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テーマ:今晩のおつまみ(83)
カテゴリ:料理
もともとすごく鰻が好き、というわけではないので逆に、わざわざ鰻を食べるのなら、レトルトやスーパーのパックではなくて、ちゃんと炭火でぱりっと焼いてくれる店で食べることにしてます。
まあでも近年収入のない身だし、値段的には既にスーパーのパックすら分不相応な気がする今日この頃です。昨日鰯を入手したので、今日のメニューは鰯の蒲焼に決定。 たまたま新鮮そうな鰯がひとパック6匹450円で出ており、魚を捌く練習をしたかったのと、魚柄仁之助の「元気食実践マニュアル155」という本に三日分の鰯尽くしのメニューが紹介されていて、ぜひ一度試してみたかったのです。 鰯はもちろん買ってすぐに頭を落として内臓を出し、中骨を取って手開きにして、塩を振った状態で冷蔵庫に入れてあります。 手開きは初めてで、最初の一匹は原型を留めなかったのですが、たたきにすれば無問題(笑)。6匹こなして要領は覚え、ついでに皮むきもマスターしました。 で、まずは、塩で締めた身にさっと酢をかけ、皮をはぎ、適当に切って刻んだ長ネギとあえ、しょうがをすりおろし、醤油を垂らして刺身です。 迅速な下処理のあと、塩を振って冷蔵庫でしばらく寝かすのが、美味のコツと本に書いてありましたが、たしかに生臭みもなく、非常に美味です。 これをつまみに冷酒で一杯やりつつ、残りを調理。 メインディッシュはもちろん鰯の蒲焼なので、鰯の身に小麦粉をはたき、油で炒めて焦げ色をつけ、みりんと醤油を垂らしてとろとろになるまで煮詰めます。 ご飯はそのままでは味が単調な気がしたので、ベランダ菜園から収穫した青紫蘇を刻み、金胡麻と一緒に混ぜ込んで、その上に蒲焼を載せました。煮詰めるときに、ちょっと砂糖か蜂蜜を使った方がより蒲焼っぽくなると食べてみて思いましたがまあまあの味。 付け合せに青物が食べたかったので、糠床をほじくり返したら今日に限って茄子だけ。きゅうりも入っていれば両方切るだけでよかったのに。しょうがないので、トマトときゅうりを切り、糠付けの茄子も加え、自家製フレンチドレッシングをかけてサラダに。 丼物にはやっぱりこれは欲しかったので。具は、えのきにわかめに長ネギです。 病気でいろいろできなくなったことは多いですが、病気のお陰で料理は確実に上達しました。それにしても、鰯の刺身、感動的に美味いです。 [参考図書] 「元気食実践マニュアル155」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.07.26 01:28:12
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