よしなしご利根

[はっちゃけ！楽しい課外活動] カテゴリの記事

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• 友達の２人のバースデーパーティへ：何歳になったかは聞いてはいけません

  友人のＣさんとＫさんのお誕生日会へ。彼女達は２人とも滞米歴１０年を越えるベテラン。（いかん、怒られる！）参加者は１1名。男性はＣさんの旦那さんでアメリカ人のＢと私の２人だけ。昨日といい、男性の肩身が狭い状況だ（笑）。男性の肩身が狭いと言えば、大学時代にエアロビクスの授業をとったことを思い出す。当時現役のボクサーだった私にとって、いろいろな種類のスポーツを行うことはボクシングの動きに多様性を与えるという面で非常に有益だったのだ。（大学時代、体育の鬼だった状況は過去の日記 参照）男女比は４対１８くらい、先生も女性だった。羨ましいと思った男性諸君、それは勘違いである。男女比は均等がちょうどいいのだ。もし男性が多いという状況なら女性は華になり得よう。しかしその逆は居場所がないという感覚なのだ・・・。エアロビの授業では一週ごとに男は減り、気付けば男は私１人になっていた・・・。別にクラスの女性達が冷たいというわけではない。それでも「なんとなく居場所がない」感に１人で打ちひしがれてしまうのだ。休憩時間はおしゃべりで盛り上がる女子達を尻目にエクササイズルームのすみっこで１人で体育座りしてたっけ・・・・。この時、男子校に通っていた時分に「女子高に転校したら楽しいんだろうなあ」と妄想に耽っていた自分を叱責したものだ。大学時代はボクササイズのトレーナーとして多くのＯＬさん達にレッスンを行っていたわけだが、講師と沢山の生徒という構図ではこの疎外感は問題とならなかった。だから女子高に生徒として転校することは厳しくても、先生として赴任することは無理じゃないという結論が導かれるのだろう。（←言ってることをあんまり相手にしないでください）話がだいぶそれた（笑）。今回の参加者の方々はみな優しいので、もちろん疎外感など感じるわけもなく楽しくお話できた。（決して苦しいフォローではない）言いたかったことは、Ｃさん、Ｋさん、誕生日おめでとう！

  2005/01/08

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• 教育の専門家達が集うホームパーティへ：日本の英語教育はどうあるべきか

  ワシントンDCのバンネスで開催されたホームパーティに出席した。主催者は途上国の教育援助を行っているNGOのＤＣ事務所で働くKさん。 妻がそのNGOでインターンをしていた時のボスがKさんだったのだ。始め私はそのパーティに参加する予定ではなかったのだが、車で連れて行けという私のボスの指令により参加することに。会場は、以前参加したＳさんの勤務するバイオベンチャーの同僚が開いたホームパーティと同じアパートだった。少し遅れて到着すると教育・開発の専門家の方々が６名いらっしゃった。私以外全員女性であり、当初は場の雰囲気に圧倒されてしまったが（笑）、皆さんこの教育の素人を快く受け入れてくださった。Ｋさんが作ってくださったタイ風のサラダやインド風のチキンカレーは本当においしかった。自分の知らない分野を専門の人に聞ける機会というのは非常に勉強になるし興味深いものである。逆に参加された皆さんにとっても私という異分子が新鮮な空気を送り込むことにもなり得るだろう。（そう願いたい・・・）いろいろな話題で盛り上がったが、中でもＥ先生と「日本の英語教育について」話したことが興味深かった。Ｅ先生は日本の私立大学で助教授として国際ボランティア概論や英語を教えていらっしゃり、現在はラテンアメリカの教育についての論文執筆のためワシントンＤＣを訪れている。日本の英語教育について、中学から始まって10年以上も英語を学び続ける我々がどうして実用英語にはこれほど弱いのかという疑問を私はずっと抱いている。そもそも日本の英語教育の元々の目標は論文や記事を読みこなすことができるという点に置かれていたわけだが、コミュニケーションを無視することはできない。リスニングや会話など、実用的な英語を教えるための試みが現在の中学校・高校では推進されているという。しかし、その反動なのか、最近の大学生には文法力や読解力に著しく欠ける生徒が多くなっているという。Ｅ先生いわく、実用英語を教えようとする流れのために体系的な文法・読解の授業をすることができなくなっているのではないかというのである。かと言って実用英語が上達しているわけではなさそうだ。う～む、バランスが難しいのだろう。私は文法・読解得意型の典型的な日本人であり、科目としての英語が得意であったのにも関わらず、アメリカに来て自分の実用的な英語力のなさに愕然とした。その立場から、日本の英語教育をもっとプラクティカルにして欲しいという思いは強い。しかし、中途半端な実用英語教育が文法力・読解力の低下を引き起こしてしまうというネガティブ要因は考えてもみなかった。英語教育の方法論は変化しているようだが、肝心の目標は変わっているのだろうか。教育の世界においても、明確なビジョンを伴った施策の必要性を感じた。

  2005/01/07

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• 年賀状（メール）について考える：「広く深く」は難しいなあ

  朝早くＤＣのダレス空港まで両親を見送りに。この空港にくるたびに切ないロックアウト事件の記憶 が脳裏をよぎる。教訓は常に持ってしかるべきものだが、トラウマはあまり抱えたくないものだ（苦笑）。ロックアウトもなく無事両親をゲートまで見送ることができた。楽しんでいただけたかな。また５ヵ月後に会いましょう。帰宅後、出し切れていなかった年賀メールに着手する。年賀状はすごく仲のいい人やお世話になった人にも、この時期にしか挨拶ができないようなご無沙汰な人にも送りたいものである。去年のメールの受信箱や送信箱をベースに送っているが、きちんとオーガナイズされていないために毎年苦労している。。。私の至らなさで漏れてしまっている方々、ここでお詫び致します。。。。小・中学生の頃には年賀状を送る際のポリシーを持っていた。１．受け手に特有の話題を添えた手書きとする２．その年の干支にちなんだ絵を描く今振り返ると字も絵も感心するくらい下手な私がなぜこのようなポリシーを持っていたのか当時の私に詰問してやりたい気持ちだ（苦笑）。おそらく、自分だけに送られたオリジナルの年賀状を受け取ったときの喜びを届けたかったのだろう。マーケティングの真髄を理解している小学生ではないか（笑）。当時は年賀状書きを一大イベントと位置付けて頑張っていたような気がする。受け取った人にインパクトを与えたい（喜ばせたい）という思いは今も変わらないものの、哀しいかな現在はキャパシティーの問題から、いわゆる「手抜き」になってしまっている。ただ、受け手にまつわる話題というオリジナル性の創出は難しいものの、今回はこのブログのＵＲＬを添えることで自分の詳しい近況を伝える機会を得ることができたのはよかった。（日本語の通じない友達には無理だが・・・）少しでも多くの後輩・同輩・先輩・恩師達に年始のご挨拶をという思いから、送る作業は今でも私の中での一大プロジェクトである。国内外の友人達に今年は300通ほどの年賀メールを送っただろうか。なかには宛先不明で届かないものも少なからずある。受け手の反応もさまざまで非常に面白いし、懐かしい。このような作業をできるのも学生である今回までかもしれない。というわけで、今後のいっそうの非礼を前もってお詫びしておきます。。。。やはり、交友を「広く深く」というのは至難の業だなあ。。。。

  2005/01/05

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  〔銭湯マーク証拠写真付き〕最終日は銭湯とサウナでゆっくり：は、ここはアメリカか！？

  両親のアメリカ滞在も一日を使えるのは今日が最後。ＤＣのツアーも一通り終えたし、リクエストを聞いてみた。母：「そうねえ、ゆっくり湯船につかりたいなあ」シャワーの生活は３日ともたないのですね（笑）。予定詰め込みツアーとは違ってお客様の繊細なご要望にお答えするのが当社（？）の持ち味。というわけでこの看板を目指してコリアンタウンのアナンデイルへ。湯につかりながら、そしてサウナに耐えながら父と語ったのはいつ以来だろうか。というよりも今いるのはワシントンＤＣなんだっけ（笑）。その後、昼ご飯に韓国料理を食べ、ＣＤショップをはじめとする買い物エリアへ繰り出し、夜ご飯はあっさり系が食べたいという彼等のリクエストにお答えして我々夫婦のお気に入りのベトナムレストランへ。注文はいつものあれ。帰宅すると、ネット書店アマゾンの個人売買で注文していた映画のビデオ「The Temptations」が届いていた。父が熱狂的なファンである60年代から80年代のアメリカで一世を風靡した同名のＲ＆Ｂグループを描いたノンフィクションストーリーである。代表曲「My Girl」はファンならずとも知っているだろう。この映画、90年代後半の製作だが日本では上映されておらず、父も最近までその存在を知らなかったという。私もほんの２週間前に旅行したマイアミのモーテルで見たテレビで偶然放映しているのを見たのだ。ＤＣに帰ってから急いでアマゾンで探し当てて注文しておいた。他にも頼んでおいた映画の原作の小説やライブのビデオなどが間に合わなかったのは残念だが、明日朝の帰国前にこのビデオを渡すことができてよかった。しかしながら父も家に持ち帰ってその映画を観るのを我慢できなかったらしく（笑）、その場で上映会に。ふんだんに織り込まれた当時の曲のオンパレードが最高なのだが、同時にメンバーの生き様を描いたストーリーもなかなか面白い。英語オンリーの映画は父には少し厳しかったかもしれないが、マニアの彼は映画で起こっている内容はほぼ全てすでに知っているので問題はあるまい。自分のカラオケのレパートリーにマイガールも入れようかな。

