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カテゴリ:まじめな課外活動
気付けば帰国まであと1ヶ月と少しまで迫っている。
すでに5月下旬発の日本行きのチケットも予約した。 卒業までに成すべきことは勉強面でも社交面(?)でもまだまだあるが、引越しの業者さんが見積もりに来て大量のダンボールをくれた時には帰国の近さを実感した。 容量的に考えて持って帰れるのは衣服と本くらいである。 テレビ、ビデオ、ベッド、本棚など他の物についてはどうするか。 「ムービングセール(引越しに伴う大売出し)」の活用だ! というわけで営業部長の妻がせっせと品物をデジカメで撮影してムービングセール専用のホームページにアップし、ワシントンDCエリアの日本人向けのホームページの掲示板に売り出しのお知らせを随時載せている。 夫婦共に学生ということもあり、うちには本棚が5つも部屋を占拠している。 この本棚に関しては本が満載なこともあり、大きさの記述のみで売り出していた。 そんな時、「本棚に興味あります。写真を見せてもらえませんか」との連絡が。 このご希望にお応えするため、本日は大きな本棚2つの中身をダンボールに移し変える作業を行った。 一番大きな本棚は縦2メートルで6段もある巨大なやつだ。 本棚のサイズが巨大なだけ収納されている本の量もかなり多い。 日本から持ってきた本やこちらで購入した教科書、ビジネス書、そして授業のプリントやノートのファイルなど思い出の品々を仕分けしてダンボールに詰める。 嗚呼、帰国が近いんだなあ。 こういう片付けでいちいち思い出に浸っていては作業がはかどらないことは百も承知なのだが、なかなかどうして・・・。 去年の2月に参加した「キャリア・ビルディングセミナー」のメモを発見したので、自分のための記録も兼ねてここで紹介したい。 スピーカーのMさんは日本の企業から国際機関に出向されていた方で、現在は日本に戻られ情報・通信関連のお仕事をされている。 世銀で開催された日本人による勉強会でも大変お世話になった方である。 講演のメインポイントは以下の2点 1.働くにあたり会社と個人の共通点に注目する 2.『最終受益者第一主義』を念頭に置く 1を少し掘り下げると、会社を無機質なものでなく有機的な個人になぞらえればキャリアの形成にも役立つということである。 具体的には、「考える」、「成長願望を持っている」、「利益を追求する」、「自己実現を目指す」、「成功と失敗を繰り返す」などの共通的な特徴を持っている。 さらに、会社が自社のブランドを大切にするように、個人も自己のブランドやパートナー像の構築をするべきだという。 2の『最終受益者第一主義』とは、5つの要素から成り立つ。 (1)自分の組織の上の人ばかりを見てはいけない (2)社長を一番下にして客を一番トップに据える(「顧客の苦情は最高の提案」) (3)「顧客の顧客は誰か?」を考える (4)ノウハウの共有をいかに実現するか(Knowledge Management) (5)自分のマインドを常に現場に持っていく(→論破力の向上) う~ん、こうやって書いてみて改めて勉強になった。 復習はやはり大切なのだ。 でも荷詰作業は遅々として進まず(苦笑)・・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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