかれそうです。もう少しアルコールが高く感じられると、僕は、文句無しに美味しい～と言えるのですが...。

  2006.01.10

  コメント(12)

• レ・クーポレ2000

  　トスカーナIGT、生産者は、テヌータ・デイ・トリノーロです。たぶん、1999ヴィンテージを飲んで「なんじゃこりゃ」と思ったワイン。なんでこのワインをトスカーナで造らなければいけないのか、まったく理解不能...しかも価格も驚くほど高い、しかも価格ほど美味しくない...。で、2000ですが...美味しいです。開けたてが、一番おいしく感じました。その後、尻窄みかと思いましたが、さっき食事時には、また華やかさが戻ったような...。　知らずに飲んだら、南の方の、ボルドーブレンドで（ネレッロ・マスカレーゼあたりが少量入ってるような）バリック熟成した、濃いタイプ。シチリアにしては、酸がしっかりしているなぁ...と言う感じ。しかし、あくまでも甘く円やかな酸で、ミルクを思わせる口当たりや、ドライフルーツやリキュール系の余韻とともに、大好きなワインとは言い難いタイプなんですね～。それにしても、変わったワインですね。決して、ボルドーワインのレプリカのような、いじけた感じはなく、トスカーナ料理にも合いそうです。　こうなると、前に飲んだレ・クーポレはなんだったのか？　ちょっと悪くなってた可能性もありますね...。じゃあ、もう一回飲んでみるかというと...その気にはならないです。

  2006.01.06

  コメント(10)

• キァンティ クラッシコ 2003

  　トスカーナのDOCG、生産者はレ・コルティ（プリンチペ・コルシーニ）です。昨日のワインをプロデュースしているのがここ。このキァンティが、彼らのワインです。そして、僕のワインもこっちですね。美味しいですよ～2003も。2002は造ったのかどうか知りませんが、飲む機会が無かったです。あとは、ず～っと、飲んでる気がしますが、安定した、美味しさと、低価格。ドン・トンマーゾと比べても、値段的にこっちを取るかも...。　ここは、他にリゼルヴァも造っているみたいなんですが、市場で見かけないんです...コルテヴェッキァという名前が付いていて、大樽で仕込んでます。このキァンティは樽は使ってません。ドン・トンマーゾはバリックですから...そのリゼルヴァが一番好みに合いそうなんだけど...。　年賀状のお返事用のを作っていたら、ちょっと可愛いので、このブログでも、新年用トップに持ってきました。イラストは、今年4歳になる娘が描きました。ママとお花を摘みに行ったところだそうです。しばらくお付き合い下さいね～。

  2006.01.05

  コメント(10)

• ビリッロ 2003

  　トスカーナのIGT、生産者はテヌータ・マルシリアーナ。キァンティ・クラッシコ地区で、有名なドン・トンマーゾなどを造っている、レ・コルティ（=プリンチペ・コルシーニ）が、マレンマ地区（サッシカイアやオルネッライアで有名なボルゲリ地区の南、ティレニア海側）で展開する事業です。エノロゴも同じくカルロ・フェリーニ。カベルネソーヴィニョンとメルローをバリック熟成...。僕の好みではないですが、値段（1480円）からすると、大変美味しいワインだと思います。　控えめ（無責任）な酸味とドライフルーツのような、完熟した果実の円やか（ややしつこい甘）さ、（やや浮ついた樽由来の）ヴァニラの風味、細やかな（優柔不断）なタンニン、バランスも悪くない（個性に欠ける）です。　サンジョヴェーゼで比較すると...モレッリーノ・ディ・スカンサーノを飲むとわかりますが、キァンティ地区と比べ、沿岸部は温暖で、酸が低く、青臭さや、固さが、軽減され、売りに出されてスグ美味しいワインと感じられます。反面、奥行きに乏しく、飲み疲れするような濃さ（甘さ）を伴っていることが多いです。　ちょうど、クーポレ・ディ・トリノーロが、こんな感じだった気がします。やはり、残念ながら、好きになれませんでしたが...。ボルドー好きな方には、イタリアには、こんな美味しいワインがありますよ～と紹介できそうです。安いです。