  2005/01/04

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  〔写真満載〕ゴスペルライブで始まりメキシカン弾き語りライブで終わる：密度の濃いDC観光

  両親のDC滞在もあと２日間（昨日来たばかりなのだが（苦笑））。今日はとっておきの観光プランであちらこちらを連れ回した。まずは1869年創立の歴史ある美術館、コーコランギャラリーへ。入った眺めはこのような感じ。この美術館の中にレストランがあり、毎週日曜にはゴスペルライブを聞きながらビュッフェを食べられる。第一回の日記ではパリのルーブル美術館のマーケティングのすごさについて書いた が、欧米は美術館を魅力的な場所にするための工夫が優れていると思う。料理はおいしかったし、ゴスペルのライブを聞いたのは初めてであったがソウルフルでなかなかに楽しめた。（ちょっとブレちゃったけどご勘弁を）その後向かったのがホテル・ヘイアダムス。ここの屋上からホワイトハウスを見下ろす眺めが素晴らしいということで、Ｓさんからこのホテルのコンシェルジェ（接客係）のＪを少し前に紹介していただいたのだ。ホワイトハウス周辺の高い建物のバルコニーや屋上には軽々しく出てはいけないという。狙撃テロのカウンター攻撃として政府側のスナイパーに撃たれてしまう危険があるからだという。ものすごく怖いではないか（苦笑）。。。。。そのため、コンシェルジェであるＪにホワイトハウスのセキュリティに連絡を取ってもらい、この時間のこの人数が今からヘイアダムスの屋上に出る許可を得るのである。そのようなプロセスを経て見ることができた絶景がこれだ。曇っていたのが少し残念だったが、ホワイトハウスを含めＤＣの主要ポイントをここまで一望できる場所はなかなかないだろう。この景色には両親も喜んでくれた。（Ｓさん、ありがとうございます！！）ちなみに手前に映る工事中の場所は今月20日にある大統領就任式のために設けられる観客席である。この就任式の準備もあってか、立ち入り制限の拡大など周辺の警備はいつもより格段に厳しくなっていた。その後、場所を少し移動して我々夫婦が通うジョージワシントン大学を案内した。休む間もなく国立サイエンスアカデミーのアインシュタイン像、リンカーン像、朝鮮戦争メモリアルへ。まずは大きなアインシュタインにこんにちは。次いで、お馴染みリンカーンが座る巨大な像へお参りをし、朝鮮戦争メモリアルへ。左に映る壁の前に行くとこのような兵士達の壁画の数々が続いている。（撮影している私が反射して写ってしまっているが）この写実的な絵画の兵士達の眼差しはこの戦争に対する様々な思いを物語っているように私は感じる。お次はバレエやオペラなどが催されることで有名なケネディセンターへ。ケネディセンターの顔と言えば、先のアインシュタインの像にまけないくらい大きいこのブロンズ像ここでは「ミレニアムステージ」と題された様々な無料ライブが毎日のように開催されている。本日の催し物は女性３人のアカペラグループが歌うアルメニアの民俗歌謡。ハーモニーが本当にきれいで美しい歌声だった。あまりの美声に私の両親は睡魔に誘われていたようだが（笑）。夜ご飯は行きつけのメキシコ料理レストランへ。思いもかけず、ここでもギター弾き語りデュオのメキシカンライブをやっていた。（ちょっと暗いけど弾き語りの雰囲気、出てるでしょ）生のメキシカンミュージックを聞きながら食べるブリトー、エンチュラダ、そしてファヒータはおいしかったな～。ふぅ～、充実した１日だったが、今日は動き回ってさすがに疲れた～。父と母には喜んでもらえたかな。帰宅後夜の10時を待たずして疲れた両親と妻は怒涛のごとく眠りについてしまった。私もさすがにもうダウンだ・・・・・・。

  2005/01/03

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  「３、２、１、ダー！」（ちょっと違う？）カウントダウンパーティで絶叫！：今年もよろしくお願いします

  アメリカでも新年となった。明けましておめでとうございます。今日はＴご夫妻にお誘いいただいて、奥さんのＲさんの妹さんＳさんと我々夫婦の総勢５名でワシントンＤＣのクラブのカウントダウンパーティに出かけた。私は奥の手として日本から持参のワインレッドのスーツを身にまとった。会場はポトマックミルズ沿いのウォーターフロントにある巨大クラブで、数百人を超える客で賑わっていた。客層は黒人が８割、白人・ヒスパニックが２割といった様相で、アジア人はかなり少数派数だった。私がビジネススクールで一番仲の良いクラスメイトのアメリカ人Ｃもジャマイカ系の黒人だし、やはり仲の良い、中国語と日本語を話せるクラスメイトのＥも黒人であり、私はこの空間に違和感を感じることはなかった。しかし、２ｍを越すようなごっつい人も多く、ちょっと怖かった・・・。カウントダウンが近づくまでの時間は食事をし、その後カジノで盛り上がった。このカジノはただのゲームで、実際にお金は一切かかっていない。それでもディーラー相手にやるブラックジャックは雰囲気があって面白かった。しかし、この女性のディーラーさん、本物のプロじゃないようで、足し算の計算間違いを連発し、こっちが勝負に負けてるのに勝ちにしてくれちゃったりしていた。一時期は我々日本人５人がテーブルを占領したこともあった。そうこうするうちにカウントダウンが近づいてきた。ＤＪのステージがあるところに向かったが、ものすごい混みようだ。みんな飲み物片手に踊り狂ってる。危険だ（笑）。そしてカウントダウン！なんだかわけのわからない写真だが、雰囲気だけでも味わってください（笑）。去年の年越しは妻の両親と一緒にＤＣの家でテレビを観ながらまったりと新年を迎え、それはそれで家族団欒のよい幕開けだった。しかし2005年の幕開けはパーティ会場で絶叫という対照的だがこれも楽しい始まりだ。今年もよろしくお願いします。

  2005/01/01

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• 限られた時間で何をするか：両親の来訪に備えて

  やっとのことでマイアミ～キーウェスト旅行記を書き上げることができた。学生時代に行ったインドやベトナムの旅行記は当時携行していたメモ帳に書き殴っていたが、今はどこにいったのやら・・・。楽天のブログに書き残した日記の数々はこれだけきれいな活字（笑）で書き残してあれば後になってもしっかり振り返ることができるだろう。元旦から私の両親がワシントンＤＣに遊びに来るので、その予定を考えている。去年の年末には妻の両親が遊びに来てくれた。その時は１週間くらいの滞在時間があったので、クリスマスにはニューヨークへ行きミュージカルを観たり、ＤＣでもゆっくりと時間を過ごすことができた。しかし、今回の私の両親の場合は滞在が正味わずか３日間くらいしかないので、観光スケジュールを考えるのも大変だ。私の両親はこの日記を読んでないとの予想のもと、ネタばれ覚悟での述懐です（笑）。我々夫婦の通う大学のキャンパスを案内したり、ホワイトハウス、リンカーンの像、国会議事堂など、お決まりのコースはこれまでにも友人達を案内した経験があるので大丈夫だろう。さらにどこで何を食べさせたら喜んでくれるかなー。アメリカに来たからにはごっついハンバーガーとかがいいのだろうか。でも母がアレルギーを起こしそうだ（笑）。母の好みとしてはベトナムレストランやタイレストラン、そしてメキシコレストランといったところか。日本で食べられないものと考えると難しいものだ・・・。目下検索に苦労しているのは父が望むＲ＆Ｂやソウルミュージックのライブ鑑賞である。50年代～70年代のブラックミュージックが大好きな父に本場のライブを聞かせてあげたいという思いがある。レコード店はＲさんのご協力などもあり、何件か行く候補を見つけた。ライブについてはジャズ演奏などのライブは見つかるのだが、ヴォーカル付きのＲ＆Ｂなどのライブはなかなか見つからない。相当長い時間をかけてネットをさまよったのだが・・・。現在のところは美術館のカフェでブランチビュッフェを食べながら聞くゴスペルのコンサートと、ケネディセンターで行われるアカペラコンサートに行こうと計画中。まだ計画段階であるが、私自身も楽しみだ。

  2004/12/30

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• アウトレットモールで買い物三昧→Tご夫妻のホームパーティ出席

