菅原道真と天神様(前編) 。。。
にほんブログ村 菅原道真( 845~903年 )は、平安時代の貴族・学者・漢詩人で政治家。 醍醐朝に右大臣まで昇りつめましたが、当時の左大臣藤原時平に讒訴され、 太宰府へ左遷され現地で没しました。 新元号令和は、約1300年前この太宰府の地で開催された、< 梅花の宴 >を 記した万葉集梅花の歌、三十二首の序文にあることが発表されました。 初春の令月にして(しょしゅんのれいげつにして)、気淑く風和ぎ(きよく かぜやわらぎ)、梅は鏡前の粉を披き(うめは きょうぜんのこをひらき)、 蘭は珮後の香を薫ず(らんは はいごのこうをくんず)。 これを受け、令和元号聖地として、参拝客が一躍アップしたのが、太宰府 天満宮。 菅原道真の死後天変地異が多発し、道真の怨霊を鎮めようとして、建立されたのが 太宰府天満宮と京都の北野天満宮。道真を天神さまとする天神 信仰が全国に広まり、現在12,000社ある天神様の総本社。 各地に祀られた祟り封じの「天神様」は、災害の記憶が風化するに従い、道真が 生前優れた学者・詩人であったことから、後に天神は学問の神として信仰 されるようになりました。 京都の北野天満宮は参拝した事がありますが、さすが全国天神様の総社 だけに、敷地も広大で立派な神社。学問の神様ということもあり、境内は修学 旅行生でごったかえしていました。 戴いた御朱印は・・・ 茨城県八千代町に、鎌倉時代創建とされる古社、東蕗田天満社が鎮座して います。 成就寺の住職と神官を兼務していた、法印善海は( 東蕗田の地に、菅原道真公 をお祀りする御社を造るように・・ )という神託を受け、北野天満宮から御霊 を分祠して、1288年に東蕗田天満社を創建したと言われています。 当社は、歌人であった菅原道真の歌を御朱印としており、コレクターの間でも 人気のある神社の一つ。 == 続く == ブログ村ランキング、参加しています。 下の画像を応援クリックしてね。 ↓ にほんブログ村