  2006.01.04

  コメント(4)

• マッキオーレ 2002

  　新年、あけましておめでとうございます。滞在先のホテルより新年のご挨拶です。今年も、よろしくお願いいたします。今年の1本目。トスカーナIGT、生産者は、レ・マッキオーレです。ブログを初めて間もない頃、日記に書いた気がします。これは、家から持ち込んで、部屋で飲んでます。夕飯は、かみさんの両親、姉夫婦らと和食でしたので「八海山」「〆張鶴 純」などでした（笑）。　今年も、量だけは負けないぞと、意気込んで飲んでます。どうぞ、よろしくお願いいたします。

  2006.01.01

  コメント(2)

• パレオ ロッソ 2000

  　トスカーナのDOC、ボルゲリ・スーペリオーレです。生産者はレ・マッキオーレ。カベルネ70%、フラン30%。カベルネブレンド最後のヴィンテージ。何も言うことはありません。　ワイナート27号の、チンツィア・メルリ・カンポルミさんのインタビューを読んで、心の奥の、柔らかい部分をぐわぐわと揺さぶられた気持ちになったのは、僕だけではありませんでした。　レ・マッキオーレを立ち上げたエウジュニオ・カンポルミは、僕と二つ違い。80年代の揺れ動くトスカーナのワイン造りのただ中に、もし自分もいたならなどと、考えさせる、壮絶な、2人の生きざま。　自分たち夫婦も、ここまでこれたらすごいなぁと、思いました。　彼らの戦友「ルカ・ダットーマ」も含めて、彼らに続く、血の通ったワインを作り続ける、トスカーナの開拓者たちに、最高の賛辞と尊敬を送ります。

  2005.12.26

  コメント(4)

• 

  グラッパ ディ ブルネッロ　サルヴィオーニ

  　今日のランチは、近所のイタリアンに行った話は、前の日記に書きましたが、そこで、久しぶりに、グラッパを飲みました。サルヴィオーニです。甘～い香りが...ラベルを見ているせいで、心なしかブルネッロの輪郭が見えそうです...口に含むと...う～ん、これは強いですね...香りからすると、もう少しマイルドかと思いましたが...。味わいも深いですが、僕は、もう少し、香りが...葡萄の香りがいっぱいの、アルコールのおとなしいグラッパが好みかなぁ。誤解のないように言えば、ただのアルコール臭、のど粘膜を刺すような揮発物質、無味乾燥な余韻しかもたない、そこらへんのグラッパとは一線をを画するグラッパです。[NV] Grappa di Brunello di Montalcino - Salvioniグラッパ・ディ・ブルネッロ・ディ・モンタ...

  2005.12.25

  コメント(6)

• ヴェネローゾ2000

  トスカーナIGT、生産者は、テヌータ・ディ・ギッザーノ。昨日は、娘とサンリオ・ピューロランドに遊びに行って、へとへと...早々と寝てしまいました。イルポッジョーネ1998と平行して飲んでいたのは、コレです。両方とも、3日目になりました。今は、鶏を焼きながら、飲んでます、娘は「おしゃれキャット」を鑑賞中です。　ヴェネローゾ2000、美味しいです。カベルネのワインですね、サンジョヴェーゼは中間に集中して、動物系のコクを演出してますね。思ったより、樽使いも上品です。　ブルネッロは、チョコレート、コーヒーリキュール系の焦がしたようなとろみと甘み、若さと、熟成課程の老獪さを兼ね備えた、好きな人にはたまらない、ブルネッロ。美味しいです。　今日は、バローロを、一本、抜栓済みです。　ブォン　ナターレ　ア　トゥッティ！　タンティ　アウグーリ！

  2005.12.24

  コメント(6)

• ブルネッロ ディ モンタルチーノ 1998

  　トスカーナのDOCG、生産者はイル・ポッジョーネです。1999が手に入ったので、早速、手持ちの1998を「味見」しま～す。5時過ぎに抜栓しました。タンニンが渋々ですが、ドライフルーツ（特にオレンジ）やカカオの甘い香り、そして、そのタンニンに隠された「これから出てきそうなピチピチした旨み」の要素を感じますね～。まだ時間がかかりそうですね。う～ん、もう一本、別のを、開けましょうか（笑）。今日は、珍しく、仕事が片づいてるので、ゆっくり飲めそうです。

