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2005/08/07
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カテゴリ:まじめな課外活動


私の留学日記にこれでもかってくらい登場している元クラスメイトのジャマイカ系黒人アメリカ人、Cとは遠く離れた今でもかなりの密度で連絡を取り合っている。

お互いの日常や仕事の話などとりとめもなく電話で話すわけだが、今回の話はかなり熱かった。


C:「実は今、出版社と本を執筆する交渉をしているんだ。提出するプロポーザルを見て意見が欲しい」


なんと、今度は本を書くのか!?

内容はこの時点ではさすがに書けないが、いつもながらこの男のアイデアと行動力は驚嘆すべきものがある。


メールに添付されて送られてきたのは提案書提出に関する出版社からの注意事項の書類(2ページ)と、彼の書いたプロポーザルの草稿(43ページ)。


来月受けるトイックのリーディングの練習にしてはちょいと厳しい量だ(笑)。


注意事項によれば、本の執筆の提案書とは、その本の内容の要約だけでなく、著者略歴の紹介、ターゲットとする読者層の説明、予想される競合本の分析、この本ならではのプロモーションの機会、実際の章のサンプルなど、かなり網羅された中身を要求されている。


この注意事項自体、俺なんかが読んでしまっていい書類なのか?という疑問が浮かんでしまうものの、アメリカの出版社の戦略、マーケティングへの姿勢が垣間見れて非常に興味深い。


そして、Cのプロポーザル。


この本は売れるでしょ!!!


出版後しばらくしたら翻訳されて日本の書店にも出回るかもしれない。

彼の計画は本の出版にとどまらず、その先の展開まで考えているのがなおいい。

Cのアイデアの日本版を私ができないかなとちょっと考えてみたが、日本の持つ閉鎖性と文化がそれを許さないだろうなあ。


とにかく、今日はこのプロポーザルの内容について私の意見や質問を彼にぶつけながら話を進めていった。


良い点、悪い点を指摘するのは誰にでもできる。

しかし、何かを作り出すことはそうそうできることではない。

その意味で私は彼を、こんないい加減で数字に弱い男であるが(笑)、尊敬している。


そして気付けば2時間が経過していた。



私:「よし、俺のコンサルタント報酬は印税の5%でいいや」


大爆笑のうちに話は終わったのだった。



え?いや、冗談じゃないってば(笑)!!

友人の頑張りは本当に良い刺激になる。

これからの楽しみがまた増えた。






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Last updated  2005/08/08 01:23:12 AM
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