|
カテゴリ:料理
職場に戻って二ヶ月弱。客観的に見て、あまりまともに出勤できているとは言い難く、今もってこのまま無事続く確率は半々だと思う今日この頃ですが、弁当作りはとりあえず続いています。
体をほぐしてメンテする時間が欲しいし、昼休みが短かいので外食は厳しいし、軽い胃炎もあるので正直美味いとは言い難い社食は食欲が湧かないし、長すぎた自宅療養期間に料理の腕が若干上がったのが続いている理由ですが、加えてもう一つ、弁当箱を変えたらご飯が結構美味いのです。 そもそものきっかけは、復帰直前に入手したこの竹籠の弁当箱でした。 竹の網代編み 弁当箱 弁当箱といえばタッパやゴムパッキン付のプラスチックだと思いつつ、見た目に惹かれてでき心で購入したのですが、おにぎりを海苔でまいてそのまま入れておくといい感じに水分が抜け、ラップやアルミ箔で包んだおにぎりよりも美味いのです。 おにぎりは冷凍しておいたものを温めて詰めます。赤っぽいのは黒米入り。海苔との相性はいまいちなので、ごま塩を振って、くっつかないように硫酸紙で仕切ってます。 黒っぽいのは花豆の黒糖煮。簡単にほぐせるようジップロックに入れて塊にせず平べったくして冷凍し、凍ったまま詰めてます。花豆の上は茄子のキャビア。 でも毎日おにぎりが続くとさすがに飽きるので、次に購入したのが、近所の梱包資材屋の店頭に出ていた電子レンジOKなこんな紙のランチパック。 以前ご紹介したこの本のレシピにちょうどぴったりだし、レンジにかけて暖かいものが食べられるし、使い捨てなので食べた後荷物が軽くなります。ちなみに10枚パックで399円でしたが、楽天では大量購入しないと駄目みたいですね。一応貼っておくとリンクはこちら。私が買ったものよりも単価が安くなりますが、400枚だとほぼ毎日使っても二年分くらいでしょうか。 「5分でできるカフェべんとう 」村上祥子著 で、料理本を見つつ、オイルサーディン丼とか、塩鮭丼とか、こんな具合に楽しんでます。レシピ自体が簡単で時間がかからず美味いのですが、加えて紙箱もいい具合に蒸気が抜けてご飯が美味いです。 オイルサーディンは自家製ですが、缶詰がお手軽です。ご飯の上に玉ねぎのスライスとオイルサーディンをのせ、生姜をおろして醤油を持参すればOK。 塩鮭丼は、朝食のパンと一緒にトースターで鮭を焼くだけ。レモンを絞る代りにご飯に茗荷の梅酢漬けを混ぜ込んでいます。 小松菜やほうれん草のお浸しは、まとめて作って小分け冷凍しておき、凍ったまま詰めてOK。 竹籠はおにぎり専用だし、紙パックは丼メニュー専用なので、今度はご飯の蒸気が抜ける普通の弁当箱が欲しくなり、ついに買っちゃいました。曲げわっぱ。一番近いのがこれかな。 どうせ買うならと贅沢しました。上にリンクを張ったもの同様、国産材料で入れ子になり、ご飯を入れる部分はウレタン塗装なしなので、値段も同じくらい強烈です。国産材料と無塗装にこだわらなければ、こちらでもう少し廉価に手に入ります。 これで作った弁当はこんな感じです。 豚シャブ弁当。レタスを一枚敷いて湯通しした薄切り豚肉を載せ、生姜をすり、食べるときにしょうゆをかけます。ご飯に散らしてあるのは茗荷の梅酢漬け。ただし無塗装だと梅酢の色が弁当箱について落ちないし、ゆかりとか使ってもやっぱり色がつくので、塗装ありの方が気が楽かも。(^^;) こちらのおかずは左から、味付け玉子に花豆の黒糖煮、ピーマンの豚肉巻、蓮根のきんぴらに、活躍しまくりのチェリートマト。挿し色に便利なのでつい多用してます。豚肉巻以外は全部前日以前の作り置きなのがチャームポイント。 茗荷の梅酢漬けの在庫が少なかったので、ご飯には金胡麻と塩も少々振ってます。 曲げわっぱ購入にはこの本の影響もありました。さすがに夏場の弁当のご飯を梅干しを入れて炊いたりはしてませんが、前日の晩御飯にひと手間加えるなど、当日の朝あまり手をかけずに段取り良く弁当を作るための本で、副題にある「便利調味料」とは、市販の「○○のもと」とかではなく、自分で作る昆布醤油とかにんにく醤油とか出汁蜜とかです。 「松本忠子のおべんとうの秘訣」 これでもう、密封型のプラスチックの弁当箱には戻れません。 ただし、密封されていないので、おかずは全て汁気を切って詰めた上、弁当箱の天地を厳守することが重要です。弁当箱は、普段使っているかばんに横にしたりせずに収まるようなものを選びましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.11.30 10:19:01
コメント(0) | コメントを書く |
|