  2005.12.22

  コメント(8)

• キァンティ モンタルバーノ 2003

  　モンタルバーノは、ワインの固有名とかでなく、キァンティ・モンタルバーノというDOCGです。キァンティ・ルフィーナとかキァンティ・コッリ・フィオレンティナとかと同じですね。クラッシコ地区以外の、地域名を名乗れるキァンティということです。生産者は、テヌータ・カンタガッロ。ここの「ジョヴェート」というサンジョヴェーゼ+シラー+メルロー（だったかな）のワインが、大好きで、ただし、なかなか小売りでは出てこないカンティナなんですが、今回は、キァンティを見つけたので、即買いです。　例年だと、木樽を使わないはずですが、2003は、一部、バリックを使ったようです。乾いた酸味と、果実は苺やダークチェリー...スパイシーさや、動物的ニュアンスは皆無ですが...これぞ、安旨サンジョヴェーゼって感じ。正直な話し、すごく美味しいとは言いませんが、口腔内で、サンジョヴェーゼをリセットしている感じ。食事との相性は、抜群だと思いますよ。　ちなみに、エノロゴはロレンツォ・ランディ。この人は、詳しく知らないのですが「これは旨い」って思って調べると、よく行き当たるんですねぇ...。トスカーナのアンブロージィニ（ここのリフレッソ・アンティコ～モンテプルチャノ100%～が旨い）やシチリアのコッタネッラ（地場品種のラルデンツァが秀逸も、メルローもシラーもカベルネも旨い～）もこの人。モンタルチーノでも何かやってるかなぁ...あとは調べないと解りませんが、とにかく、僕とワインの趣味が似ていることは、間違いないです。気になるエノロゴです。

  2005.12.21

  コメント(2)

• キァンティ クラッシコ 2003

  　フォントディの新ビンテージが出ましたので、早速、飲んでます。例年よりも、果実味が上がっている気がしますが、いつもながら、美味しいです。こうしてみると、2002はやはり、特異なヴィンテージだった気がします。のっけから、土臭さというか、下手をすると、ブルネッロっぽい感じがしましたから...。2002は、見つけたら、もっと買って置こうかな...。僕は、2002が好きですが、たぶん2003を好きな人...何人も知っている気がします（笑）。

  2005.12.20

  コメント(6)

• 

  フォルムーレ2003

  　仕事を終わらせて、こんなの、飲んでます。トスカーナのIGT、生産者は、バローネ・リカソリです。あれ、こんなワインだったけ？　キァンティ地区のサンジョヴェーゼらしく無いですねぇ～。干しぶどうみたいな、こってり感が、邪魔です。2003年も熱かったのですね。果実味がのりのりです。　夕食の（いただき物の）鴨のコンフィとは、美味しい関係が出来ましたが、やっぱり何かが違～う。1996は、こんなエティケッタでした。

  2005.12.19

  コメント(4)

• ロッソ ディ モンタルチーノ 2002

  　今日は、これ飲んでます。トスカーナDOC、生産者はイル・コッレです。一度だけ、グラスに一杯、ブラインドで出されたことがあって、見事に解りませんでした。こうして飲んでると、どう考えても、モンタルチーノなんですが...不思議ですねぇ。　2002年だけに、カンティナの配剤はしりませんが、かなりのロッソです。エレガント系のブルネッロと言われて、信じてしまうかも...。そして、2002にありがちな、酸とタンニンの極端な欠落によるバランスの悪さ、妙に人工的なキャンディのようなニュアンスは皆無です。昼に抜栓しましたが、今、とても美味しくなってます。ドライフルーツとややエッジが立ち気味のタンニンを13％とはおもえないアルコールが、柔らかく包み込んでいる感じです。このアルコールが、リキュールの後味のような、余韻をのこします。あくまでも、僕の苦手な、甘苦い感じでなく、酸っぱい余韻です。　これも、エノロゴは、アッティリオ・パーリだったんですね。ブラインドで飲んだときは、知らなくて、あまりに美味しかったので、自分でも1本買ったのですが...やはり、ストライクゾーンに投げ込んできます。これは、残して置いて、明日も飲みましょう。

