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カテゴリ:料理
近所の友人のところに寄ったとき、たまたまうまいチヂミの作り方の話になり、だしを入れるといいからこれを試してみろと出汁袋をもらいました。
早速、今日はお好み焼きにしようと材料を購入し、件の出汁袋、全部使うと多いので、一部を直接混ぜ込んでしまえと袋を開いたら、細かい魚や昆布らしきものの粉末に加えて結構な量の見覚えのある白い人工物の結晶が入っていて、あららと思いました。 舐めてみてもやっぱりグルタミン酸ナトリウム。皆様おなじみ「味の○」の主成分です。 ともあれ、せっかくのいただきものなので、そのまま小袋の半量をお好み焼きに放り込み、おいしい昼食を済ませたところです。 神経質になりすぎて外食も他人の手料理も楽しめなくなるのは本末転倒だと思っていますが、自宅ではさほど手がかからずに排除できる合成うま味調味料や人工添加物は極力排除が方針です。 特に例えば味噌汁の場合、だし入り味噌を使ったり粉末の合成うま味調味料をいれる人も多いですが、いささか乱暴でも削り節や昆布を放り込んでそのまま具と一緒にいただくという手抜きの方を選びます。 実家でそうやって作っているから、あるいは簡単だから、という非常に安易な理由でインスタント物を使う人々は多いのですが、一度知識としてこんなものも読んでみるといいかもしれません。 私はこの手の本を高校時代に学校で読まされ、当時げげっと思いましたが、基本的に食べざるを得ないものなので、知らないよりは知っていた方がいいと思います。 安部司 「食品の裏側」 ちなみに、有名な「買ってはいけない」という本でひどく叩かれたグルタミン酸ナトリウム、実は本当に体に悪いかどうかは???のようです。 途上国の僻地まであまねく普及している味の○、現地の方々が沸かした湯にそれと少しばかりの野菜を入れたスープを常食しているのを直接目撃した身としても、この日本が開発した調味料、体に害がないなら日本人として非常に嬉しいです。 [参考] ☆喪われた化合物の名誉のために(2)~調味料~ http://www1.accsnet.ne.jp/~kentaro/yuuki/chomiryo/chomiryo.html お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.05.17 17:27:11
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