平茸と母の愛
昨日は一日事務所近辺だと朝の電話で話はしていた。最初はこれから山畑に行くと電話。骨折で入院している弟の畑に行って大根やら白菜を採ってくるからおいでと。何しろものがあれば誰にでもあげることが大好きだから弟が叱るのです。「とるな~~~。」とところが母はどこ吹く風「お母さん、叱られてるのを聞くと心が痛いから、大根も白菜もいらないから採りに行かないで。」というと「何言ってるの。あいつが怒ったってなんともないわ、帰ってきたらいけないから今のうちよ。そんなん気にしてたらこの年まで生きてないわ。」とのたまう。確かにそうだわ。と言うことで義妹が出かけた後の10時ごろいただきに参りました。大根を10本ほどきれいに洗ってありました。白菜も3個ありました。そしてジャガイモを掘ったからと新じゃがもいただきました。早速友人におすそ分けしました。それから1時間も経たない間に電話、「忘れてたけど、大きなブロッコリーが一個あったから隠しといたんだ。採りにおいで。」とお昼前に荷物を運ぶついでにブロッコリーをいただきに上がりました。それから午後になったらまた電話。気が付いたら平茸が大きくなっていたので取においで、みそ汁にしたら美味しいよ。」とそれも時間指定、3時40分においでと。誰もいない間に渡したいらしいがその時間が3時40分らしい。はいはい 時間と場所指定してあった畑に伺いました。ふ~~~~~う これでも忙しいのだけどと思いながら、母親っていいな~~~~~って思いました。これが母親の愛情かしらと。そういえば何かいただき物があると必ず電話してくる。いらないって一番に。昔はよく喧嘩をした。文句も偉そうな言葉も吐いた。だけど今は娘に娘にと何より一番してくれようとする。考えてみれば年金をいただくような年齢になって母親の愛情をもらえるってすごい幸せなことだとおもう。ありがたいです。親が生きていることも、元気でいまダニ娘にしてくれる数々のことも、私はなんて幸せなのだろうと思った。誰にありがとうを言えばいいのだろうか。