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カテゴリ:高校時代
セーラー服の着こなし
私が高校入学した1957年のセーラー服のスカートの裾丈は 3年生の真面目なお姉様方は、 下から10センチくらいだった。 今のお笑い番組に出てる、やっくんとか言うかわいい顔した 男の子のスケバン風のスカート丈がそうだ。 で、2年生の方々は、そんなのダサイと言い、 自分たちは、下から20センチくらいが、 一番かっこいいと思っているらしかった。 私達、1年生は、最初はおとなしくしていたが、やがて お姉様方は、ダサイわ! ということになって、 膝小僧が隠れるか、隠れないか、すれすれの丈になった。 セーラー服のスカーフの結び方も流行があった。 昔は、スカーフは、絹と決まっていた。 私達の子供のころは、セーラーカラーの後ろに三角の部分が結構出て スカーフは肩から少しはみだし、 ふうわりと前でやさしく結び、リボンの先が、ウエスト位置まで、 たくさんふんわりとたらすのがよかった。 私達の高校生のころは、 後ろ側の三角は、5センチくらい出す、肩にははみ出さない。 前は、ウエストまで、垂らす。 私が35才頃、学校を訪れた時は、驚いたことに、 スカーフは、 後ろ側のセーラーカラーの下には、ぜんぜん出さず、 前の垂れるところは、きちんと折って たった3センチほど、ちょろりとだして、残りが出てこないよう、 縫い込んでいた。それが一番かっこいいのだそうだ。 セーラー服の着こなしも、時代時代で流転するのだ。 現在は、母校の制服がセーラー服でなくなった。涙 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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