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カテゴリ:料理
定番メニュー化のきっかけは、30代に入った頃、お好み焼きを美味しく作るコツが小麦粉じゃなくてキャベツ主体に作ることだと知ったことです。それまでは、水溶き小麦粉の中にキャベツが泳ぐ感じで作っていて、べちょっと重くなるから食感が悪かったようです。 料理本を見れば、やれ揚玉だ、出汁だ、山芋を入れろなどと書いてありますが、独身者にとって自宅で作るお好み焼きなんて、そもそもそれだけのために新たにいろいろ材料を買い込むようでは、冷蔵庫掃除メニューの役割を果たしません。 一方で、でもそんな面倒な手間をかけなくったって、最低限キャベツと豚肉ときのこと卵と小麦粉があれば、十二分にうまいお好み焼きになるのです。 まず材料(一人分)の分量は、目分量で申し訳ないですが、徹底的にキャベツを増やし、小麦粉(薄力粉でも中力粉でもOK)を減らした極限に近いところがこんな感じです。大玉キャベツの外側の方の葉を3~4枚千切りし、豚肉も一口大に切ります。シメジでもしいたけでもエリンギでも、冷蔵庫にきのこがあれば加えます。 別のボールで、全体がかろうじてまとまる程度の小麦粉を水と卵一個でちょっとやわらかめに溶き、ダマがなくなるまで混ぜた後、キャベツなどの具材の入ったボールに加えて全体をざっくりと混ぜ、フライパンで焼いていきます。 今回は、きのこを切らしていたので、冷凍庫にあった油揚げを刻み、にんにくもみじん切りにして加えました。適当に味がけんかしなさそうなものを、多種類入れれば入れるほど旨くなります。 うちは大きなフライパンがないので、中華鍋に一気に材料を流し込み、大きいのを一枚焼きます。何度も焼くのは面倒だし。 だいたい3cm厚位になり、中華なべでは蓋もできませんが、ごくごく弱火にして、じっくりしっかり火を通します。両面、このくらいしっかり焦げ目が付くまで気長に待てば、生焼けの悲劇は回避できます。 で、最後に鰹節をふりかけ、マヨネーズでもソースでも、お好みの味をつけます。ちなみに私の好みはマヨネーズと醤油です。 うまく作れるようになれば、外食でお好み焼きを食べるのが馬鹿らしくなるほど、簡単で便利です。いちおし。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.10.20 20:08:34
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