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alex99@ Re:こんにちは~~っ(06/21) 朱鷺子さん かなり 健康を回復 されたよ…
♪テツまま@ Re:こんにちは~~っ(06/21) 暑いけど 大丈夫? 生存確認にきました
朱鷺子6565@ Re[1]:こんにちは~~っ(06/21) ♪テツままさんへ わあああ! ありがとう~…
朱鷺子6565@ Re[1]:こんにちは~~っ(06/21) ひよこさんへ ありがとう~~~!!!!!…
朱鷺子6565@ Re:こんにちは~~っ(06/21) ありがとうございます!!
ひよこ@ Re:こんにちは~~っ(06/21) マイペースで過ごしましょう~
♪テツまま@ Re:こんにちは~~っ(06/21) きゃあ〜 生存確認できた〜 人生いろい…
銀河 遼@ Re:がんばる朱鷺子さん(08/30) 頑張って…その上で天命を待つのと、頑張ら…
ばあチャル@ Re:がんばる朱鷺子さん(08/30) おかえりなさい♪ 復帰のお気持ち嬉しいで…
tckyn3707@ Re:がんばる朱鷺子さん(08/30) 初めまして、alexさんのところで知りまし…
2007.12.06
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母の田舎は、地方の小さな田舎町だったにも関わらず、
地主さんたちがかたまって暮らしていた。どの地主さんも
苦学生を応援するならわしがあった。
母の実家も、苦学生を応援していた。
その中に東京帝國大學を出て、お役人になった人が出て、
ある日、故郷に錦を飾ることになり、世話になった母の実家に逗留した。

その時初めて、
長女(母の姉)がすでに嫁いでしまったことを知らされたのだった。

夜、お酒を飲むほどに、酔うほどに、彼は嘆いた。
「何故?何故?何故?私の為に取っておいてくれなかったんです?!!」
「何故?何故?取っておいてくれなかったんです?!!」 と、
お婆ちゃんを責め、男泣きに泣くのであった。

お婆ちゃんは、彼の気持ちはうすうす知ってはいたが、
将来彼が我が娘に、結婚を申し込んでくれるかどうか分からなかったから、
安心できなかった。
その頃、隣町の造り酒屋の若旦那さんが、何度も足を運んで
結婚を申し込んでいたので、つい、そちらに長女を嫁がせてしまったのだった。

お婆ちゃんは夫亡き後、一人でやってきたし、まだ若かったから、
娘の将来が、不安で、つい、急いでしまったのだった。





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最終更新日  2007.12.06 10:13:27
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