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2006.06.06
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カテゴリ:料理
実家は私の子供の頃は毎年梅酒を漬けていましたが、実家での梅酒の位置づけはアルコール飲料ではなくて、子供が腹を壊したときのための常備薬で、子供が大きくなるにつれ台所から姿を消しました。

居酒屋の飲み物メニューに当たり前に載るようになったのは、ここ15年くらいでしょうか。その頃に、私の中の梅酒の位置づけも、薬から酒に変換されたような気がします。

梅酒は結構おいしいけれど、でも市販品はどれも甘すぎませんか?


この頃スーパーに行くと、ビニールに入った青梅が目に入り、なんだかそんなことをつらつらと考える一方、何かで以前使ったホワイトリカーが封を切たまま半分以上残っていて使い道がないことを思い出しました。

好みの甘さで作れたら美味しいだろうけど、梅と氷砂糖はかなり重いので、パス、と思ったんですが、ここ数日買い物に行くと違う店なのにやっぱり青梅が置いてあって気になり、結局南高梅を1kg購入しました。

自分でやるのははじめてなのでネットで調べると、梅、ホワイトリカー、氷砂糖の分量は、1:1:1としているものから1:1.8:0.2 までと幅がある上、水に漬けたり実に楊枝を刺して穴を開けたりなど方法もかなりバリエーションがあります。

結局無難そうな線を狙い、洗って爪楊枝で小さな蔕(へた)を取り一晩水につけた後、成分比率はだいたい1:1.2:0.4に決定し、死蔵していた蓋付きのホーローの寸胴鍋に漬けました。味見ができる三ヵ月後が楽しみです。





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最終更新日  2006.06.06 13:22:51
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