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2024年01月03日
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カテゴリ:哲学研究室
時間は、感性的認識の、しかも実在するものだ。
 実在せんというあんたは、生きてないロボット。

 実在認識がなくても時間認識はありうるだろうが、それは空想になる。
 あることがなければ何もなくなるので、あくまで<実在>がモト。
 実在は理論や論理ではなく、<感性的存在>、これがつまり実在なのだ。

 これはおいらたちが共有で持っている享有の有限性、つまりねじれた認識の生の反省にすぎないのである。
 だから共有の生が、享有の実在や時間のモトだとも言える。

 ところが享有の生がないと、共有の生はありえない。
 あくまで享有がモトの、反省可能認識可能、なのである。
 反省不可能や享有の生でないものは、実在しない。
 だからモノ自体も、ない。

 物理的時間は、<客観を立てる共有の生>がもとだが、これも個体の享有がモト。
 その感性的認識の実在がモトの、<原理想定>なのだ。
 あくまで想定だから、将来いくらでも覆る。
 しかもオイラ享有の生であってはじめて、時間と空間の中に実在すると言える。
 AIになっちまえば全部仮想のモノと化して・・・時間も空間も実在しなくなる。

 そう、時間と空間は、対になった、<人の認識の>基本的な要素なのである。
 実は同じもので、感性的認識の、実在の反省要素なんだと思う。
 いわば、実在の認識のための、生の感性でできた<形式>。
 カント先生は、これのために純粋悟性概念の図式なるもの、つまりカテゴリーを考えた。
 形式なので、それ自体はまったく見えてないのである。
 またモノ自体がないので、こんなものが実在するわけではないのだ。

 カテゴリーは倫理的に働く。
 つまり享有に対しのみ権能を持つ享有のものなので、これを範疇的には利用できないのである。
 詐欺やって利用してる連中もいるが。

 それを<クラス>にして、<出来たもの>しか、共有者には見えてない。
 モトがオイラの生なので、時間も空間も、たぶん同じものだろう。
 オイラの、身体や魂の生。

 西洋では、この魂を<身体とは別の、享有のものとして考える一神教的慣習>があり。
 その慣習を守るべく<聖書や歴史観>が重視される。
 オイラたちはというと。
 <共有の生の由来として、ご先祖の神々を>考え祀る。
 伝承や有職故実は文化となるが、時にあっさり消えてしまう。
 ともに実在に関してある認識のねじれを、なんとか説明したくてそうするのだろうが。

 実在の倫理的制約がない数学では、逆に身体を客観視しして、存在という理論を建てる。
 次元の一要素として空間を、たて、横、高さ3つの次元に、時間は4つ目の次元にするへんな扱いなんだが。

 直感で空間を言うと、居場所だとかカラッポだとか、空虚な<延長の実在として>空想かつ実在認識できる。
 但し一部の西洋人には、カラッポ認識ができないようである。
 同じく直感で時間を言うと。
 出来事だとか時熟だとか、空虚な<時の間の実在として>空想かつ実在認識できる。  おいらたちの多くは、このジジュクが認識できない。

 この理由はなんだろう。
 人間の不完全さを示すものではあるんだが。





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最終更新日  2024年01月03日 11時07分19秒
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