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2008年03月09日
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カテゴリ:音楽
母とクラシックコンサートに。

府中の森芸術劇場どりーむホール

エルガー 行進曲「威風堂々」第1番 ニ長調
エルガー チェロ協奏曲 ホ短調 作品85
ホルスト 組曲「惑星」 作品32

指揮 秋山和慶
チェロ 長谷川陽子
管弦楽 東京交響楽団
コンサートマスター 高木和弘
女声コーラス 東響コーラス

宝塚観劇もいいけど、たまにはクラシックコンサートもグ~っです。
若い頃はやはりロックとかポップスのコンサートとかレゲエのライブばかりでしたが、考えてみるとここ10年はクラシックしか行っていないです。
(といっても、そう頻繁に行ってるわけではないですが……今回も4ヶ月ぶり)

なにもクラシックしか認めんっ、という保守派に転じたわけではなく、クラシックの方がより身近になってしまったということかな、という成り行きです。
決してクラシックにくわしくありません。
テレビ朝日「題名のない音楽会」を見て「へ~」などと言ってる程度の入門レベルです。
で、好みで言えば、ピアノソロコンサートも悪くはないですが、オーケストラ演奏がやはり好き。
こんなに大勢様に一挙に演奏してもらえるなんて、すごい贅沢なことではないかと思うわけです。
人がたくさんいるので、視覚的にも退屈しないし。
(書いてることが、ほんとに入門者レベルですわ)

もちろん「入門者」なので、聴いた音楽を文章に書き表すことは無理です。
(たとえ聴く耳をもっていても、文章力なし)
ついでに演奏者の質についても論じることは不可能です。
「○○の演奏は典雅だが、××の演奏は硬質で……」なんて聴き分けるだけの通人でもありません。


さて今日の演目。

超メジャーな一曲。
妹が中学生の頃吹奏楽部でこの曲をやっていたのを聴いて、初めて知ったと記憶します。
でも、今これを聴いて思い出すのは映画「ブラス!」。
イギリス田舎町の炭鉱夫たちで結成されたブラスバンドの悲喜こもごもを描いた映画なのですが、ラストに彼らが演奏するのがこの曲。
パブロフの犬みたいに、この曲を聴いて、映画を思い出して、ラストシーンを思い出して、胸の中がジワーと熱くなります。


○エルガー チェロ協奏曲 ホ短調 作品85

「のだめカンタービレ」で「エルガーは『威風堂々』のような意気揚々とした曲だけを作っていたわけじゃないんだ」みたいなことを登場人物が言ってましたが、これがその例だなと。
エルガー最後の傑作といわれるこの曲は、美しく哀愁に満ちたメロディーが曲全体に漂ってます。
冒頭のチェロの独創は暗く、弦のこすれる音までホールいっぱいに響き、その耳障りがいい意味ですごく効果的ではっとさせられます。
とはいえ、3楽章の静かで優美な調べが延々と続くあたりでは、睡眠不足も手伝って私はちょっと意識を失いました。
しかし、声楽家の友人いわく、
「音楽を聴いて眠くなるのは、演奏が上手い証拠。ど下手な演奏を聴くと、びっくりして寝てられない」。
その言葉をいただいてからは、ほんのちょっと眠ってしまうのはOKだということにしてます。
(寝すぎると、チケット代が惜しい)


○ホルスト 組曲「惑星」 作品32

本日のメイン。
ホルストの代表作(といっても、私はその他の曲を知らない)。
昨今は平原綾香が「木星(ジュピター)」に歌詞つけて歌ってヒットしたので、世間一般にもメジャーな曲といえましょう。
「惑星」といっても、人類が宇宙に飛び立つ以前に作られた作品だから、その宇宙観は現代とは違うわけです。
(作品は1913年から3年かけて作られた)
天文学的イメージの惑星ではなくて、占星術的でもあり神話的イメージの惑星。
「火星」はマルスだから、勇壮で力強い。
「金星」はヴィーナスだから、優しく美しい。
みたいな、ローマ神話の世界が広がってます。
曲の順序も、「火星」「金星」「水星」「木星」「土星」「天王星」「海王星」(当時、冥王星は発見されていない)。
太陽からじゃなくて、地球から近い順というのも、現代とは違う発想だなあと思います。

個人的には、そういえば高校生の時、体育の創作ダンスの発表でこの曲を使ったことを、20数年ぶりに突然思い出しました。

「木星(ジュピター)」は、やはりこの組曲では一番有名。
ついつい、おなじみのメロディーが流れると、一緒に歌詞まで口ずさみそうになります。

そして、ラスト「海王星」。
太陽系のラストとして、とてつもない遠い場所に漂う星として、神秘的なイメージです。
一貫してピアニッシモで演奏され、終盤どこからともなく女声コーラス(歌詞なし)が響きわたります。
作曲当初からの演出として、コーラス隊はステージに登場させずに観客から見えないところで歌うとなっているそうです。
ますます神秘性アップ。
そして、クラシック音楽には珍しく、曲はフェードアウトしていくのです。
深遠な宇宙空間に吸い込まれていくように。
永遠なる宇宙空間に旅立っていくように。
そして、照明も客席も舞台も曲に合わせて、徐々に落とされていきました。
最後、舞台は青暗いライトに包まれます。
こんな照明演出のあるクラシックコンサートは初めてでした。

そして、カーテンコール。
今回、またも珍しいことに、楽器パートごとの紹介つき。
そして、演奏中に姿を見せなかったコーラス隊の方々も登場。
ローレライのように漂う感覚でしか聞こえてこなかっただけに、実際には結構な人数いたのでびっくりでした。




ホルスト:組曲「惑星」作品32


【送料無料選択可!】ホルスト: 組曲「惑星」作品32、エルガー: 行進曲「威風堂々」作品39 / シャルル・デュトワ、サー・ゲオルグ・ショルティ/モントリオール交響楽団・合唱団、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団


オイレンブルクスコア エルガー チェロ協奏曲 ホ短調


ブラス!






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Last updated  2008年03月10日 19時03分39秒
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