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カテゴリ:母
母は、子供だった頃、お人形さんに
朱鷺子という名前をつけて遊んでいたそうだ。 大人になって、赤ちゃんができたら 朱鷺子という名前をだれかに付けようと思っていたそうだ。 しかし、肝腎の名前を付ける時には、忘れていたし、 父は、明治の男だから、 妻に子供の命名を相談するなんて、夢にも思っていなかったから、 さっさと自分の考えだけで別の名前を付けたのだ。 「女の子を3人生んだのに、一人も朱鷺子はいない」 と、 80才頃、思い出したように母はつぶやいていた。 でも、考えてみると、 朱鷺子なんて、我が家の女性どもには、全く似合わないな。あはは… しかし、もし、朱鷺子とつけられていたら 麗しい女性に成長したかもしれないなぁ、あはっ でも、ネットに出る時、 母への鎮魂を込めて ときこ を名乗った。 ネット友人のalexさんが、 朱鷺子にすればいいと以前、勧めて下さっていたので、 恥ずかしながらブログを持った時点で、朱鷺子と名乗りました。 よろしくお願いいたしますね。 父の付けてくれたダサイ自分の本名には、ほとほとがっかりで、 小学生のころは、名前を変えてくれと、だだをこねて、母を困らせた。 ある日、名前のいわれを聞いた後は、好きじゃないながらも、 ま、いっかと、得心している。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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