  自宅から40キロくらい離れたアウトレットモール（ポトマックミルズ）へお買い物。ここへ来たのは５回目くらいだろうか。ラルフローレンやＧＡＰ、ティンバーランドなどのファッション系多数を始め生活用品、おもちゃ、本などの多数の店が集結しており、敷地のでかさもはんぱない。安いし品揃えも多いので楽しい。でも大きすぎて疲れる・・・。お気に入りのＴシャツの店が「Buy one, get one more for free」、つまり１枚買えばもう１枚好きなやつがタダでついてくるというアメリカならではの大ざっぱセール（笑）をしていたので、柄を入念に選んだあげく４枚ゲットした。（つまり２枚分の値段で）その後も私はベルトやパーカーなどを買い、妻はセーターやズボンなどを購入した。「市価75ドルのラルフローレンのベルトが25ドルに」貧乏性の私はこういうのにめっぽう弱い（苦笑）。根拠のない市価とのギャップに踊らされてだまされるタイプとも言えるので気を付けないと・・・。けっきょく５時間くらい滞在した。その後、Ｔご夫妻のホームパーティへ出席。ゲストはＴご夫妻のご近所さん達、旦那さんのＳさんの職場の人、奥さんのＲさんの通う語学学校のクラスメイト達、さらにスペシャルゲストとしてちょうどＤＣに遊びにいらしているＲさんの妹さんという構成であった。日本語と英語が入り乱れる国際色豊か（？）なパーティで楽しかった。中でも、Ｔ夫妻が出演した、ジョージア州のケーブルテレビの料理番組のＤＶＤ上映会は最高だった。キッチンで展開されるいわゆるクッキング番組。ゲストとして登場した彼らは日本の代表として、アメリカ人の司会に解説をしながら日本料理を作り、紹介する。献立は、刺身サラダ、天ぷら、鳥のソボロ、そして豆腐の味噌汁の四品。味噌汁のダシを昆布とカツオ節からとる凝り様である。Ｒさんがやった手の上で豆腐を切るパフォーマンスは視聴者のアメリカ人に受けたのではないだろうか。料理も解説も夫婦揃って堂々としていてかっこよかったなあ。私もボクシング教室の講師とかで番組に出れないかな。だめだ、ボクシングはアメリカの方が歴史があるスポーツだから日本人であることのメリットは何にも生かせないか。さらに根本的に英語でその仕事をこなせないな・・・。クラスメイトのアメリカ人Ｃがまたボクシングを習いたいと昨日言ってたから、教えた動きの英語の表現を教えてもらえるし、彼を実験台にスタートしてみるか。「きれいな英語」しばりというルールを設けないとカットされてしまうな（笑）。

  2004/12/29

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• アメリカでの親友と大いに語る：ラップの英語ってのはやっぱり汚い英語なのね・・・

  ジャマイカ系アメリカ人のクラスメイト、Ｃと久しぶりに会い、２人で昼ご飯を食べながら近況を語り合った。最初の２学期は授業やら課題やらで毎日のように顔を合わせていた２人だったが、今学期は同じ授業を１つしか取っておらず、会う機会も少なかった。しかし、今学期も夫婦同士でよくご飯を食べに行ったり、私のビジネススクール入学以来最大の危機 では往年の（？）チームワークを発揮するなど、やはり彼は良き友である。ＤＣのメキシコレストランでランチを食べながら、今学期のお互いの勉強の事、ビジネスの話、そしてプライベートの話など、話題は尽きることがなかった。それにしてもＣの学内における情報網はものすごいものがある。クラスの誰と誰が付き合い始めただの別れただの、本当に詳しい（笑）。本人達はまさか私がその事を知ってるとは思うまい（苦笑）。１つだけ残念だったのは、彼の家庭の事情のため、４人で行こうと計画していた新年のジャマイカ旅行が中止になってしまったことだ。まあ、これは仕方がない。来年３月のスプリングブレークに望みをつなごうということに。帰りの車の中、彼はいつものようにノリノリでお気に入りのラップをＢＧＭに流し、そして大声で歌う（笑）。さらにはその歌詞の意味を私に解説してくれたりする。あまりに汚い内容でここではとても書けないが（苦笑）。何を言ってるかよく聞き取れないけどそのノリが好きなラップやレゲエ。歌詞を知ったら幻滅（orよけいに燃える（？））かも（笑）。

  2004/12/28

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  〔トップページの写真変更〕クリスマスツリー巡り：ホワイトハウスと国会議事堂

  あずあずさんにとってのＤＣ最終日。今日は私の通っている大学のキャンパス、リンカーンメモリアルを周った後にビジネスランチに同席してもらい、その後アーリントン墓地、ホワイトハウス（とクリスマスツリー）、国会議事堂（とクリスマスツリー）を観て周った。あずあずさんの「トップページがいつまでたってもＤＣの桜の風景で季節感がない」とのツッコミを受けて今日のツリー２枚に変更しておきました。（また時期が終わったらアップデートしないと・・・）上が国会議事堂とツリーのツーショットで下がホワイトハウスの裏庭に設置された大統領のクリスマスツリー。ホワイトハウスのツリーの方はメインのツリーの周りを各州の小さなツリーが取り囲むまさに全米が集結したクリスマスツリーなのである。観光客も全米各地から集まっているように思える。明日からはいよいよマイアミ～キーウエストの旅。私の日記は25日までお休み致します。帰ってきたら写真とともに旅の日記でもつけようかな。26日になっても27日になっても更新がなければ何かあったと思ってください（苦笑）。それでは、荷造り開始！！

  2004/12/19

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• オレゴンからあずあず来訪：ベトナム料理と韓国料理を制覇

  あずあずさんがオレゴンからやってきた。今年の夏にカリフォルニアのモントレーで共通の友人邸を訪ねた時 に会った以来であったが、お互いの楽天日記のせいで久しぶりな気がしない。お互いの近況を知っているのはいいことだけど、ネタばれも度を越すと味気ないものかも（笑）。それでもオフレコの話とは常に存在するもの。というわけで「裏あずあずオレゴンの日記」VS「裏よしなしご利根」の対決で盛り上がった。（←何のこっちゃ）（彼のビジネススクール奮闘記in Oregonは こちら から。）ワシントンＤＣの滞在は今日と明日で、明後日からは共にマイアミへ飛び、レンタカーを借りてキーウェストまで車を走らせる予定。海の上にかかるあのロマンチックな橋、Seven-Mile Bridgeを彼と２人っきりで渡ることになろうとは（苦笑）。許せ、日本に一時帰国中の妻よ。せめて場所の雰囲気だけでも伝えられるようにデジカメに収めてまいります。さて、今日はあずあずさんが夕方前にＤＣの空港に到着したので車でお迎えに上がり、まずはベトナムショッピングモールで麺を食べ、その後韓国人街アナンデイルで焼肉の食べ放題で死ぬほど食べた。観光っていうか完食という状況だ・・・。あずあずさんもオレゴンにはないＤＣエリアの食文化（？）に満足してくれたようで何よりだ。明日は私のビジネスランチにちょっと付き合ってもらった後にＤＣ・アーリントン観光の予定。明日もがっつり食べていきそうだな～。マイアミで水着になる前にやせる計画が崩れていく・・・。まあ、旅の恥は掻き捨てということで・・・・。

  2004/12/18

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• 最後のプレゼンで今学期終了！→友人Ｆの送別会→Ｙさんのプロジェクト承認お祝いお茶会

  昨日明け方まで準備していたプレゼンを無事終了！去年の秋に６科目、春に７科目、夏に３科目とってきた上での今学期の５科目が終了した。英語はまだまだいけてないけれど、さすがに勉強面で慣れてきたこともあり、（怠け方も覚え）今学期は課外活動によりネットワーキングを広め、深めることができたと思う。一学期目は「俺はこのまま勉強のみでアメリカ生活を終えてしまうのか！？」というプレッシャーにおののいていたが、なんでも継続していればなんとかなるものである。年が明けたらいよいよ最終学期が始まる。もっと課外活動に勤しめるかな～（笑）。授業終了後、学校近くのタイレストランで開催された同じ大学の学部生のＦの送別会に参加。ものすごい勤勉な男であり、図書館の住民と化していたＦ。製造業の社長の跡取り息子である彼にとってこの留学は世界を知るための帝王学の１つだったのかも知れない。重圧に負けずにその頼もしい使命感を開花させてくれ！会終了後、昨日理事会でウルグアイにおける約５０億円（$50million)のプロジェクトの承認を勝ち取ったＹさんの祝勝お茶会へ。Ｙさんは開発系国際金融機関に勤めるスーパーキャリアウーマン。日記にも登場した、今年６月末の餃子パーティ で友人の友人としてお知り合いに。今年はすでにチームリーダーとして30億円のプロジェクトを成功させていたのに、また新たなプロジェクトのリーダーとして50億円のプロジェクトを実現させるなんて・・・。彼女が 最近始めたブログの第一回目 はそのプロジェクトについて触れられている。大規模プロジェクトのダイナミズムが感じられる文章をぜひご覧ください。そういうわけで、お茶会ではＹさんからプロジェクトの裏話やプロジェクトリーダーとしての心構え、さらには債権の証券化とはどのようなものなのかなど、いろいろな話を聞かせてもらった。ふだんはほわ～んとしてるのに（失礼！）かっこいいなあ。まだまだ何の専門性も持っていない私であるが、これからはマネジメント能力があるスペシャリストの時代だろう。また刺激をもらいました。頑張らねば！！というわけでまずは明日からのバケーションを完全燃焼だ！（←拡大解釈）

  2004/12/17

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• ワシントンDCの空港で車のエンジンかけたまま締め出し→クラスメイトのアメリカ人と寿司→新橋駅前（？）でカラオケ三昧

