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カテゴリ:タイム・食!
アメリカから帰国して明日で一週間が経過する。 2年振りに友人と会うのも楽しみの1つであるが、日本はなんといってもご飯がうまいのが最高だ。 普通のそば屋のわかめそばに感動し、普通の定食屋の生姜焼き定食のおいしさに言葉を失う。 家で食べた大根の味噌汁には涙が出そうになった(笑)。 この感覚、身に覚えがあるぞ。 そうだ、ボクサーだったころの減量中と、その減量から解き放たれた時だ。 当時は試合に向けて1ヶ月で8キロ落とさねばならなかった。 減量中は食事の内容、量ともに激しい制限をかけ、その上で運動量を増やした。 弱った体に少ない量の食事。 飽食の日本においてかなりレアな状況と言っても過言ではないだろう。 しかし、だからこそ少ない量の食事をよ~く噛んで味わいながら食べていた。 生まれて初めて食べ物のありがたみを知ったと言えるかもしれない。 そして試合前日の計量を終えて食べたおにぎりやパスタ。 体の細胞全体が吸収するようなあの感覚。 あれだけおいしい食事というのは減量を経験したものにしか味わえないのではないだろうか。 ふだん当たり前と思っているものにこそ、大切な要素が隠されているのだと学んだのだった。 でもよく考えたら今回はアメリカで増量して日本に帰国したんだった・・・。 本当に減量しなければいけないはむしろ今なのだ・・・。 う~ん、日本での食事が当たり前と思い始めてからかな(笑)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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