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カテゴリ:短歌・俳句・川柳
にほんブログ村 多感な青春時代を経て、河野裕子は同じ歌人の永田和宏と結婚します。 そして一男一女をもうけ、子を思う無限の親心を詠んだ、歌を残しました。 朝に見て 昼には呼びて 夜は触れ 確かめをらねば 子は消ゆるもの しつかりと 飯を食はせて 陽にあてし ふとんにくるみて 寝かす仕合せ 幼子は親が四六時中、側にいなければ生きていけないと思う、ある意味で母と なった責任と子に対する慈しみが、詠まれています。おくさまも、全く同じ気持ちで 息子を大切に育てたと、感慨ぶかけに話しておりやした。 京都うた紀行は、近代短歌に詠みこまれた京都の寺や土地(歌枕)を、 河野と永田で訪れ、時間・空間を超えながらその作者と重なる、想いを綴ったものです。 亡き母とは違い、歌心をもたないわてにとっては、かなり難解な内容でした。 乳癌が再発・転移し、化学療法の副作用でほとんど食べられない中でも、 河野は二年に亘り永田と現地を訪問したそうです。其の後1ケ月もたたずに、河野は 一人旅立つことになりました。 本文の最後に、永田と河野の対談が掲載されています。 ===================== 河野 あなたと一緒に行ったというのが、私には非常に大きかったですよね。こういう形で 時間を共有できたというのは、私には非常に大きな意味をもっていたと思います。 病気のせいで、あと何年生きられるかわからないというそういう状況の中で、 非常に濃縮された時間を過ごすことが出来たから。 あと何回この人と来ることができるのだろうか?だけど短い残り時間の中で、 いま同じ時間を共有している、そういう思いが非常に強かったですよね。 =========================== この歌枕が残り少ない二人の時間を刻んだ、かけがえのない想いの共有だったことに、 心がうたれます。 来年も 必ず会わん 花棟( はなあふち ) 岸辺にけぶる このうす紫 今年の8月に、母の七回忌法要を、執り行う予定。 母偲び 河野と歩む 古都の旅 千年の想い 七年の祈り 母が笑っています。 ( ◎ ちゃん、なにそれ??? 一夕一朝で歌は、詠めるようになるものじゃないのよ・・ ) はあ~~、んだすな・・・ 南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏
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