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カテゴリ:まじめな課外活動
実は目の病気で最近調子が悪い。 コンタクトをつけていて、気付けば右目が真っ赤っかに充血していたのだ。 2週間くらい前から近所の眼科(診療所)に通っていた。 診断は「角膜潰瘍」 黒目に傷がついているということだが、原因もはっきりしないし、処置もいまいち効いてるのかどうかよくわからない。 病名自体も自分から聞いてやっと教えてくれた。 会計も合計額のみが記載されたレシートをくれるのみである。 私:「あの~、内訳教えてもらえませんか?」 処置に何点(いくら)、処方に何点という内訳を示すのは今や常識ではなかったのか。 この眼科では詳細を聞いてくる人にのみ後で内訳を出しているようである。 (しかも手書きで・・・) 病院(20床以上)では内訳付の領収書を渡すところも多いようだが、診療所(19床以下)では事務量が増えることの敬遠からも渡さないところが多いのかもしれない。 数ある商品・サービスの中で、きちんとしたメニュー(価格表)が顧客に提示されないのは医療サービスくらいではないだろうか。 ここのスーパーのキャベツがあそこのスーパーより何円安いというシビアな目を持ったおばさんも医療の価格に対しては完全に相手任せという状況が生まれてはいないか。 医療行為・薬の価格設定に関しては中央社会保険医療協議会(中医協)が行っているため、個々の病院や医師が口を挟めるところではない。 しかし、自分が提供された医療サービスの合計金額というものがどのような医療行為の累積なのか気にしている患者がどれだけいるだろう。 医療行為についても薬事関連についてもメニュー(点数表)を把握しているのはごく一部の専門的な知識を有する人間である。 この業界に医療専門職としてではなく関わっている身として、このギャップをなんとか埋められないものかと考えている。 ちなみに昨日(土曜)、再度その眼科に通院したところ、「治りました。もうコンタクトもつけていいですよ」と言われたのでコンタクトをつけたところ、またものすごい充血状態となってしまった・・・。 初日にそのコンタクトを持参してチェックしてもらった時には問題ないとも言われていたのに・・・。 しかもこの眼科は日曜休診で月曜から一週間夏休み。 やむなくちょっと遠いが日曜もやっている他の眼科へ行った。 ここは私がコンタクトを作ってもらったところでもある。 診断は「目の傷(角膜潰瘍)とドライアイ」 処方された目薬も飲み薬も前の眼科と違うもの。。。。 ここは院内処方ではなく医薬分業がされていた。 コンタクト会社とのセットにはなっているけど(苦笑)。 ただよかったのはコンタクト自体のチェックがさすがに丁寧で、左目用のたんぱく質除去と右目の無償交換をしてくれた! それにしても、どっちを信じればいいのかわからん・・・。 価格をはじめとする情報の非対称性(送り手に比べ受け手の情報が著しく少ない)と供給者たる医師の複雑な独自性により、消費者たる患者が価格・行為の妥当性に関する判断基準を確立させられないのだ。 とにかく治ってくれ~!! 健康のありがたさを再確認するのだった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005/08/15 01:28:16 AM
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