  車のエンジンをかけたままドアの鍵をかけて外に出てしまった！就職活動のために日本に一時帰国する妻を見送るため空港に到着した直後の出来事だった。トランクに入れていたスーツケースを取り出そうと車を出た時であった。いわゆる「ロックアウト」という悲しい現象である。仕事の関係上運転する機会が多く、ロックアウトには特に気を付けてきたのに、アメリカで初体験するとは思っていなかった。。。とりあえず妻を先に搭乗手続きに向かわせ、私はご近所さんのＳさんに電話をかけた。朝早かったにも関わらず、Ｓさんは救世主のごとく電話に出てくださり、鍵開け急行サービスの会社の電話番号をネットで調べて教えてくれた。Ｓさん：「実は俺もこっちきてから閉め出し１回やっちゃったんだけど、出張してもらうと全部で９０ドルくらいかかるよ・・・」がーん・・・・。最近、不注意による不必要な出費が増えてる気がする・・・。そんな時、妻から搭乗手続き終了報告の電話がかかってきた。ゲートに入るまでまだ１時間くらいの猶予があるな。空港関係者なら、鍵開け出張サービスの近くて安いところを知ってるかもしれないから、念のために聞いてもらうことに。そこで意外な朗報を耳にしたのだ。空港内に鍵開け・レッカー移動の専門部隊が配置されおり、空港駐車場内のロックアウトに関しては無料で鍵開けを行ってくれるというのだ！！不幸中の幸い！早速手配してもらい、担当のお兄ちゃんに鍵を開けてもらった。その時間、ほんの５秒。こりゃ、狙われたら一瞬だな・・・。ともかくお兄ちゃんの手に１ドル札５枚を握らせて無事終了。90ドルが５ドルで済んだ！いや、喜ぶ前にこれをレッスンにして今後気を付けないと。皆さんも、しょうがなくロックアウトをしてしまうという時はなるべくワシントンＤＣのダレス空港でするようにしましょう。水曜のペーパー提出と木曜のプレゼンテーションで今学期も終了だ。でも昨日まではちょっと大変だったので週末休暇宣言。夕方からは先日ペーパーの提出を助けてくれた アメリカ人のクラスメイトＢに寿司をご馳走した。場所は以前食事会を開催したこともある アダムス・モーガンにある寿司屋さん。注文は私に一任された。あやふやな部分も多かったけど、私の方から慎重にネタの説明をしながらも２人で猛烈な勢いで食べていった。例：「これはウナギでこっちは穴子ね。ちなみに俺は穴子派だよ」２人で６０個くらい食べただろうか・・・。喜んでもらえて嬉しかった。少しは恩返しできたかな？教室の中ではあまりできないようなお互いの仕事やこれからのビジョンの話など、非常に楽しい話をすることもできてよかった。アメリカに来たからにはアメリカ人のBuddy（仲間）もどんどん増やしていきたいものだ。今日の最後のイベントはカラオケ大会の参加だった。ワシントンＤＣにある国際機関にお勤めの友人ＹさんとＴさんからお誘いを受けていたのだ。実際この会はＤＣの数ある国際機関に出向されている日本人の方々による年忘れカラオケ大会という様相であった。１０人の参加者のうち、６人の方が初対面であった。皆さん背広かそれに準じた格好なのに私はトレーナーとＧパン。。。初対面で何も話さずいきなり歌のご挨拶というのも粋だ（笑）。みんなノリノリで６時間くらい歌っただろうか。気付けば午前３時を過ぎていた。雰囲気が本当に日本の会社のカラオケという感じですごく懐かしかった。一瞬、「ここは新橋駅前のカラオケボックスか？」と疑ったのは私だけではなかったようだ。カラオケが終わって店から出てお別れという時点で皆さんと名刺交換。すごい順序だなこれは（笑）。「今度はゆっくりお話しましょうね」という言葉もすごい説得力があった。いろいろな人がいて楽しいなー。

  2004/12/11

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• 下は２０歳から上は８０歳まで：大学ＯＢ会に見参！

  予定が二転三転した日であった。本来なら今日は「Cross Cultural Management」のファイナルプレゼンテーションとペーパーの提出日だった。昨日になって突然教授からクラスの生徒宛にメールがきたのだ。「明日は教室など学校の施設が休みということなので、水曜（７時ー９時）の授業を木曜の同じ時間に変更します」な、何を～！！その後、ある生徒が「水曜のプレゼンのために大切な用事をキャンセルしています。木曜には友人の結婚式に参加し、自分もある役回りを頼まれているので行くことはできません。あまりに突然すぎます」なんてメールを出して事態は紛糾した。私の方も「木曜の参加はできます。しかし、友人との予定された夕食をキャンセルしなければなりません。」（まさか友人へのボクシングレッスンとは書けなかった（笑）・・・）と、教授を含むみんな宛に返信したが、けっきょく木曜開催になったのだ。1日延びたからって変わらずに計画を進めればいいのに、その延期に合わせて怠けてしまうのが人の常。（単に私の常か？）というわけで、今日は本来なら授業のため参加できなかったはずだった、日本における大学のＯＢ会にＴご夫妻と共に夫婦で参加した。参加者は約30名。下は交換留学でＤＣに来ている現役の大学生から上は1948年に卒業されてすぐ渡米された在米歴56年の大先輩まで、幅広い世代の方々とお会いした。もちろん仕事でこちらに来られている方々もたくさんいらっしゃり、大きな大きな企業のワシントン事務所の所長さんやジャーナリスト、大学教授まで多彩な顔ぶれであった。同じ大学出身という１つのコミュニティにすぎないわけだが、先輩、後輩達がいろいろな分野で活躍しているというのは非常に刺激になる。幅広い世代の人々とのスムーズな関係作りを助けてくれる役割もあるのだと感じた。ただ、本当に久しぶりに日本式のフォーマルな会合に参加して緊張した・・・・・・。いつも同じことしか言わない上に内容の薄い英語での自己紹介と一緒じゃやはりだめだし（笑）。でも気付いたら同じようなことしか言ってなかったか。。。自己紹介でボクシングをやっていたことを話したのを聞いて、アメフト部出身の先輩Ａさんが話し掛けてくださった。Ａさんは現在一流商社のワシントン事務所の所長をされている。「ボクシング部のＯって知ってる？」聞いたことある名前だな～。あ、私が大学生だったころボクシング部の監督をしていた人だ！大学時代はボクシングジムに通っており体育会には入らなかった私だが、１度だけボクシング部の助っ人（？）として公式戦のトーナメントに参加したことがあったのだ。その時にセコンドをしてくださったのがボクシング部のＯ監督だった。そのトーナメントは決勝で元インターハイチャンピオンの男に負けてしまったのだが、アマチュアとしてでも後楽園ホールのリングに上がった初めての経験としてとても勉強になった。（本音は今でもひじょーにくやしい）悔しさを思い起こしてつい話がそれてしまった（苦笑）。ＡさんとそのＯ監督が高校以来の同級生だと言うのだ。いやあ、人と人のつながりというのは奥が深い。気付けば明日は延期されたペーパーの締切とプレゼン、そして他の授業でのプレゼンが待っているんだった！！今から原稿作って練習しよっと・・・・・・。

  2004/12/09

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• 往年の放送部員（小学校５年当時）、ＤＣ法曹会に参加

  夕方から図書館でミーティング。月曜に「Managed Care」のクラスのチームプレゼンテーションがあるためだ。テーマはＨＩＰというニューヨークにあるＨＭＯ（アメリカ特有の健康保険会社組織）の保険プラン別の収支状況の比較。ヘルスケアというサービスは公共性も高いため、もうかるサービスのみに集中すればよいというものではない。コミュニティへの還元と組織存続のための収益性の追及という２つのバランスが肝要である。それにしてもＨＭＯが取り揃えるアメリカのヘルスケアプランの多様性と複雑さには頭を悩まされる。。。ミーティングの後、ワシントンＤＣの日本人の法曹関係者が集う食事会に参加した。チームメンバーの１人、Ｍが親切にも車で送ってくれた。彼女は医者であり、旦那さんも医者というドクター夫婦である。今日も急患が出たということでミーティングには遅れて登場した。そんな彼女の車はＢＭＷ。Ｍ：「夫の車もＢＭＷなの。もっと新しいやつだけどね」仕事は猛烈に大変そうだけど、お医者さんってやっぱりお金持ちなんだなあ。医師として働きながらマネジメントの勉強もするなんて本当にすごい人だと思う。こういう偉大なクラスメイト達からも学んでいくぞー。さて、今日のＤＣ法曹会、もともとは「司法試験合格○○年度組」といった、超高級会員制クラブという様相だったらしい。しかし、弁護士でも検事でもなく、ロースクールに通っているわけでもない私がなぜ参加できたのか。１）大学がいちおう法学部法律学科だったから２）小学校５年の時の放送部員だったという語感を買われて３）幹事さんがお友達だったからすいません、答えは３でした。ＤＣ法曹会の門戸開放という素晴らしい流れに乗らせていただいたというわけである。ともかく、ＤＣのど真ん中の中華料理屋に５０人の法曹関係者が集結した。中には私のような「ニセ者」さんもいたはずだが（笑）しかし、会場では弁護士さん、法務省からの出向でアメリカの省庁で研修を受けにこられている検事さんや、外務省、経産省、法務省からの派遣でロースクールに通われている方々など、日本ではお目にかかれないような豪華キャストと話すことができた。アメリカに高飛びしているからこそできる話の数々、楽しかったなあ（笑）。ＪＥＴプログラムで静岡の小中学校で英語を教えていたというアメリカ人女性Ｋとのお好み焼き談義も面白かった。彼女の主な興味は人権関連の法律で、現在はＤＣの大学のロースクールに通っている。ゆくゆくは法的観点からミャンマーの人権擁護などに関わりたいと言っていた。その前に今日交わした「お好み焼きパーティ」の約束を果たさねば。今日も多くの出会いがあって楽しかったー。Ｋさん、幹事お疲れ様です。そしてお誘いありがとうございました！

  2004/11/20

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• アメリカで初カラオケ５時間！：60年代の曲なんてオヨビじゃない？

