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午前中は「Physician Practice Management」のチーム課題である医師グループ機関への取材を行った。

13人の開業医連合(Group Practice)であるこの団体の専門は消化器科(gastroenterology)。

取材場所はワシントンDCとメリーランド州のちょうど境にあるフレンドシップハイツ。

開業医連合には単一の診療科目を扱うものと幅広い科目を扱うものという2種類に分類されるが、ワシントンDCとメリーランド州に計3つの診療所をかまえるこのグループは前者に属する。

チームはアメリカ4人、インド1人、日本1人の6人構成。


医師を支える管理スタッフの長にミッションや職責、IT利用や財政状況などについて質問をした。

管理スタッフの仕事として大切なのは以下の4つ。


・医師の生産性を向上させる


・第三者機関(保険会社など)との交渉


・スタッフの教育


・規制の遵守



これらを実行するために大切なポイントとしてこの3つを強調していた。


・同業者と仲良くなって情報交換を行う(医療は土地の違いによる市場の棲み分けが存在するため離れた州の同業者であれば利害関係も少ない)


・医師のパーソナリティを理解しニーズを読み取る力を磨く


・医師から尊敬を勝ち取り、決して自分の尊厳を失わせない



病院経営にとって稼ぎ手である医師達とどのように付き合っていくかが一番の課題となるのだ。

医療は医師という専門家しか扱えない分野であるからこそ、バランスのよい力関係の構築と維持が大切になるのだといえる。

とりあえず取材は終了し、後はみんなでまたチームミーティングを重ねながらペーパーとプレゼンテーションの準備を進めることになった。


取材活動終了後、ちょうどフレンドシップハイツ周辺に職場があるというHさんとランチを2人で食べた。

彼の勤務先は簡単には説明しかねるのだが、国際機関の関連研究機関であり、環境問題や社会問題を扱うNGOである。(Hさん、だいたい当たってます(笑)?)

レストランでタイ料理を食べながら、彼が来週から出張で行くブリュッセルでの二酸化炭素削減に関する国際会議の話や、京都議定書について、ハイブリッドカーの意義について、はたまた代替エネルギーの可能性についてなど、幅広くいろいろなお話を聞かせてもらった。


Hさん:「二酸化炭素をいっぱい出す先進国にとって温暖化による2℃くらいの上昇はなんてことないのですが、逆に二酸化炭素をそんなに出さない貧困国が水位上昇による甚大なダメージを受けたりします。その意味で二酸化炭素と温暖化の問題は環境問題というよりも社会問題と言った方が適切でしょう」


先進国=加害者、途上国=被害者という構図は南北問題の溝をいっそう深めてしまうだろう。

エネルギー問題という1つの軸が世界の経済、社会、政治と密接に絡み合っていることを学んだ。



昼食後、Hさんの家兼オフィスに少しだけお邪魔させてもらった。

見たところ普通の一軒家なのだが、Hさんはここで住み込み社員として勤務されているのだ。

研究機関の長である彼のボスが大家さん。

家の地下にパソコン数台が置かれたオフィスがあるのだ。

前述のベルギー出張のように外に出る機会も少なくなさそうであるが、基本的に通勤時間がゼロなのが羨ましい。


ボスのGともご対面した。

非常に驚いたことに、彼は私が現在履修している「Emerging Technology」の授業の教授と知り合いであった。

しかし、「彼は俺のアイデアを盗んだんだよ」と言わんばかりの話っぷりであったのに対してなんと言い返せばいいのかわからず止まってしまった(笑)。

さらにGはオフィス内部をちょっと探した後で彼の書いた一冊の本を私にくれた。


その名も「Future Mind: Artificial Intelligence」


まさに「Emerging Technology」の範囲である。

16年くらい前に書かれた本であるが、この時すでにインターネットの飽和につれて意識の時代がやってくるということを本の中で述べている。

まさに我が教授と同じ論調である。

どちらが先に出したアイデアかはわからない。

でもやっぱり引用はしっかりやらないと・・・。


帰りがけにはHさんからカレンダーまでもらってしまった。

Hさん、興味深い話にカレンダーにボスからの本の贈呈(笑)、ありがとうございました!

気を付けてベルギーと日本へ行ってきてください。



夜はSさんに定例ボクシング教室ということでマンツーレッスンを行った。

彼のパンチ力は回数を増すごとに強くなっている。

パンチ力とは単なる腕の力ではなく下半身からの体重移動も利用したスピードとキレの掛け算だと私は思っている。

ストレート系のパンチは本当にうまくなったが、今後の課題はリードブロー(利き手じゃない方のパンチ)できれいに打ち終われるようになることと、フックに磨きをかけることだ。

Sさん、練習も残りわずかとなりましたが頑張っていきましょう!


練習後は我々夫婦とSさん、そしてご近所のNご夫妻という5人で北京ダックの店へ。

やっぱり中華は大人数で食べるのに限る!

Siさん(N夫妻のご主人)、今度はボクシングの練習から参加されますことを期待していますので!







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Last updated  2005/04/08 03:00:02 PM
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