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alex99@ Re:こんにちは~~っ(06/21) 朱鷺子さん かなり 健康を回復 されたよ…
♪テツまま@ Re:こんにちは~~っ(06/21) 暑いけど 大丈夫? 生存確認にきました
朱鷺子6565@ Re[1]:こんにちは~~っ(06/21) ♪テツままさんへ わあああ! ありがとう~…
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ばあチャル@ Re:がんばる朱鷺子さん(08/30) おかえりなさい♪ 復帰のお気持ち嬉しいで…
tckyn3707@ Re:がんばる朱鷺子さん(08/30) 初めまして、alexさんのところで知りまし…
2010.10.10
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昨日お布団の中で、ふと考えたこと。
再来年には、私達の金婚式を控えているなぁ~と。


私の両親が金婚式を迎えた時、父はもう、呆けが始まっていた。
母も20才で結婚して、70才だった。母の発案で、
マイクロバスをチャーターして旅行をした。




父も亡くなって
母は自分の77才の喜寿のお祝いを
一人でひっそりとした。
私達兄弟は、
母と一緒に暮らしていた次女以外は、
ずいぶん離れて暮らしていたので、つい、
母の喜寿の祝いを、失念していた。


後で知ったことだが
母は
地味な着物と帯をあつらえた。
驚いたことに
長じゅばんは、洗朱(あらいしゅ)という色合いを仕立てさせていた。
それは、母の運命への静かな抵抗にも思えたし、
これからひとりで生きるという意志にも見えた。

新しい着物をまとうと
昔から、夫婦で尊敬していた人の御後室様の家に
ひとりでご挨拶に行った。
それから家に帰ってきたところで、
たまたま長女の夫が仕事でふらりと訪れて、
写真を撮りましょうという運びになったそうだ。
つくばいに入るしおり戸の前で撮った写真がある。


母は夫を亡くしたばかりで、あまり派手に動きたくなかったらしい。
雑誌の編集者でイラストレーターだった次女にデザインさせたタオルを
配っただけだった。




















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最終更新日  2010.10.10 17:06:33
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