  2005.12.17

  コメント(8)

• パーチナ2001　2日目

  　大きく変わることは無いですが、確実に...変わってます。土臭さや、古い木の樽、キノコ、ヨーグルトのような甘ずっぱさ等を感じます。ちょうど、熟成が少し進んだようなイメージです。果実味が落ち着いたせいでしょうか。別の意味でも美味しいです。　遅くなりましたが、今日の、昼食です。蓮根と海老のスパゲッティ。蓮根は、叩きつぶして、海老は、手でちぎって...包丁は使いませんでした。包丁が無いわけじゃ無いですよ...。

  2005.12.17

  コメント(0)

• キァンティ コッリ セネーズィ2001

  　僕の、癒し系キァンティといえば、パーチナです。僕が考える、美味しいサンジョヴェーゼが必ず持っている「これが旨いんだな成分」を全て含んでいると思われるキァンティ。ただし「驚嘆するようなアタック」も「いつまで続くのかわからないようなアフター」もありません。キァンティですから。開けたては、あれ、と思うほど、平凡なサンジョヴェーゼ。2400円ぐらいしますから、ちょっとがっかりするかも知れませんが、今の季節なら、半日ぐらいで、厚みが増して、旨みがしみ出してきます。まさにそんな感じ。色が濃いのではなく、エキス分が濃いんですね。今日は、昼に抜栓しておきました。う～、美味しい～。　ちなみに「セネーズィ」を名乗ってますが、カステルヌォーヴォ・ベラルデンガ（フェルジーナやディエヴォレと一緒）にある、れっきとした、キアンティ・クラッシコ地区のカンティナ。意味があって美味しいんです。

  2005.12.16

  コメント(4)

• ブルネッロ ディ モンタルチーノ 1998 ポデレ サリクッティ

  　ブログを始めて、3ヶ月が過ぎて、始めての「テーマに投稿」です。いままで、ちょっと遠慮しちゃってましたが、こちらの常連の11290715さん、Kaoritalyさん、Fujikomaruさんから、コメントをいただいたりして、ちょっと自信がつきました。初投稿のワインは、見栄を張って（笑）サリクッティです。　この1998のころは、まだ高かったですが、最近少し、手に入れやすくなりました。ロッソの2001しか飲んだことがありませんでしたが、ハッキリ言って（？）という印象もありました（期待しすぎもあり）。　旨いです。ブルネッロ。雑味が無く、旨みはたっぷりで、果実と酸とタンニンがバランス良くというよりも、絶妙に解け合っている感じ。ただし、伝統的な感じかというと、そうでなく、たとえば、きれいなメロディや心地よいリフを聞かせる、アコースティックなバンドというより、音が固まりで迫ってくるような、グルーブ感が伝わります。強いけれど、それだけじゃない、ストイックなギターサウンド。　エノロゴは、シロ・パチェンティやシルヴィオ・ナルディで有名な、パオロ・バガッジーニ。しかし、どちらかというとこの2つより、チャッチ・ピッコローミニ・ダラゴーナに近いでしょうか。

  2005.12.13

  コメント(6)

• 

  ルビーノ2003

  　友人から、自家製ルッコラが届きました（笑）。市販のルッコラに比べて身体能力が高そうな、アフリカ代表のようなルッコラです。普段の食べ方は、ピッツァにするか、ビステッカに大量に載せるか...なので、当然「肉」です。旨いね～...急遽決まったので、肉は、日本代表（笑）なので、完全に押されてます。薬味感覚でのっけますから、味が濃くないといけません。もう少し、ありますので、明日...今度はピッツァか？　飲んだワインです。トスカーナIGT、生産者はブリケッラ。少し前に2002を飲んで、日記に書いてます。やっぱり。別ものでした。圧倒的な果実味ながら、酸とタンニンのバランスが良く、飲み疲れませんね。ややアマローネっぽい（完熟した葡萄の糖類の強さでしょうか？）ニュアンスがあるところに、やや抵抗感がありますが...。既に飲み頃で、熟成も期待できそうですね。これが「肉」に合います（笑）。夕べの抜栓で、もう、飲みきってしまいそうです。　1129さん、どうもありがとうございました。