  日本にいたときを考えると二年ぶりくらいだろうか。アメリカに来て初めてカラオケにいった。場所はアナンデイルの韓国人街に位置するとあるカラオケボックス。アメリカで「ＫＡＲＡＯＫＥ」というとまだまだスナックで人前で歌うのが主流である。そんななか、日本人好みのカラオケボックスがある場所は限られてくるのだ。韓国人の経営するカラオケボックスなので韓国語の曲が主流であるが、「Japanese」と指定すれば日本語の歌だけの冊子を渡してくれる。その選曲本の表紙はハングル文字だが（笑）。このカラオケボックス、内部もコントローラーによる選曲の仕方も日本にあるのと同様のシステムであるが、実は激しい舞台裏がある。受付カウンターのすぐそばに１０数台のデッキのＣＤを急いで入れ替えているお兄ちゃんがいる。そうなのだ、このカラオケはコントローラーで選曲しておきながら、実際に曲がかかるまでのプロセスは人によるこてこての手作業なのだ。。。画面に写る「ただいま曲を探しております」の文字たまに見つからずに曲が飛ばされてしまう現象歌が終わって、もしくは途中で曲を止めようとしても「ストップ」の反応が異様に遅いやはり人がコツコツやっているのだ（笑）。一緒に行ったメンバーは計６人。Ｔ夫妻（Ｓさん、Ｒさん）、Ｒさんの友達のＳちゃん、Ｒ君、そして私のＭＢＡの後輩Ｙちゃんと私である。みんなノリノリで気付けば５時間が経過していた。Ｙちゃんと私以外の４人がスモーカーだったので、煙がちょっと辛かった・・・。カラオケというレジャーの時間に吸いたいというスモーカーの気持ちはわかる。何かWin-Winの分煙方法とかあれば良いのだが・・・。吸わない＆煙が苦手な私にとっての永遠のテーマだ。それにしてもみんな歌うのうまかったな～。新しいのを全く知らない私はチャゲ＆飛鳥の「男と女」や、上田正樹の「悲しい色やね」、松山千春の「恋」などを歌ってた。（←古すぎ？？）さらにＳちゃんが間違って選曲した植木等の「ハイ　それまでョ」（1962年）まで熱唱してしまった。。。ここまでくると単に老けてるとか、おじさんなどという言葉では片付けられない、小粋な領域に達していると言えよう。（←開き直り）やっぱりカラオケは日本人の心だなあ。

  2004/11/14

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• ブルース歌手並のしゃがれ声に・・・：皆さん風邪には気をつけましょう

  ここ数日風邪気味だったのだが、とうとう声変わりした。この声変わりは大人に近づいたと言うよりも、森進一に近づいたような状況。昨日のいき過ぎたプレスリーコスプレの罰だろうか・・・。熱はあまりないようだが、咳と喉の痛みが激しい。というわけで、今日行ったＩ君とＥちゃん主催のＢＢＱでは（←行ってるんかい！）おとなしくホットドッグとおにぎりとやきそばとステーキを平らげ、円陣バレーでしとやかにサーブをこなしてきた。いや、声以外、体はいたって元気なんだけど・・・。本当に食い逃げ状態だったけど、気持ちの良い天気のもとでのＢＢＱ、Ｉ君、Ｅちゃん、ありがとう！帰宅後は明日提出のヘルスケアファイナンスの宿題と、明日のマネージドケアのクラスでのプレゼンの用意。こんなしゃがれ声が明日も続いていたらどうしよう・・・。手洗いとうがいを日々欠かさない私でも風邪にはひいてしまうのです。皆さんも風邪の予防をしっかりしてくださいね。

  2004/11/01

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  [画像付]♪何やってんだ～、いったい～♪（Love me tenderのリズムで）：プレスリーのコスプレはハロウィンの調べ

  ハロウィン・パーティのはしごをしてきた。夜６時に一つ目に出席し、帰宅したら朝６時・・・。仮装時間がちと長すぎたな。一日のスタートはＴ夫婦とロズリンで飲茶を食べ、仮装用の衣装を購入するところから始まった。飲茶はやっぱり最高だ。アレキサンドリアにあるハロウィン用コスチュームショップでは大勢の人でごった返していた。どんなの買おうかな～。と、買いたくないものがまず目に入る。アジアを馬鹿にしてないか、これ？ちょびっとした黒髪がよけいやだ（笑）。カップルコーナーではこんなものが・・・。ふ～む、まあ、確かに、ねえ・・・。けっきょく私が購入したのはエルビス･プレスリーの衣装上下と別売りのサングラス付きリーゼントかつら。妻はミニーマウスをモチーフしたワンピース。こんなインスタントな企画物に１００ドル以上つぎ込む我々っていったい・・・。一つ目に参加した、Ａさん夫婦主催のハロウィンパーティはメキシコ人夫婦と日本人９人の出席者。Ｓさんのハリー･ポッターははまりすぎていた。奥さんのＲさんのパンクガールもいかしてたなあ。他にも魔女や天使やキャットウーマン、ロミオの相手のジュリエットはたまたカクテルの着ぐるみなど、多彩な顔ぶれだった。Ａ夫妻が用意してくださった料理の数々もおいしかった～。中でもあのタイカレーはまた食べたい！料理後、メキシコ人のＪとＲの夫婦を先頭にサルサタイムが始まった。二ヶ月ほど前にサルサを学んだ経験 が生きる時がきたのだ！全部忘れてた（涙）。それでも果敢にメキシコ人女性Ｒにダンスの申し込みをした。わかるかな～、このエルビス・プレスリーのスタイルとリーゼントのかつら。このように正式にダンスを始めた後、Ｒにサルサの基本を教えてもらった（照）。夜11時半頃Ａさん宅を離れ、お祭りと言えばあの人、Ｒさんに電話をかけてみた。Ｒさん：「あ、今からホテルのブラジリアンハロウィンパーティに参加するところなの。今からくる？］ブラジリアン？なんだか激しそうだ。というわけでエルビス（私）とミニー（妻）の２人はＲさんと合流し、ジョージタウン方面に車で向かった。Ｒさんはアフロのかつらをかぶっていて、強烈な存在感だった。会場には知り合いも沢山いて、文字通りいつもは見れないみんなの格好を楽しむことができた。他のアメリカ人やブラジル人達にもファンキーなかっこの人達はけっこういた。頭は結婚式の文金高島田みたいで、顔におしろいを塗りたくり、服は浴衣みたいで、さらに柄の先端にドクロのマークがある刀（？）を持ち歩いている女性にはそのコンセプトについて説教をしたいくらいだった（苦笑）。そんな会場でエルビスはサンバミュージックに合わせて踊り狂ったのだった。後でＲさんから聞いた話だが、かつらで汗びしょびしょになりながら踊り狂うエルビスの腰使いに本場のブラジル人も驚愕していたらしい。風邪気味なのによく頑張ったよ、俺・・・。３時前には会場を後にし、５人でＹさんのお宅にお邪魔した。そこで６時近くまで語り続け、気付いたらサマータイムが終了して１時間を得（？）していた。Ｙさん、遅く（早く）までお邪魔しました！というわけで今は本来なら朝の７時半だけど、６時半というわけだ。全ての時計を調整しなきゃー。でも、もう寝よ。。。ハッピーハロウィン！

  2004/10/31

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• ムービングセールも人脈構築の場？：送別会出席に発展

  先週末にムービングセールで漫画を大量に購入した。ムービングセールとは、その名の通り引っ越す人が家財を売りさばく祭典である。 ウェブコミュニティ in ワシントンＤＣ というホームページの掲示板がワシントンＤＣを中心とした物の売り買いの交流の場となっている。妻がこまめにチェックしており、テレビ、ビデオ、車から机、本棚、照明器具まで、ムービングセールで揃えたものは数知れず。もちろん漫画も今回が初めての購入ではない。アメリカに暮らしていて日本の漫画の売り出しは貴重な機会なのだ。今回Ｋさんから買ったのは20冊以上-こち亀-天才柳沢教授の生活-ＯＬ進化論-ハゲしいな！桜井くん-人間交差点-黄昏流星群-ゴルゴ１３-有閑倶楽部う～ん、私の琴線に触れるラインナップだ（笑）。わかっている。勉強の妨げになるということくらい・・・。今までに読んだことのある物もそうでない物もあったが、この一週間ですでにほとんど読破している自分が怖い・・・。これらの本を売ってくださったＫさんから律儀にメールがきたのだ。「荷物の整理をしていたらまた違うのが見つかりました。よかったらあげますよ。」という内容である。その受け取り手段として、今日は彼女の送別会に出席したのだ。熱が少しあり、学校のペーパーも抱えている妻は家でお留守番。Ｋさんは日本の金融機関からＤＣの国際機関に出向されていた方である。送別会には20名くらいの出席者がいた。そこには餃子パーティで知り合ってから仲良くしてもらっているＹさんや、やはりムービングセールで机を売っていただいたＴさんなど、知っている人もけっこういた。ＫさんといいＴさんといい、ムービングセールも有効なネットワーキングツールだなあ（笑）。さらに新たに多くの人と出会うことができた。会社の先輩の小学校の同級生とお会いしたのにはびっくりしたが。この経験はなんと二度目である。送別会とは人の出会いと別れを同時に創出する人間交差点なのだなあと、Ｋさんから買った漫画の題名さながらに感慨に耽るのであった。Ｋさん、一週間という非常に短い期間の中での出会いとお別れでしたけど、また日本でお会いしましょう！来年のご結婚もおめでとうございます。末永くお幸せに！！

  2004/10/16

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• 午前３時のシャドーボクシングと午後６時のサンドバック打ち

