ボナフェスタで夕食
今日は、高島屋に歳暮の手配に行って、デパ地下で和菓子を購入。諏訪の新鶴本店の塩羊羹が売っていてビックリ。こちらの塩羊羹は、昔、御宿まるやに宿泊した時に、出された物で、とっても美味しかった記憶があったので、思わず購入してしまった。さらに中村軒の麦代餅(3個入り630円)も購入してみた。私は、今まで何度も京都には行っているのに、この麦代餅ってのは全く知らなかったし、中村軒と言う店の存在も知らなかったので、とりあえず買ってみたのだが、これがとっても美味しかった。思ったよりも大き目で、食べてみるとつぶあんも抑制の効いた上品な甘さで、餅の食感も良くバランス良くてとっても美味しい餅だった。京都には知らない美味しい物がまだ沢山あるんだろうとなと思わせる美味しい麦代餅だった。更に、日本橋高島屋のデパ地下で、京華堂利保の上生菓子は、普通は手に入らない貴重な生菓子だとの呼び声につられて、京華堂 利保の上生菓子を買ってみた。4種類の上生菓子が入って1785円と言う価格は、結構高めだと思うが、そんな貴重な生菓子ならと買って食べてみたのだ。箱も包む紙のイラストもとっても可愛い。入っていた生菓子は以下の4種類。「京かぶら」(薯蕷漉し餡製 上品なこしあんで美味しい)、「初霜」(こなし栗餡製 これも美味しい)、「木枯し」(村雨粒餡製 これも上品な味わいで美味しい)、「埋火」(薄皮薯蕷栗餡製 この栗餡の美味しい事と言ったら)。夕食は、妻が珍しくボルシチが飲みたいと言うので、ボナフェスタ(台東区雷門2-6-9 ガーデンビル 1F 03-3847-5277)に予約を入れてみた。浅草界隈は、ロシア料理の店が多い。老舗のマノスから出て独立した料理人が多いのだが、マノス、ストロバヤ、ラルースに、こちらのボナフェスタとこんなにロシア料理の店があるエリアも珍しいのではないか。その内、私はマノスとストロバヤは利用した事があり、どちらも美味しい良い店だった事を記憶している。そしてボナフェスタ。当日予約の電話をした際にその対応がとっても感じよくて、予約の段階から良い店のオーラを感じたほど。18時半からの予約にしたのだが、看板には「フレンチ風ロシア料理」と言う表示がされていた。店のドアには、既に満席の札が。そして、店内に入ると既にピロシキは売り切れになっていた。Lucyはロシア料理のイメージがわかなかったらしく、イタリアンかフレンチがいいとご機嫌斜めだったが、たまには妻の希望を優先してもいいだろう。料理はアラカルトでオーダーした。Lucyは、かぼちゃの冷製スープ(600円 コンソメのジュレがセンターにのっていて美味しい)、妻はボルシチスープ(750円 熱々でトマトが濃厚なしっかりした味わいで美味しい)、私はこんがり焼いたウニと卵のスープ(1,300円 たっぷりのウニがスープの下の卵と一緒になっていて、スープの上には焼いたチーズが。スープの味わいとウニが良くマッチして美味しい)、メインで妻はロシア風キャベツロールのトロトロ煮(950円 これがとっても美味しい。トマトクリームのようなソースもとっても美味しく、これで950円は安い。思わず、テイクアウトで真空パック/付け合せなしのロールキャベツ1,400円も買ってしまった。私は、これまたオーソドックスにビーフストロガノフ(2800円 こちらもトマトクリームのようなソースで、キノコもたっぷり。牛肉は、煮込まれたタイプでなく、香ばしくミディアムレアに焼かれている感じ。これもライスやパンが欲しい感じ)、パンはミルクパンと蒸しライ麦パンで、特に蒸しライ麦パンがモチモチで美味しい。これも1斤350円で売っていたので買ってしまった。イタリアンかフレンチが良いといって、ご機嫌斜めだったLucyも、パンやロールキャベツにビーフストロガノフとどれも美味しかったと喜んでいた。ワインの種類は少ないが、グラスの白ワインはヴィノシティで飲んだことがある、オーストラリアのシャルドネ ワインメンオブゴッサム(600円)。このワインは結構美味しかった記憶があってお願いしたのだが、かなりたっぷり注いでくれる。カードも使えて、ボルシチ&ロールキャベツと言う王道だったら2000円弱で済んでしまうこの価格の安さ。そして、接客の良さととってもいい店だった。