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カテゴリ:日常
PCが壊れていた1ヶ月間は、いろんな事ができた。
いつもしたいと思っていたことを片っ端から実行したら、 あまりにもすべき事柄が多くあって、私はいったい今までこの仕事をせずに、 何をしていたのだろうか?と愕然とした。 ある日、夫を誘ってお散歩に出てみた時だった。 5分歩くごとに立ち止まって、街路樹の幹に手をあてて、 ふう~っと息を吐いたりする夫を初めて見た。 私は内心、ものすごく驚いていた。 元気印の夫だったから、私のほうが早く死ぬだろうと 思いこんでいたのだったが これは・・・・・と、深く心配になってしまう。 だったら、家の荷物の整理を早くしなくっちゃ!! と、決心した。 いつも引越しの人生だったから、 ついつい荷物を箱から出さない癖がついている。 10年も開いていないダンボールの箱などは、 何があるのか、開けて調べよう。 いらない物か、必要な物かを区別して処分しよう。 カビくさい絹の反物は、いちど洗濯してみよう。 切り抜いたちょっとした記事をスクラップブックにちゃんと入れよう。 あああ、それはそれは膨大な量です。 こんな大きな仕事を何もしないで、PCばかりのぞいていたなんて!一大事だ。 今しなかったら、いつできる? 母が晩年、引越しした時のことを思い出すとつらい。 あの時は、くたびれ果てて、判断判別能力が低下した。 あういうことになってはならない。 多忙な子供達に迷惑をかけたくないし。 ビデオカメラに収めた家族の楽しい映像は DVDにおとすことにする。 これは、昔のビデオカメラを得たことで、一番簡単に終わった。 カセットテープに収録した、声だけの家族の語らいなどは、 CDに落とそう。それが終わるのには、数ヶ月要することだろう。 カセットテープをCDに焼くのは、 CDとカセットテープの入るデッキがあるから難なくできるにちがいないと 簡単に考えていたのは、間違いだった。 まず、5000円で、小さな盗聴器のような録音機を買う。 (モノラルで入るから注意)。 その機械に、カセットの声をダビングする。 それからその機械をPCにつないで、 ハードディスクに取り込んでそれからCDにおとす。 ふたてまも、いるのだ。涙 30年も経った昔のカセットを回してみたら、 テープがひっついて、回らなかったり、 延びて、ふよ~ふよ~という感じになっていたりするのもある。 小さかったかわいい子供達の声の語らいは、何時間聞いてもうれしく、 楽しく、笑ってしまう。 私の声も若いじゃないの~~うふっ 大好きな音楽は、これから新しいCDを買えばいいから カセットテープを100本ほど捨ててちょっとほっとする。 ホームビデオで写したテープをVHSビデオに落としてしまっていた映像は いちばん悪い。こんなの、DVDにダビングする価値ある?っと思えども、 やはり、DVDにおとしておこう。家族の記録だから。 VHSをまず、半分ほど捨ててから、とりかかる。 VHSは、直にはDVDにダビングできなかった。 まず、テレビのHDDに入れてから、それをDVDに再びダビングするのだ。 めんどくさい操作だ。 そして、DVDを全部ファイナライズして、 これからどんなデッキでも観れるようにしておくことが大切。 1回だけコピー可のテレビ放送は、DVD-RWでしか録画できないのに、 DVD-RWは、ファイナライズができない設定になっていて、 PCなどでは、観ることができないので残念である。(メーカー様のバカ) こんなにがんばって作成した記録も、 私達が死んだら、 子供達は、そっくり捨てることだろう。 だれも蔵を持っていないし。 私自身も、 父がどんなにこころを込めて作ったであろう家族のきちんとした記録、 大きな茶箱にあった8ミリや、16ミリの映像、 世界旅行した時のスライドの写真の数々がまとめてあった木箱、 本にまとめてあった、多くの執筆。写真の入ったデカイ茶箱5箱を、 母が亡くなる3年前に新しいマンションに引っ越した時、 私が、全部、ポイと捨てた。 広々としたマンションだったが、小さな倉庫しかなく、 同居の兄夫婦が使用したら満杯になった。涙 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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