|
カテゴリ:ドラマ系の感想
内容
のどか(尾碕真花)が、恋人の吉川誠也(松澤匠)を連れ、星家にやって来た。 寅子(伊藤沙莉)が招き入れるのだが、 その星家の居間では、航一(岡田将生)と優未(川床明日香)が、 進路について話し合っていた。 敬称略 作、吉田恵里香さん “月曜”“火曜”“水曜” と、ほぼ状況説明ばかりだった、今週の今作。 今回、アバンから、星家騒動を2つ同時。 両者とも3回にわたる状況説明で、表現されたのは1カット程度で。 あれだけ長い状況説明であるにも関わらず。 ほぼ、描いていない。。。に等しいのである。 で、唐突に、のどか達を放置して、寅子vs航一 “社会は優しくない”“自分の選んだ道を生きてほしい” そこからの“地獄”という表現である。そして、のどかも。 確かに、“連ドラ”としては、正しいし。 適切な“回収”ではある。 まぁ本来。 今までも、明言している部分は少なくても、度々、表現してきたことで。 これは“回収”とは、言わないのですが。 イマドキでは、“回収”である。 ただし。今作として、問題があるのは。 寅子が“自分も”そして“航一も知っている”と言わなかったこと。 そして、“一歩一歩”と言わなかったこと。 のどかのほうでも、“お互いに。。。”“分かち合って”と言わなかったこと。 ホントの意味で“連ドラ”として評価するならば、 ここまで、盛り込まなければ、“回収”とは言いません。 “連ドラ”は、今までのエピソードが繋がっているわけで。 特に“朝ドラ”では、主人公の一代記になることが多いわけである。 そう。 この終盤。。最終章、エピローグ段階に至っては、 主人公の生き様がハッキリと伝わってくるように回収するのが、 “連ドラ”としては、本当の意味で、“正しい回収”である。 そもそも、主人公のキャラは、 今回の航一とのやりとりのように、ハッキリと言うキャラであり。 通常なら、クドい印象はあったとしても。 今作ならば、許容範囲。 むしろ、“正しい回収”にしなければ、“連ドラ”として意味が無い。 不必要に、いろいろと盛り込むから、 精査出来なくなっているし。それぞれの“回収”も出来なくなっているのである。 終わってみれば、今回の“木曜”もナレーション三昧。 今週に入ってから、朗読劇と化している今作である。 それにしても。 2、3週前に突然リークされた、脚本問題が、 ドラマに現れてしまっている感じだね。 なんなら、 迷走に近い状態になることを予告していたと言っても過言では無いだろう。 。。。迷走というか、放置状態? 何を描こうとしているかも、伝わりにくくなってしまっている。 “芯”も、ほぼ無い状態だし。 TBは以下のミラーへお願いします http://maxexp999.blog100.fc2.com/blog-entry-8866.html お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.09.12 07:48:21
[ドラマ系の感想] カテゴリの最新記事
|
|