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2005/04/21
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カテゴリ:まじめな課外活動

お昼は国際機関で働いていらっしゃるNさんとランチ。

ワシントンDCには歴史の教科書で出てくるような国際機関の本部がいくつかあるのだが、そういうところのカフェテリアで御飯を食べるという貴重な経験ができるのもこの地にいる強みである。

どの国際機関も9.11以来外部者への警戒度が高まっているし、さらに政府の指標であるテロ警戒度が新たに高くなっていることから、訪問者の入館が非常に厳しい。

私が一昨年アメリカに来たての頃はどの国際機関もスタッフと同じ入り口からロビーまでは普通に入れたのだが、現在は訪問者は正面玄関から入館することを許されず、専用の通用口から入って空港で行っているような荷物検査などを受けることになる。

そしてこれは以前と同様のことであるかもしれないが、内部スタッフの承認(保証)がないと中に入れないのだ。

そうは言っても何千という従業員を抱える国際機関であるから誰かのツテをたどって不審な人物が入り込むことは可能であろう。

こういったリスクのコントロールは本当に大変だと思う。

最近あちらこちらの国際機関に出没しているからと言って、私は決して怪しくありませんからね(笑)。

いろんな監視カメラに食事の風景が映っていそうでちょっといやだな・・・。


なんていらぬ心配は置いておいて、Nさんとはお互いの仕事の話やお互いの留学話などで2時間も話し込んでしまった。

国際機関における日本の仕事を遅らせるスパイでもありませんよ(笑)!

Nさん、貴重なお時間ありがとうございました。

当初の目的が「貸していた漫画、ブラックジャックを返してもらう」ことだったなんてすっかり忘れてしまうほどの楽しい時間であった。



その後、歩いて学校の図書館に行き、来週提出である「Emerging Technology」の授業のためのペーパーの構成をしばし考える。

資料はだいたい集めたけれどまた一文字も書いてないから・・・。


そうこうするうちにビジネススクールのプログラムオフィスで行われる修了面接の時間が近づいていた。

修了面接とは、卒業を目前に控えたMBAの学生達がスクールのスタッフに対して自分の経験してきたビジネススクールの感想、満足したところ、改善を望むところ、卒業後の進路などを面接方式で述べる場である。

この面接の結果は公式のデータとなり、ビジネスウィークとかファイナンシャルタイムスなどで年に一度掲載されるビジネススクールランキングといった類の判断基準にも使われる。

私の面接のインタビュアーはプログラムコーディネーターのM。

彼女にはクラス履修やビザ関係で生じた問題など、いろいろ本当にお世話になった。


「何が我がビジネススクールの強みだと思ったか?」


「どこに不満を感じ改善を臨んだか?」


「一番嬉しかった経験は何か?」


などなど、率直に答えて欲しいという要請に応えてプラスもマイナスもかなり話していった。


あえて実名を出すと、The George Washington University(ジョージワシントン大学)のMBAコースの私が考える強みは、一年目の必修クラスでの徹底したチームワークの養成と交流の促進、ヘルスケアマネジメントMBAというユニークな専攻の存在、そしてDCエリアという人材交流の機会の上からの立地の良さである。


不満としては、生徒、特に私のような留学生に対して非常に冷たい教授がいたこと、同じ大学内のスクール間の交流がなさすぎること(このせいでMBAとHSA (Health Services Administration)の2つのスクールの授業を履修している私は相当苦労させられた)、そして学校設備が古すぎること(私の卒業後まもなく新校舎が完成・・・)といったところであろうか。

この教授については他の留学生からも不満が出ているようで、Mも「何をするとか明言はできないけれど、こういった声は確実に来年度の体制に反映されるよ」と言ってウィンクしていた(笑)。


一番嬉しかったことか~、初めての留学でさらに学年に日本人が1人しかいないという不安を親切なクラスメイト達の助けのおかげで生き残ることができたことかな。

同時に英語で言いたいことを表現しきれていない自分の、言葉を越えたコミュニケーション能力の存在に気付くことができたという点も大きい。

実際、複数のクラスメイトから「Hideには周囲に仲間を呼ぶケミカルがある」と言われたのは嬉しいことであったし、今後は奢らずにそれを意識して良い方向に活用していくことが大切であると考えている。

しかし、この場での「一番嬉しかったこと」についての答えはMに言われてしまった。


M:「もちろん、サウスウェストの航空券を当てたことでしょ?」


そうか、言われてみればそれだ!

夏休みに行った西海岸でのロードトリップのきっかけを作ってくれた出来事だったのだ。

ことの経緯は過去の日記、2004-08-17-『10日後にまた会いましょう:いざ西海岸へ!』 を参照されたい。


M:「あのチケットは誰よりもHideに当たって正解だったわよ(笑)!」


そう言えば、定期的にメールで送信されるビジネススクールニュースに写真付きで登場するという名誉までついてきたのだった。


こうやって良かった点、悪かった点を思い返してみただけでも充実した日々だったと改めて実感する。

日記に綴った部分は特に反芻ができるので、これからもしっかり噛み締めながら読み返してきたいと思う。


ま、その前にここでは我に返ってこの数週間で終えてるはずの3つのペーパーと2つの試験を乗り切って卒業しないと(笑)!!







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Last updated  2005/04/21 04:54:32 PM
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