  ２つのクラスを終えて、大学のスポーツセンターで汗を流した。去年ビジネススクールに入学して驚いたのが、殺人的な勉強スケジュールの合間にしっかりトレーニングをしている人がすごく多いということである。心身を含めた自己管理を心掛けているということなのだろう。そんな彼らに刺激を受けて、私もアパートの１階にある小さなジムを定期的に使用している。メニューとしてはシャドーボクシングを６ラウンドくらいやって、ルームランナーで３キロくらい走って、マシンを使ったウェイとトレーニングを少々やるくらいである。打ち合うことによる身体の損傷という欠点は否めないが、ボクシングは有酸素運動と無酸素運動を兼ね備えた理想的なスポーツであると自負している。そうは言ってもシャドーボクシングはボクシングジム以外でやると一見物騒なので（笑）、いつも夜中のほかに人がいない時にやっている。たいてい勉強に行き詰まったりイライラした午前３時くらいであろうか。この時間は無の境地に至ることのできる好きな時間である。ただ、腐っても元プロボクサーのはしくれとして少しでもましな動きをしようとするのだが、いかんせんイメージしている動きとはかけ離れてしまうのはくやしい・・・。話を今日の出来事に戻すと、普段はこうしてアパートのジムで運動しているのだが、やはりシャドーボクシングには手ごたえがない。そこで、大学のスポーツセンターの学生達を問答無用で対戦相手に見立てて手ごたえを・・・・。んなわけない（笑）。むしろごっついアメリカ人にはどうやってもかなわない気がする。。。スポーツセンターにはサンドバッグがあるのだ。最近まで二基あったのに、今日行ってみたら一基だけになっていた。ともかく、そこでシャドーを３ラウンド、サンドバッグ打ちを６ラウンドやった。試合前にあんなに習ったコンビネーションも、今は体がついていかない（涙）。しかし、いいパンチを打ち込めたときの気持ちよさは今も変わらない。やっぱりたまには打たないとだめだな。その後、竹馬みたいなかっこで手と足を交互に出していく機械で３キロほど走って（？）みた。それにしても運動後に飲む水はおいしい。これだけでも体を動かす意義があるというものだ。明日クラスメイトのアメリカ人Ｃがボクシングを学びに来ると言っていたが、ほんとに来るのかな、あいつは。もし来たら教えてあげる代わりにミットを持ってもらおっと。おっと、頭もちゃんと動かさないと・・・・。

  2004/10/15

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• シルク・ド・ソレイユＤＣ公演鑑賞：「It's unreal!!」

  クラスメイトのアメリカ人、Ｃとその奥さんＭと我が夫婦の４人でディナーを食べた。場所はいつものメキシカン。うちの近所にあるメキシコレストランだが、最近４人でご飯を食べる時はずっとここだ。アメリカにはおいしいメキシコ料理のレストランが沢山ある。セブンイレブンで知った「ブリトー」はおやつ感覚であったが、実はメキシコ料理の豪華なメインディッシュだということをアメリカに来て知ったものだ。食事後、本日のメインイベントのシルク・ド・ソレイユのワシントンＤＣ公演、 「VAREKAI」 を観に行った。シルク・ド・ソレイユは我々夫婦がラスベガスに行ったときにはまった体育会系サーカスミュージカル劇団。（過去の鑑賞日記はこちら と こちら から。）前に４人で食事をした時に西海岸旅行の珍道中をＣ夫妻に話し、その中でもシルク・ド・ソレイユの素晴らしさを熱弁していたのだ。そして、先ほど掲載の過去の日記を書いているときに、情報のリンク先として偶然探し当てた シルク・ド・ソレイユの公式ホームページ の中にワシントンＤＣの公演を発見したのだ。こつこつ日記を書いてるとよいこともあるものだ。そして、私の話に魅せられた（？）Ｃ夫婦はすぐさま4人分のチケットを予約してくれたというわけである。会場は屋外の広大な駐車場に設営されたサーカステントの中であった。ラスベガスで観た２つは共にホテルの中であったが、このサーカステントの方が臨場感がある。内部は小さめで、一番安いランクの我々の席からでもしっかり見ることができた。内容はストーリー仕立て、ギャグ仕立て、そして美しいとも言えるアクロバット仕立てというフルコースであった。これでこの劇団の３つ目のショーを見たわけだが、数多いアクロバットのシーンにはいつも緊張させられる。なんと言っていいかわからないが、なんかこう、出演者達の父親のような気分になってしまうのだ（笑）。そして彼らの高いパフォーマンスにまた満足させられたのだった。Ｃ夫婦のリアクションもすこぶるよかった。「This is incredible!!」（すげーな！）「That is insane!!」（ありゃ異常だろ！）そして「It's unreal・・・」（ありえない・・・）　これだけいい反応してくれれば紹介した甲斐があったというものだ。私も素直な感情表現としてのナイスリアクションをもっと磨くぞ！とモチベートされたのであった。

  2004/09/26

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• 9月生まれの誕生会：祝われてきました

  夜の11時にデュポンサークルの日本食バーへ集合。すごい人数で知ってる人も初対面の人も大勢いたが、とにかく９月生まれ軍団（６人くらい？）と今度結婚するＭさん、そして去年からアメリカにいるけど、記録の上で日本の大学を今日卒業したＴ君のお祝いをした。９月生まれの私もしっかりケーキ食べてきました。そして、自ら９月生まれのＲさんのアイデアで、ハロウィン用の子供がキャンディを集めるかごに寄せ書きがされた。私も緑のフランケンシュタインのかご持って返ってきました（笑）。パワーを使い過ぎて頭が回らないので今日はこの辺で・・・。人の集まりってのは楽しいものですね。Ｒさん、企画ありがと！

  2004/09/25

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• ジョージタウン大学の日本人会パーティへ：すごい人数！

  ワシントンＤＣにはけっこう大学がある。中でもアメリカン、ジョージタウン、ジョージワシントン、ジョンズホプキンスには日本人もけっこういるようだ。それなのに、うちのビジネススクールには同学年に日本人が私１人、新入生にも２人しかいないというのはなぜだろう。まあ、その方がいろいろもまれていい面もあるのだが。今日はジョージタウン大学の日本人会のパーティに行ってきた。このジョージタウンと私の通うジョージワシントンは名前が似ていることからごっちゃにされて間違われることも多い。７年近く付き合っている親友のドイツ人Ａにも最近まで間違われていた。現在ドイツ企業の日本支社で働く彼にはＭＢＡの出願の際、履歴書を見てもらったり、面接の練習をしてもらったりもした。それなのに、入学して数ヶ月経った後のメールで「ジョージタウンでの勉強はどう？」って書いてあった・・・。しょうがない、「ジョージ・・・ン」まで一緒なんだ。さらに、彼にはジョージタウンの面接対策をしてもらっていたのだから。でも落ちたって報告したはずなんだけど（笑）。。。Kein Problem, A!!さて、本題に戻すと、奇遇なことに会場はうちの大学の日本人会がやったバーベキューと同じアパート。交通の便がいいこのアパートにはそれだけ大勢学生が住んでるということなんだろう。友人の送別会や他のパーティなどでジョージタウンの人も何人か知っているので行きやすいというのもあったが、会場には同じジョージワシントンの人たちもけっこういた。ジョージタウンのＭＢＡやＨＳＡ（ヘルスケアマネジメント）専攻の人とはやはり話が合うし、ロースクールには日本の大学の先輩がいたりする。何よりふだん英語で説明できなくて歯がゆい思いをするビジネス系の話題を日本語で語れるというのは気持ちがいい。逃げてると言わないで。。。そういう時間も時には必要なのです。それにしても、そこまで広くない会場に80人くらいが所狭しと集まっていて、すごい熱気だった。。。あまりに人がいすぎて、けっきょく知っている人としか話せなかった感じであったが、ジョージタウンの勢いを感じたパーティであった。ジョージワシントン大学Ｔシャツを着てた私にツッコミくらいいれて欲しかったけどな～（笑）けっきょく自分からアピールしちゃって恥ずかしかった・・・。

  2004/09/19

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  （写真付）友人来訪２：アーリントン墓地の荘厳さ

  ＪがＤＣにいるのも昼まで。帰る前に記憶に残る場所へ連れて行ってあげたい。というわけで早起きしてアーリントン記念墓地へ車で行くことに。今回、全景は撮らなかったので、去年末に行った時に撮った写真を二枚ほど。映画などで見たこともある方は多いと思う。天気の良い日には歩いているだけでものすごく気持ちのよい場所で、観光客も多いのだが、やはりそこは多くの戦死者が眠る墓地である。厳かな雰囲気が漂い、人々のリスペクトもひしひしと感じる。前回来た時には見逃してしまった、「無名戦士の墓」の衛兵の交代式を見た。効率化・合理化重視のイメージのアメリカでも、このような形式・威厳を重んじる儀式が連綿と行われていることに感慨を覚えた。アーリントン墓地を後にしてメキシカンレストランで早い昼ご飯を食べた後、バス乗り場までＪを時間どおりに送ることができた。楽しんでいただけたかな？学会、成功に終わることを願っています。

