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カテゴリ:料理
年とともに、肉はさほど体が欲しがらなくなり、普段は菜食中心なんですが、たまにその反動か、がっつり肉を食べたくなったりします。
今回、久しぶりにその衝動に駆られたので、豚の厚切り肉を何枚かとパン粉を買い、昨日はとんかつに挑戦しました。 肉を叩いて柔らかくし、一口大に切って、小麦粉をまぶし、卵白を絡め、パン粉つけて、中華鍋にかなり少なめの油をひいて低温で揚げ、予想以上にいい出来で、昨日は肉を堪能しました。自作すれば、材料費に一人五百円もかければ、かなり贅沢に食べられます。 今回実験的にとんかつのつなぎに全卵じゃなくて卵白だけを使ってみたのですが、全く問題なく、卵白消費問題はあっさり解決。これからもこの手は使えそうです。 で、昨日のカツが残ってるので、今日はもちろんカツ丼です。 玉ねぎを炒め、卵に酒と醤油で味をつけて残りのとんかつをとじ、みつばがわりに田舎からもらってきた芹を散らしていただきました。 結構満足のいく味になったのですが、あとからカツ丼の作り方を調べたら、玉ねぎを炒めるのではなく煮汁で煮て溶き卵を落すのだそうです。 揚げ油が使い切れないし台所が汚れるので、近年までずっと、家で揚げ物はせず、外で食べる方針でした。ところが、病気で働けなくなり、収入がなくなると、そうも言っていられなくなりました。 一人暮らし歴は長いのですが、病人生活に入る前は、基本的にかなり仕事が忙しかったので、外食・コンビニ弁当の合間に適当に簡単なものを作って食べる感じでした。 療養生活に入ってからは、完全に狂ってしまった体調を元に戻すため、娯楽の少ない療養生活を少しでも楽しいものにするため、また支出を抑えるために、完全自炊生活です。 これまでと違って、時間はあっても体調が悪いときは手がかけられないし、病人なので食事のバランスは気をつけないといけないし、何より不味いと辛いので、この三年間で料理のレパートリーは劇的に増加し、我ながら多少段取りとか手際も良くなってきた気がします。 最初の頃は、何を作ってもぜんぜんうまくいかなかったものですが、懲りずに何度かトライしてみるとだんだんまともなものが作れるようになるものですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.03.23 23:18:50
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