  2005.12.11

  コメント(4)

• イル・コルツァネッロ 2004

  　トスカーナIGT、生産者は、コルツァノ・エ・パテルノです。2004年の赤ワインは始めてです。まるで、ベリージュースですね。甘酸っぱいチェリー、それなりにタンニンも感じるのですが...やっぱりジュースです。ここの造り手は、イル・コルツァノもキァンティも好きなんですが、始めて飲んだ、このワインは、僕の好みからちょっと、外れてます...。

  2005.12.10

  コメント(4)

• サン ビアジョ 2003

  　モンタルチーノの銘醸リジーニが造る、トスカーナIGT。　夕飯には、昨日のヴェルナッチャの残りと、このサン・ビアジョ。どうやら、サンジョヴェーゼ・グロッソで、仕込んでいるみたいなのですが、何故かIGT。モンタルチーノの法定範囲外の葡萄も使っているのでしょうか。味はまさに、良くできた、ロッソ・ディ・モンタルチーノ。ややコンパクトで、タンニンが細いのが気になりますが、税込み1520円でこの味わいなら、文句無しです。開けるのが、気持ち早かったかもしれません..。　ヴェルナッチャはずいぶん良くなりました。今日は、少し温度を下げてやりましたが、香りも味わいも開いてました。まあ、そこまで...ですが。

  2005.12.08

  コメント(4)

• ヴェルナッチャ ディ サン ジミニャノ 2004

  　トスカーナのDOCG、生産者はカ・デル・ヴィスポ。超硬質のミネラルウォーターに、レモンをたっぷり搾った感じ。常温で飲み始めたのですが、円やかさは無いですねぇ、でもそれが特徴でしょうか。一部バリックを使っているらしいですが、そんな感じはないですね...それとも、まだ、変わる余地があるのでしょうか。もう少し様子を見ましょう。　夕飯時は、急にビアンコが飲みたくなって、こっちを飲みました。ロッソは、リジニのサン・ビアージョが開いてます。飲むのは、仕事が終わってから...（しくしく）。

  2005.12.07

  コメント(7)

• ブルーノ ディ ロッカ 1996 その後

  　結局、サンジョヴェーゼというよりも、カベルネソーヴィニョンのワインという感じでした。もうずいぶん飲んでないですが、ティニャネッロやソライアが、こんな感じだったかなぁ。悪くは無いけど、明確な存在理由に欠けるワイン。それとも、最近のトスカーナがやりすぎなのか？　ランチ公開第3弾は、今日は、ちょっと、忙しかったので、手抜きです。ジャガイモとゴボウはレンジでチンしました。時計回りに、ジャガイモはマスカルポーネと、豚肩肉のアッロストは作り置きをスライス、プーリアのペコリーノ、ゴボウ、ブラックオリーブ、聖護院大根の葉は、今朝、かみさんがご飯用に作り置きした「きんぴら」ですが、カヴォロネッロをくたくたにした感じで、このお皿に合います。

  2005.12.05

  コメント(5)

