必殺仕事人2009 第11話 仕事人、死す!!
『仕事人、死す!!』内容小山内家の留吉(大富士)を仕留め損ね、かろうじて始末した源太(大倉忠義)だが、その現場に、同心の伝七(福士誠治)が現れるのだった。伝七から逃げ、主水(藤田まこと)涼次(松岡昌宏)に助けられた源太。そこへ、小五郎(東山紀之)が刀に手をかけ現れる。“2人とも”やるつもりだったという。。。それが、仕事人。『いつまでも半人前扱いしねえでくれ』そうタンカを切って立ち去るしかない源太であった翌朝、伝七が、源太と作太郎(前田航基)の店にやってくる。主水の証言で疑いも晴れたようだった。が、そこに1人の女性。お富(浅野ゆう子)は、20年前に生き別れになったと言う。そして、、数日後、ふたたび現れたお富は、実は、源太は、油問屋・大津屋の跡取りであると言い始めるのだった。まさかとは思いながらも、現れた“母”作太郎は、だまされていると疑いはじめるのだが。。。。。そのころ、南町奉行所では、筆頭同心・坂本(宇梶剛士)が、同心たちを集め、江戸に“近江の女狐”という詐欺師が入ったと伝えていた。その人相書きを見て、伝七は、お富に似ていると思うのだが、、笑顔を見て、、、迷ってしまう伝七そして、、小五郎。そんななか、お富の言ったとおりに、大津屋を訪ねるのだが、主人・政右衛門の話は、お富とは全く違う。。。。。。よく分からない状態の源太。すると、作太郎から、お富が、末吉(岡本光太郎)以蔵(菅田俊)と悪だくみをしていると聞かされる。それでも“疑うよりも信じたい”という源太。しかし、大津屋は押し込みに遭い、付け火。。。。そこで作太郎は、なけなしの金を持ち“おとっつあんを、助けたいんです”と。。。。ほこらの前へ。。。。お菊(和久井映見)は、了承する。敬称略“仕事”に悩む源太。それが、仕事での失敗を生む。かろうじて、仲間により助けられるが。そんなとき、母と名乗る女。が、その女、、、自分の前では優しいが、その本性は。。。鬼母なのか?鬼なのか??源太は決断する!!!3週間ぶりに再開された“仕事人”どんな顛末になるかと思ったら、やはり、公務員、、、中村主水の証言は強力で、信じ込まされるというミラクル!強引ですが、意外と納得出来ますよね。そんな話の流れで、ナントカ源太を助けたい...と言う仲間たちの気持ち。その一方で、入れば入るほど抜けられない“鬼の道”主水『人は鬼になれる。でもな、鬼は人には、なれねえんだよ』仲間が思う、『救いの道』は、『鬼の道』へ、納得させ進ませること。と言う感じである。多少、強引な印象も受けるが、コレはコレで納得感があるのが、面白いところだろう。そこに、“母”というアイテムでの葛藤だ。浅野ゆう子さんのメリハリの利いた演技もあり、素晴らしい緩急ですよね。逆説的ですが源太が迷う気持ちを見事に演じきっています。“延長”という、このシリーズ的には、どうかと思う感じではあったが、キャラの使い方に、無駄が無く。源太をメインに描き込んで、回りを上手く他の人たちでまとめている。無駄に、ゴタゴタ動く、涼次、小五郎というネタもなかったし(笑)思った以上に、キレイまとまっていた印象だ。っていうか、結局、メインの決め撃ちをキッチリすれば、“ドラマ”は、良い感じで見ることが出来るようになると言う事だ。『いちいち情にほだされてたら、やってけないんだよ.裏稼業はさ。』まぁ、、長すぎるラストのドラマは、サスガにくどさを感じましたがそこそこ良かったかな。これまでの感想第10話 第9話 第8話 第7話 第6話 第5話 第4話 第3話 第2話 第1話