228118 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

読まなくてもいい話

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

コメント新着

alex99@ Re:こんにちは~~っ(06/21) 朱鷺子さん かなり 健康を回復 されたよ…
♪テツまま@ Re:こんにちは~~っ(06/21) 暑いけど 大丈夫? 生存確認にきました
朱鷺子6565@ Re[1]:こんにちは~~っ(06/21) ♪テツままさんへ わあああ! ありがとう~…
朱鷺子6565@ Re[1]:こんにちは~~っ(06/21) ひよこさんへ ありがとう~~~!!!!!…
朱鷺子6565@ Re:こんにちは~~っ(06/21) ありがとうございます!!
ひよこ@ Re:こんにちは~~っ(06/21) マイペースで過ごしましょう~
♪テツまま@ Re:こんにちは~~っ(06/21) きゃあ〜 生存確認できた〜 人生いろい…
銀河 遼@ Re:がんばる朱鷺子さん(08/30) 頑張って…その上で天命を待つのと、頑張ら…
ばあチャル@ Re:がんばる朱鷺子さん(08/30) おかえりなさい♪ 復帰のお気持ち嬉しいで…
tckyn3707@ Re:がんばる朱鷺子さん(08/30) 初めまして、alexさんのところで知りまし…
2008.01.20
XML
カテゴリ:高校時代
高校3年生になると、私は、急に、受験する体勢になった。
こうなると、何でも夢中に突っ走る私だから。
性格の上に大変化が起きた。

私は、元々つるんで行動するのが嫌いだったから、
この癖は、3年生で強く発揮され始めた。

常に、一匹狼だった。

人が、煩わしくて、めんどうくさかった。
誰かが「一緒にしましょう?」と、誘ってくるのもいやだった。
私は、自分の思い通りに、やりたいことを、ばりばりっと、
あっという間にしたかったから、おしゃべりなんか、やってられなかった。


しかし、友人は、私のそういった性質を理解していなかった。
特に、中のひとりAちゃんは、変に私にひっつき回っていた。
私は、どうやって彼女に、みつからないように、一人になろうかと
あれこれがんばる日々だった。


彼女が結婚して、外国で長く暮らし、帰国したとき、
有志が、同窓会を開いたが、たまたま私は行けなかった。

友人が電話してきた。

「Aちゃんが、言ってたわよ~、あのころ、貴女に嫌われても嫌われても、
ひっつき回って嫌がられてた~~って!」


う~~む、言葉が出なかった。
私が嫌がっていたことは、分かっていたんだな~~と。

なら、どうしてほっといてくれなかったのかな~~?と。
でも、ずいぶん傷つけてしまったらしいのだ。彼女を。


私はただ、ひとりでいたかっただけで、
何もいじわるな言葉を言ったり、したりは、しなかった。
でも、
あの頃、悲しそうな目をして、私をじっと見た。
あの目。


どんな人も温かく包んであげることの出来なかった私。


私は、彼女に、何と言ったら許されるのか分からないけれど、
簡単なハガキを一枚出した。

「大人になって、苦労したから、私も少しは丸くなったのよ」と。

でも、返事はこなかった。
いつかは、逢う時もあるかもしれないが…







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2010.06.28 14:26:54
コメント(2) | コメントを書く
[高校時代] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X