• キァンティ クラッシコ 2002

  　ブルーノ・ディ・ロッカは気長にやることにしたので、夕べ抜栓したポッジョピアーノのキァンティです。2001は雑誌に紹介されたのか、良く知りませんが、楽天でも飛ぶように売れていたみたいですが、2002にヴィンテージが変わって、一気にトーンダウンというか、見なくなりましたねぇ。　情報が無いので、エスプレッソの、ヴィニ・ディタリア2005で調べてみましたが...。「ポッジョピアーノも2002のヴィンテージの被害者の一つに数えられる」「ロッソ・ディ・セーラの出荷を妨げられた」「残るワインも処置の施しようが無いほどだったようだ」「それを考えるとキァンティは賞賛すべき仕上がり」というような内容の文章。あれ、ロッソ・ディ・セーラの2002って売ってたような気がする...。僕の訳はあてになりませんが、う～ん良くわからない。　ところで、肝心のキァンティですが...美味しいんです、これが。今まで飲んだ2002ヴィンテージのキァンティの中で、一番良いかも！　再び、エスプレッソ...生産本数は58000本で、これは、2001と同じ数字です。本数も、落としてないですから、やっぱり、ロッソ・ディ・セーラは作っていないのか？　どっちにしろ、ロッソ・ディ・セーラ2002は買ってみようと思います。2001の間違いでも、まあ、いいですから。　で、キァンテイですが「樽控えめ系モダン」でしょうか。飲んだことある方なら、ご存じの、濃い赤紫色やや透明感無し、お花の香り、ブルーベリー、チェリー...ここで安っぽいキャンディ的ニュアンス皆無です。樽をいい塩梅に感じます、タンニンもしっかり、なにより酸が、こんなに覇気のある酸は、2002のキァンティ地区では、始めてかもしれません...。税込み1520円と、価格は据え置き。なんで、ワイン屋さんは、2001同様に、売り込まないの...？　謎です。

  2005.12.04

  コメント(4)

• ブルーノ ディ ロッカ 1996 その後

  　開いてきました。よかった～。しかもいい感じです。最初はカベルネが出てきて、それでもまだ、もっさりとしてましたが...。いまさらながら、まだ樽がきつい感じ（笑）。とにかく、思い出したように、アルコールが、口腔内を満たして、溶け込んだ味や香りを発散しています。　もう一日、様子を見たいですが...今、飲んじゃったほうがいいかも。

  2005.12.03

  コメント(2)

• ブルーノ ディ ロッカ 1996

  　トスカーナのIGT。生産者は、ヴェッキエ・テッレ・ディ・モンティフェリ。ここの、アンフィテアトロというサンジョヴェーゼが好きなんですが、こっちは、カベルネソーヴィニョンとのブレンド。出所が怪しいので、状態に不安ありですが...どうも...いけません。閉じているのかなぁ。昨日寝る前に抜いて、さっき一度味見をしたら...変わってない...。　もう少し様子を見ましょう。

  2005.12.03

  コメント(4)

• ルビーノ2002

  　始めて飲みました。ヴァル・ディ・コリーナ・スヴェレートというトスカーナのDOCです。生産者はブリケッラ。サンジョヴェーゼにチリエジョーロが少量ブレンドされてます。やっぱり2002は、きびしいですね。ただし、大きくバランスが崩れていませんので、濃いめの食事に合わせれば、このヴィンテージに特徴的な、キャンディぽい甘さが、うそのように消えて、ふんふん、これはブルーベリー、チェリーという感じで楽しめます。　２日目の方が、予想通り、骨格も感じられて、美味しくなってました。ただし、大きくは変わらないかなぁ。　2003も購入しました。こちらは、上級ラインの葡萄が使われたそうで...厳しい作柄が続くトスカーナですが、ワインの質を落とさない努力をみなさんしていますね。そんな中で美味しいワインに出会うと、ほんとに、頭がさがる思いです。ルビーノ2003にも期待がふくらみます。

  2005.12.02

  コメント(4)

• フラッチャネッロ・デッラ・ピエヴェ2000

  　フォントディのサンジョヴェーゼ100％。トスカーナIGTです。始めて、これを飲んだときは「なんて美味しいワインなんだろ～」と思ったことを、良く覚えてます。　1990のブルネッロが市場に出たころ、本格的に飲み始めました。それ以前も飲んでましたが、不勉強で、予備知識無く飲んでいたせいか、心に残るワインはありませんでした。　やはり、品があります。フェルジーナのランチャの日記にも書きましたが、ベルナベイのサンジョヴェーゼは、力で押すのでもなく、エレガントに柔らかく仕上げる出もなく、バランスが肝心。2001が、絶賛されてますが、2000も予想より良いです。良く熟した葡萄を選別して、丁寧に造ってあります。なんというか...溶けだしたタンニンの甘さが、違います。　実は、昨日から飲み始めて、もう、空けちゃったのです。今は、アリアニコ飲んでます。固いです...。

