太陽の活動周期
映画RENTが観たい。というか観にいく。CMのSeasons Of Loveを聴いて、なんだかズキューンとやられた。1年が何分か、覚えてしまった。“Five hundred twenty-five thousand Six hundred minutes How do you measure, measure a year? In daylights, in sunsets, in midnights In cups of coffee In inches, in miles, in laughter, in strife.”525,600分(=1年)あなたは1年をどうやって数えるのか。迎えた朝日の数?沈む夕日?眠れぬ夜?それとも、飲んだコーヒーの数?インチ?マイル?それとも、楽しい思い出や喧嘩の数?下手くそな訳で失礼(^。^;)古代文明から現在に至るまで、暦と暦を決めるための天文学的知識というのは、人間にとって重要なものとされている。古代エジプトでは、シリウスが夜空にまたたく頃、ナイル川が氾濫する、なんていうふうに時期を読んでいたらしい。ちなみに、たまに勘違いしている人がいるが、一日(=一太陽日)とは、太陽が次に元の場所に戻ってくるまでの時間のこと。自転と公転が同じ方向の場合、それぞれの回転によって太陽のずれる方向が逆になる。そのため、自転周期と公転周期が同じ月は、いつも同じ面を地球に向けている。地球の場合、自転の角速度のほうが公転の角速度よりかなり早いので、自転周期と一日が近い値になるが、自転周期は約23時間56分。一日は約24時間だ。太陽にもいろいろな周期がある。その一つ、太陽の活動周期に関するニュースがCNNにあった。太陽の表面で、温度が低くて黒っぽく見えるところを黒点という。この黒点の数が周期的に増減する。温度が低い部分が増えると、なんだか元気がないような気がするが、実際は黒点の多い時期が太陽の活動が活発なときだ。太陽の中心部で核融合によって発生したエネルギーは、対流や放射によって表面まで運ばれてくる。ところが、活動が活発で磁場が強すぎると、対流が妨げられるらしい。そのため、黒点が増えるのだそうな。この太陽の活動周期、大体11年くらいで変動する。この周期を、古代のユダヤの人たちは知っていたらしく、景気や、豊作凶作などの周期を読んで商売に応用していた、なんてほんとかどうかわからないような話もある。(話としては面白くて好き)この太陽の活動周期、2007年か2008年くらいに次の周期に移るらしい。そして、太陽の元気度合いが、通常の30~50%増しになるというのだ。そのピークが2012年頃にくるだろうというニュースだ。太陽活動の影響を受けて、オーロラや磁気嵐、デリンジャー現象が起きるのは良く知られていること。何か、イレギュラーなことが起きてもおかしくはない。う~。