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2005/05/25
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RhさんはワシントンDCエリアの日本人コミュニティにおけるみんなのお姉さまである。

彼女は15年以上もアメリカで生活し、庭付きの家を持ち、そして様々なイベントを企画してくれる。

私もアメリカ滞在での2年間、Rhさんには大変お世話になってきた。


つい先日も写真のスキャンをしてもらいにお宅にお邪魔した。

ジョージタウンの有名古着店での勤務経験を持ち、「地球の歩き方」で親切な日本人店員として紹介されたほどの腕前(?)を持つ彼女の部屋のセンスも抜群である。

あまり詳しく書けないのが残念だが(ね、Rhさん?)、究極のリアルアンティークと言っても過言ではないだろう。

そんな彼女が「見せたい物がある」と言って、押し入れから何やら出してくれた。


雑誌「キング」の付録


『最新世界大地図』と銘打たれたこの逸品は、Rhさんの京都にある実家の倉で見つかったものだという。

その下には「・・・・グンキ」の文字が。


???


さらによく見てみると昭和8年(1933年)発行ということがわかった。

そうか、戦前当時は左から右に読んでいたはずだから「キング第九巻第一号付録」のことか!


でも『キング』って何だ?


ネットで調べたところ、大正末期から昭和の初期にかけての100万部雑誌だったようだ。
(詳細情報はこちらから)


この同じ情報源によれば「大衆誌としての理想を追求したこの『キング』は、352ページのボリュームをもちながらも定価50銭という安価に加え、4大付録というサービス満点の内容で、当時の大衆の心をみごとにつかみとったのです。」とあるから、この地図も昭和8年の間に発行された分の付録の1つだったのだろう。


実に72年前の世界地図ということになる。

封筒から出して開いてみるとこんな感じ。


72年前の世界地図


地形そのものは今のものと変わりがないが、国の名前や領土がやはり違う。

政治的にセンシティブな話題であるので深くは触れないが、日本の領土も現在のそれとは異なっている。

アフリカの領土も多くがヨーロッパ諸国の植民地となっている。


アフリカ大陸にこんな国を見つけた。


「ゴンコ」


こんな国あったっけなあ・・・。


ああ、そう言えば読み方が逆だったんだ!(コンゴだった(笑)・・・・)


アメリカも「国衆合加利米亜」と書いてある。


ヨーロッパに目を移す。

スイスを「スウィス」と読んだり、オーストリアを「オーストリヤ」を読んだりしているのも時代を感じる。


そしてついに衝撃の発見をしてしまったのだ。


そんな唐突な・・・


イタリア→イタリヤ、そして・・・・。

お盛んな編集者の暗号だったのだろうか(笑)。


お宝パワー、恐るべし!!







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Last updated  2005/05/25 09:04:11 AM
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