  2005.11.28

  コメント(6)

• ブルネッロ ディ モンタルチーノ1997

  　シルビオ・ナルディのアンナータです。1997のマナキアーラは、正規の輸入はありませんでした。随分さがしましたが、海外からリスクをおかしてまで、引っぱるほどの値段でなかったので、諦めました...。　関係があるのか、無いのか、この1997アンナータは、激安でした。2980円（！）...もっと買っておけば良かったなぁ...という美味しさです。あと1本しかない！　飲み過ぎです。　まだ、抜いたばかりです。ミルキーな香りがします。香りは、もう少し時間が必要かな...。タンニンが緩みはじめて、甘さとなって、溶け込んでますね～。まだまだ、力強いです。これは、ゆっくり飲みましょう。　もう1本、何か開けないとかなぁ...。

  2005.11.16

  コメント(4)

• イル・ブル 2000 良くなって来ました

  　温度が上がったからか、少しふくよかさが増してきました。ただし、値段を考えると、まだまだかなぁ。もう、残り少ないです...。　今日、飲む予定では無かったですが、バルベーラを、開けてしまいました。詳細は明日。

  2005.11.14

  コメント(2)

• ブランカイア　イル・ブル2000

  　久しぶりに、飲みました。前に飲んだのは、確か1998とか1997とか、そんなヴィンテージだったと思いますが...。もっと値段も安かった気がします。　そんなブランカイア2000ですが「この程度のもの？」という感じです。もっと美味しいワインだったような気がするなぁ...。　酸とタンニンのバランスも良く、濃厚というのでは無いですが、エキス分がしっかり凝縮しているような塩梅ではありますが、どうも、おとなしい。う～ん、余韻が無いんですよね～、尻すぼみな感じ。強いワインと思って、夕べ抜栓したのが悪かったかなぁ（笑）。でも2000でしょ！　夕べは、明らかに、固い印象ながら、明日が楽しみだなぁという雰囲気だったのに...ちょっと、残念です。　ただ、ここの、キァンティってあんまり好きじゃなかったですねぇ。たった1度飲んで、2度と買ってませんから...。それは確か2000だったような。ワインの種類が増えたのもこのころでしょうか。何かが、変わってしまったのかなぁ。

  2005.11.14

  コメント(4)

• イ・マッシ　2日目

  　みなさん、厳しいですねぇ。まあ税込み3000円くらいするキァンティですから、美味しくないと困りますが...。僕は、イル・フトゥーロより好きなぐらいですが...。　相変わらず、さらっとしてますが、しっかりとしたワインです。塩気のあるパンに合いますね。いま、近所のパン屋の胡桃を練りこんだ田舎風のパンにリコッタを添えて食べてますが、いい感じです。　ツアーニも、2日目で、まったく落ちるそぶりは無いですね、むしろ、ビアンコ4種の複雑さがより顕著になったぐらい...複雑すぎて説明できませんが（笑）。

  2005.11.13

  コメント(5)

• キァンティ クラッシコ　イ マッシ 2000

  　ツアーニは、半分残して、明日飲みます。　赤も抜栓して置きました。今日はキァンティです。生産者は、イル・コロンバイオ ディ チェンチオ。イル・フトゥーロや、日記にも書いたモンティチェッロ2002など造ってます。　1998から、続けて飲んでいる、好きなキァンティです。　香りは...まるでブルネッロです。華やかさより先に、キノコ、腐葉土などの、土臭さに襲われます。濃い紫の色調、バリックの風味。　口に含むと一転、キァンティらしくなります。お花の香り、フルーツの旨み、プルーン、多少やぼったい酸と、重心の低いタンニン、余韻に、また、ブルネッロのような、ミネラル感、スパイス...。　「逆」の方が「うけそうです」が、それじゃあキァンティじゃ無くなってしまうか...。モンタルチーノの、パオロ・バガッジーノがエノロゴってのも、多少関係があるのかなぁ。いずれにしろ現在の、モダン・キァンティの中では、トップのクォリティだと思います。

  2005.11.12

  コメント(6)

全120件 (120件中 51-100件目)

< 1 2 3 >