  2004/09/13

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  （画像もどうぞ）友人来訪：ワシントンＤＣへようこそ

  大学時代の友人、Ｊが遊びにきた。彼はＷ大の博士課程で宇宙原理について学ぶすごいやつ。今回もカナダのトロントで学会の発表があり、ついでにニューヨーク、そしてこのＤＣに遊びに来たのだ。ＮＹからバスで夕方６時ごろＤＣに到着して、翌日の昼にはＮＹ行きの復路バスに乗り込まねばならない。睡眠時間を入れて２０時間にも満たないこの滞在で何を見せてあげられるか。そんなピンポイントでも会いに来てくれるのは嬉しいものだ。ただ、ＮＹとＤＣを隣の町くらいに勘違いしていたという説もあるが・・・（苦笑）。ともあれ、車でＪを迎えに行き、まずはそのままちょいとドライブ。ホワイトハウスや国会議事堂、世銀やＩＭＦの本部、そして私が通う大学の校舎近辺を走った。今度はヴァージニア州に入り、ペンタゴン（国防総省）近辺を走る。９．１１当日だったこともあり、あちらこちらで検問が行われたり、進入禁止区域が作られたりしていた。また、今日ほどアメリカ国旗が町じゅうに掲げられているのを見たことはなかった。改めて犠牲者の方々の冥福を祈った。夕ご飯は行きつけのベトナムレストランで。アメリカ＝いつもハンバーガーなんて誤解はしちゃいけないよ。その後、Ｒさん、Ｓさん、Ｋさんと連絡を取り合って、夜中のＤＣ名所ツアーを決行することに。夜1２時近くに出発。観光客でにぎわう昼間とは違い、夜のリンカーン・メモリアル、ジェファーソン・メモリアル等の名所は人気も少なく荘厳さを増す。夜なので写りが少し暗いが彼の迫力は本物である。彼の視点からはワシントンＤＣの主要な町並みが一望できる。夜では暗すぎるので、昼に撮ったものを。リンカーンの目線はもっともっと高いが、方向・景色はこのような感じである。ちょうど、マーチン・ルーサー・キングJr牧師が演説した場所あたりから撮影した。その後、ベトナム戦争慰霊碑、朝鮮戦争慰霊碑、そして完成して間もない第二次世界大戦慰霊碑を見て歩いた。車で移動し、ジェファーソン・メモリアルを見て帰宅した頃には午前３時近くになっていた。夜中の観光もたまにはいいでしょう。

  2004/09/12

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  （画像の謎解きあり）洞窟探検記：自然の作り出した鍾乳洞の美しさ

  Luray Caverns という鍾乳洞の洞窟へ行った。私が住んでいるのと同じヴァージニア州に位置するが、DCに程近いうちの近所から車で２時間も南下すれば、そこはド田舎、いや自然に囲まれた美しい風景となる。Ｒさん、Ｓさん、Ｋさん、Ｏさん、そして我々夫婦の６人でレンタカーを借りての遠足は道中もいろんな話で盛り上がり楽しかった。ちなみに洞窟の中はこんな感じ。妻の実家の山口にも秋吉台の秋芳洞という鍾乳洞の洞窟があるが、雰囲気はやはり違う。Lulay Cavernsで私が一番感動したスポットはここである。この写真をよく見ていただきたい。ちょっと見たところ、上下に対称的な鍾乳の写真に見えるが、実は下半分は浅い水たまりが映し出した像なのである。風がまったく吹かないことがこのような完璧な水面の対称図を浮かび上がらせているのだ。これは実際の現場でもよ～く見ないとわからないくらい見事なものだった。自然の作り出した芸術と考えればいっそう尊く感じる。アメリカって広いなあ。

  2004/09/06

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• アメリカ人にタピオカ入りシェイクはきつかった・・・？＆タランティーノ「ＨＥＲＯ」鑑賞

  昼に大学日本人会のバーベキュー。参加者は３０人以上。嗚呼、気付けば私も二年目になったのか。。。久しぶりの友人と会えて楽しかったし、新しく沢山の人達と知り合えたのは収穫だった。学期中は皆修行僧にならざるをえないが、また集まれるときを願って・・・。ＢＢＱの二次会でカフェにいるときにアメリカ人のクラスメイトＣから電話が。Ｃ：「４人（夫婦同士）で飯食おうぜ」私：「オッケー。じゃベトナム料理行こうか」聞くところによるとＣ夫婦はベトナム料理を食べたことがないという。というわけでうちの近所のベトナムレストランが集結するモールへ行った。選んだ店はＭさんに教えてもらった行きつけのレストラン。まずは前菜に生春巻き。珍しがる彼らを見て珍しがってしまった（笑）。メインは我々夫婦はエッグヌードルスープ（ラーメンっぽい麺）とトランスペアレントヌードルスープ（春雨みたいな麺のやつ）。Ｃ夫婦はフライドライスと肉とシーフードが具沢山の平麺。私はヌードルスープを薦めたのに２人とも無視してくれた・・・。でもそこには誤解があったのだ。通常、アメリカでヌードルスープと言えば、小さなカップに入った前菜用のものであることが多い。彼らは「そんなのよりも、もっとしっかり食べたいよ！」という思いが強かったのだ（笑）。もっときちんと説明してあげればよかった。事実、我々のヌードルスープの大きさを見て、さらに一口あげたら、「そっちにしておけばよかった・・・」と残念がっていた。それでも満足に皆食べ終えて、今度はお勧めのデザートを食べようということに。その品とは「タピオカ入りライチシェイク」日本でもちょっと前に「タピオカ入りパールミルクティー」というのが流行った。そのシェイク版と考えていただければわかりやすい。あっさりめのライチシェイクに大粒のタピオカがいっぱい入っていて、太めのストローでシェイクとタピオカの食感を楽しむという逸品である。果たして彼らはタピオカを食べることができなかった・・・。あの黒い見た目とぷよぷよした口触りに耐えられなかったようである。まだまだ修行が足りないなー。気を取り直して（？）映画を観に行こうということに。Ｃのたっての希望で、クエンティン・タランティーノの最新作、「ＨＥＲＯ」（ジェット・リー主演）を観た。場所は中国、時代は春秋戦国時代。（おそらく）趙出身の暗殺者（ジェット・リー）が後の秦の始皇帝の暗殺を狙うという物語。言語は中国語で英語字幕。英語のセリフを英語字幕で見るのとは違って、他の外国語が話されているのを英語の字幕で追うというのは非常に疲れた。猛烈なスピードで出ては消え、出ては消える。。。詳しい内容はこれから見る人のためにも伏せておくが、アクションがやっぱりすごかった。アクションの流れに、ちょっとキル・ビルが抜けてない感もあったが、三回目はだめですぞ！えーっと、はい、勉強しなくちゃね。本日は「中国史の勉強をアメリカ人としよう」ということで・・・。

  2004/09/05

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• Ｉ御夫妻の送別会：しばしのお別れ、そして新たな出会い

  我々夫婦がずっとお世話になっていた、ご近所にお住まいのＩ御夫妻の送別会があった。Ｉさんは私の通うＤＣの大学のツーリズム専攻の大学院をご卒業され、日本の政府系の観光推進機関に務められることになったのだ。送別会はいわゆるサプライズパーティだった。シナリオはこうである。Ａ夫妻がＩ夫妻をディナーに誘う。場所はＡ夫妻のアパート（７階の部屋）。４人でのディナーと思うＩ夫妻が現地到着。Ａ夫妻はいかにも４人で食事をするようなテーブルセットまで用意する仕掛けっぷり。そこで外から大きな声が！７階の窓から外をのぞくと、そこにはＩ夫妻を待ち受けバーベキューをしている数十人の人だかり。我々の驚かせっぷり、Ｉ夫妻のとぼけた（？）驚きっぷり、全てが調和した素敵な会だった。実行委員長のＲさん、Ａ御夫妻、お疲れ様でした！こんなにたくさんの人が集まるのも本当にＩ夫妻の人徳だよなあ。外のＢＢＱから中のパーティールーム、そしてＡ夫妻の部屋と場所を変え、気付けば夜中の３時になっていた。ＢＢＱの場所取り班・料理の仕込み班として午後３時に出動した我々夫婦も気付けば12時間もそこに滞在していたのだ。Ｉ御夫妻とのしばしの別れはもちろん寂しいが、この送別会でも私にとってたくさんの貴重な出会いがあった。繰り返す出会いとお別れ。そのたびに成長していく自分でありたい。

  2004/08/29

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• １０日後にまた会いましょう：いざ西海岸へ！

  夏学期の授業が終わり、妻が日本からワシントンＤＣに戻ってきた。残りわずかな夏休みに何かしない手はないだろう。というわけで明日から１０日間、西海岸へ旅に出かけることにした。今年４月にサウスウェスト航空のスポークスマンの講演があった。講演の終わりにそのスポークスマンの彼の高校卒業の年を当てるというトリビアクイズがあったのだ。「1975年」適当に答えた私は正解していた。正解したのは100人近い聴衆から３人のみ。そこからの決戦くじ引きで当たってしまった。その賞品がアメリカ国内どこにでも行けるサウスウエストのペア無料航空券だったのだ。その券を使う時がきたというわけである。昨日チケットを予約した。「明後日のロス行きを予約したいんだけど・・・」とれた！さらに27日にサンフランシスコ近くの都市オークランドからＤＣ（正確にはバルチモア）に帰る便を予約できた。う～ん、コンビニエンス。その後、速攻でロスに住む大学の後輩Ｈとモントレーに住む会社の先輩Ｋさんに連絡。旅の始まりと終わりの宿を確保！じもっぴーの威力、楽しみにしてます。しかも行きのバルチモアの空港まではＳさんが送ってくれるという。ありがたやありがたや。持つべきものは友だなあ。まだ細かい予定は立てていないが、ロス→ラスベガス→グランドキャニオン→モントレー（サンフランシスコ周辺）という感じでロードトリップをしようと考えている。パソコンは持って行かない予定なので今度日記を書けるのは27日以降だろう。無事、帰還報告ができることを祈って。。。ニシヘヒガシヘいざ！

  2004/08/17

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• ピクショナリーを超える難易度！：ゲーム「クレイニアム」初体験

