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カテゴリ:はっちゃけ!楽しい課外活動
「Health Economics」の授業のためのチームプレゼンテーションとペーパーの提出があった。 (テーマの内容については過去の日記、2005-04-02- 新しい技術は古い技術を駆逐する!?:医療サービスの需要分析 を参照) チームメンバーは5人。 内訳としては、学部を卒業してそのままヘルスケアマネジメントの院生となったアメリカ人の男女2名、現役の眼科医でもうじき13歳の男の子のお母さんであるアメリカ人、パレスチナからの国費留学生の女性、そして私である。 この中で若き院生のE(女性の方)がコーディネート役をしてくれ、私が書いたパートの英語のチェックまでしてくれた。 プレゼンテーション自体は大過なく終えることができたのだが、内容についての教授の鋭いツッコミがやはり厳しかった。 神経モニタリングの需要の低下と診断画像技術であるCT・MRIの普及における相関関係を示すことができていなかったからだ。 CTとMRIの病院別台数は調べたのだが、利用率や回転率などのデータを集めることができなかったのが痛かった。 学生という立場で病院に問い合わせたとしても、やはり彼らは情報の開示には警戒を示すのである。 「生の情報を得る」ことの難しさを学んだと言えるだろう。 授業後、DC観光に訪れていたニューヨークのホテル勤務のSaさんとデュポンサークルの「寿司太郎」でお会いした。 彼とはとあるネットのソーシャルネットワーキングでのお知り合いであったが、実際の面識はこれまでなかったのだ。 一泊という短い滞在ではあるものの今回DCに遊びにこられるということでご連絡を頂いたのであった。 メンバーは我々夫婦とお馴染みSさんとSaさんの4人。 Saさんはホテルという最強のサービス業で働かれている。 プライベートまでこんなにホスピタリティに溢れていてバランスが崩れてはしまわないのかと思わされるほどの(笑)、爽やか温かオーラに包まれていた。 (注:もちろん誉め言葉です) 異国の地でサービス業に従事することの大変さは想像もつかない。 たとえ自分がお客の立場であっても、温かいサービスをしてもらえるようにできるだけ丁寧に接するという哲学には感銘を受けた。 アメリカ人のサービス提供者と日本人のサービス受給者に見習ってもらいたいものである(笑)。 アメリカのサービスの質が悪いという日本人の嘆きを耳にすることが多いが、日本では逆に「良いサービスが当たり前」という感覚を持った客の無愛想を私は感じている。 甘やかしすぎるのもよくないということだな(苦笑)。 様々な話題で盛り上がった食事の後は、Sさんの嬉しい提案でDCナイトツアーを行った。 夜のリンカーンメモリアルやホテル・ヘイアダムスからの夜景は素晴らしかった。 ヘイアダムスの屋上を案内してくれたフロントマネージャーのScが見た目は完全にアメリカ人なのに日本語がペラペラだったのがびっくりした。 彼は高校生の頃まで日本に長く滞在していたということだった。 「私はね、昔テレビ番組の『風雲たけし城』で最後の関門まで残ったんですよ」 ネタ的に完成度が高すぎる(笑)・・・・。 今度プライベートで会ってその時のビデオを見せてもらう約束をした。 これはどうしても実現させたい企画だ。 ですよね、Sさん? その後、硫黄島メモリアルを訪ねてSaさんの滞在するホテルへ。 DCのなかでも1,2を争う高級ホテルである。 さすがホテリエのSaさん、趣味と実益を兼ねたホテル研究だ。 少しだけ部屋にお邪魔したが、高級ホテルというのはすごいなあと実感。 Saさん:「そのホテルが提供するあらゆる無料サービスを試してみることにしています」 そう言ってフロントに電話を入れて無料靴磨きサービスを利用されていた。 なるほど、単に素泊まりするだけではサービスの質を測ることは難しいが、この手法であれば最大限のコストパフォーマンスを発揮できると同時に、謳っているサービスが本物かどうかを体感することができる。 自ら楽しみながら学習していく姿勢は本当に見習いたいと思った。 Saさん、今日はお疲れ様でした! また必ずお会いしましょう! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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