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カテゴリ:お洒落
髪のお洒落は小学生のころから一生懸命がんばった。
ちょうど、テンプルちゃんとか松島トモ子さんとか 鰐淵晴子さんなどの映画人気子役さんが、パーマをかけていたので パーマがかけたいなと思ったが、何故か母に言えなかった。 普通の子がパーマをかけるのは、子供心に、 不良かな?と思っていたのかも知れない。 私の親類の2才になる一人っ子は、いつもかわいい身なりで、 パーマをかけていたので、うらやましかった。 ある日、母に 「パーマネントをかけたら、髪が梳かしにくくて、困るのよね?」と 言ったところ、 「あら、梳かしやすいのよ」と、母は、けろりと即答した。 ちょっとがっかりした。 私は、母の同意を得て、あきらめようと思ったのに、 裏切られたと言う感じがした。 中学生になって、いろんな髪型にした。 (おとめがり)というのは、 おかっぱ頭の横の髪を極端に、斜めに切る。 前のほうは、2センチの長さで、後ろに行くほど、長くなるのだ。 前髪は、眉毛の見えるのは、ダサイので、 眼がやっと見える程度の長さで切る。 まっすぐに切るやら、丸く切るやら、時々変えた。 その頃は、もう、お下げというような髪は 流行らなくなっていた。 高校では、 ローマの休日の、ヘップバーンカットというものがはやった。 とにかく、ショートカットであったが、 後に映画を観たら、ヘプバーンは、 そんなにショートでもなかったので、驚かされた。 大学生になったら、映画の中ですてきな物は、すべて、流行った。 セシールカットは大好きだった。男の子のように短くカットするのは 手入れが、簡単そうだが、形をきれいにまとめるのは、 直毛の日本人には、難しい。 現在、ドラッグクイーンがしている1960年代の 逆毛を立てて、異様に髪をふくらませる形は爆発的にはやったし、 私も例外ではなかった。 長女が生まれたら、すぐにパーマをかけて好きなように可愛がった。 あっはっっは 男性の長髪が流行った時は 3才の長男の髪を伸ばして、ビールや、オキシフルで拭いて 亜麻色にブリーチして、手をつないで闊歩した。 パンチパーマが流行った1970年代には、手がかからなくて 旅行にはもってこいのスタイルなので、 それでアメリカの弟に会いに行ったら、 弟の嫁さんもパンチパーマにして現れたので、お互いに笑った。 同時期、 編み込みが流行ったときは、毎日次女の髪を編み込みにして 幼稚園に連れて行った。 ソバージュが流行った1980年は、 すぐに、はりきってソバージュにしたら、 それを見た友人が2人 次の日、ソバージュにして現れた。 3人で、きゃっはっはと、笑った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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