  アメリカ人のクラスメイトＣ夫婦と久しぶりの再会。夫婦同士４人で会うのは実に３ヶ月振りである。目的は預かっていた３匹の金魚の返還式、うちの近所のメキシカンディナー、そして彼らが買った新しいボードゲーム、「Cranium」（クレイニアム＝頭蓋骨） の競技会（？）である。過去の日記 で紹介したピクショナリーを教えてくれたのもＣ夫婦である。ＣはＭＢＡのクラスメイトのジャマイカ系アメリカ人で在学中に他のクラスメイトと共にコンサルティング会社を起業したやり手。奥さんのＭはワシントンＤＣの別の大学で気象学の博士課程を学ぶ知性の人。それでも彼らはボードゲームをこよなく愛する永遠の子供達なのだ（笑）。Craniumはスタートとゴールのある一般的なボードゲーム。ピクショナリーと同様、２人１組となる。コマの進め方に脳の４つの働きをフルに使わねばならないのがミソ。ボードのマスは４種類の色から成る。赤：Data Head＝知識・理論（４択クイズや正誤クイズ）これはマメ知識クイズといった感じで、アメリカ人にも相当難しい選択問題。アメリカ関係のトリビアとなると日本人にはかなり辛いが選択式なのでなんとかなる。例としてはメジャーリーグの球団「ドジャース」が何にちなんで名付けられたか？（四択）、人間の骨は赤ちゃんと比べて大人の方が多い、○か×か？などである。青：Creative Cat＝創造性（絵を書くor粘土を使う）絵を書くのはピクショナリーと同じであるが、「目を閉じて書かねばならない」という追加ルールが書かれたカードが多いため厳しい。粘土を使うのはかなり新鮮だったが、私には厳しすぎた・・・。ちなみに私に課されたお題は「the birds and the bees」この俗語の意味を知る人も知らない人もどう表現します？？私は正攻法で鳥とハチを作ろうとしたが、鳥が粘土で表現できなかった・・・。（「ダンボ！」とか答えられた。。。）黄：Word Worm＝言語（スペル当てや逆読み）これが我々日本人には一番きつい。一度も聞いたことのないような難解な単語を読み上げられてスペルを当てたり、読み上げられた単語のスペルを逆に読んでいったりするものだ。このパートはパートナーのＣに任せた。奴がアメリカ人だということを再認識した（笑）。緑：Star Performer＝創造力・音楽（ジェスチャーゲーム、ハミングなど）これもかなり面白い分野。お馴染みのジェスチャーゲームは話さずに動作でお題を回答させるもの。他にも有名俳優や映画のキャラクターになりきって、具体的な名前や場所を言わずに自己紹介をしてその名前を当てさせるものもある。例えば「ダースベイダー」「私は宇宙で戦争しています。えーと、悪人です」などの紹介で相方が正解をゲット（笑）。そして曲のハミングで曲名を当てさせるというのもこの分野。私がハミングしたビートルズの「I wanna hold your hand」完璧だと思ったのにＣはわかってくれなかった・・・。さて、ゲームの内容、皆さんに伝わったかな？このような複雑怪奇なゲームであったが、日本人とアメリカ人が組んだ男性ＶＳ女性の戦いは非常に白熱した接戦となった。そして、、、、我らが男チームが勝った！！最後はＣが目をつぶって書いた輪郭の怪しい貝殻と丸いボールから、私が「Pearl（真珠）!!」と有終の美を飾った。あ～、脳みそが痛い・・・・。でも勝ったから心地良い痛みだな（笑）スパルタ英語教育にいかがでしょうか？

  2004/08/16

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• 最新スポーツウェア購入

  スポーツ用品店のSports Authorityで最近ずっと目をつけていたスポーツウェア があった。まずデザインがかっこいい。そして、名前は忘れてしまったが、ポスターのアメフト選手の着こなしが最高である。新素材のうんちくや優れた通気性などの説明にも惹かれてしまう。Ｔシャツの上からだが試着をしてみてそのフィット感に驚く。しかし、あまりにタイトなため、体のラインが浮き彫りになってしまう。こりゃお腹とか出てたら恥ずかしいなあ。価格は４０ドル。悩みに悩んだ末にレッドの購入を決定！セールともなんとも書いてなかったのに、レジでは20ドルとなっていた！私は悪くないです。悪いとしたらバーコード！それにしてもセール品ならもっとちゃんと売り出すべきなのに・・・。ともかく、このフィット感に恥じないように運動を続けるぞ！夜に妻を迎えに空港へ。エチオピアに続き日本でも増量した模様・・・。君こそ運動しなさい！！

  2004/08/15

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• サルサのリズムはラテンのリズム：本場のレッスン受講

  ＹさんにワシントンＤＣのアダムスモーガンの方にあるサルサ・バーで行われるサルサ・レッスンに誘われた。ＹさんはワシントンＤＣにある国際機関でバリバリ働くキャリアウーマン。現在もラテンアメリカへの総額３０億円の融資プロジェクトのプロジェクトリーダーを務めている。そんな仕事の鬼の彼女は、課外活動の鬼でもあるのだ。多忙なスケジュールの合間を縫ってバレエを習っている。さらに、ゴルフのレッスンも習っている。さらにさらに、カンフーも道場で習っているのだ。どこからくるそのバイタリティ！人生そうこなくっちゃね（笑）。バーの名前はHabana Village 。平たく言えばサルサを踊れるバーなのだが、そこで講師によるレベル別のサルサ・レッスンを受講することができるのだ。レッスン受講者に男性が少ないという話をＹさんから聞いていたので、男性陣代表として（？）、Ｓさんと一緒に現地へ向かう。Ｙさんの同僚のフランス人女性も参加。生徒は14人くらいで偶然男女比が１対１であった。アジア人は私とＳさんとＹさんのみ。講師はブラジル系とおぼしき男性であった。お手本の動きのしなやかさがハンパない。基本ステップから始めてじょじょに回転系や左右の動きもはいってくる。「クイック・クイック・スロー、クイック・クイック・スロー」大学時代に習ったラテンダンスの動きだ！思い出せ、思い出すんだ！う～む、初めての動きにしか思えない・・・。うぉー、難しい～！でも音楽に合わせて体を動かすのはやはり楽しい。やがて男女２人組になっての本格的な練習になった。小学校のフォークダンスの時から異性とのダンスって緊張するよね、やっぱり（照）でも覚えた動きに集中しなくてはいけないのでそんな雑念はかき消された。相手が変わると呼吸も変わる。特にパートナーを回転させるときのタイミングはスピードによって微妙に変わってくる。リードは男性側がしないといけないのに、ついつい相手の動きに振り回されてしまう。。。人生と一緒だな、こりゃ。（他意はありませんので・・・）２時間休憩無しのレッスンは非常に充実したものだった。これで10ドルは安い！でも続けないと忘れちゃうんだよね～、また。たしなみ程度に踊れるくらいになるまで頑張りたいな。このレッスンの後、場所を我がアパートのトレーニングルームに移し、ＳさんとＹさんが私のボクシングレッスンをさらに２時間受けたという話を信じてくれる人はいるのだろうか（苦笑）。スポーティな一日だった～。運動過剰は良くないけど、運動不足には気を付けましょう。

  2004/08/14

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• アウトレットで買い物三昧

  ヴァージニア州、リースバーグのアウトレットモールにＳさんと行ってきた。住んでいるアパートからは車で5０分くらいであろうか。１１０もの店が密集する形のアウトレットモールで、雰囲気は軽井沢のアウトレットモール、プリンス・ショッピングプラザの巨大版のような感じ。サイズの豊富さには本当に驚かされる。アディタスのショップでは普通に売られている靴の中に異様にでかいのを見つけた。３７．５ｃｍだって・・・・。アメリカはでかい国だ。軽井沢のアウトレットモールによく行くというＳさんの話によれば、ナイキやアディタスの製品はやはりアメリカで買う方が安いという。他にもＪ－Ｃｒｅｗやバナナ・リパブリック、ラルフ・ローレンやカルバン・クラインなど、とにかくウィンドゥショッピングをひたすら続けた。最終的に私は、ナイキのエアマックスのバスケットシューズ、アディタスのスニーカー、Ｊ－Ｃｒｅｗの半袖シャツ２枚に長袖シャツ１枚、そしておもちゃ屋でスパイダーマンの人形を長い吟味の末に購入した。今流行りのスパイダーマンの人形は今にもスパイダーネットを指から出さんばかりの迫力あるボーズに魅せられてしまった。全ての合計で100ドルいかないくらいの、かなりお得な買い物であった。Ｓさんもラルフ・ローレンの香水を買ったり、アディタスのトレーニングパンツ、そしてバナナ・リパブリックのＴシャツを購入してご満悦であった。あまり普段買い物をするたちではないが、たまにはいいね～。

  2004/08/13

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• 体育の鬼復活！：サンドバックを乱れ打ち

  「財務諸表分析」の授業がとうとう終わった。最後の授業では、信用格付けのランク付けに関する様々な方法論や、粉飾会計の行われ方、見破り方を学んだ。今日学んだ内容をまとめてみればそういうことであるが、一筋縄ではいかないなー、やっぱり。この授業の包括的な感想を言えば、「数字にもドラマがあるんだなあ」という感じであろうか。数字を無機質なものとして見てしまってはその行間が読めない。これからまだまだ精進せねば。授業後は、Ｒさんへボクシングレッスン。今回は大学のスポーツセンターを使うことに。図書館やスポーツセンターなどの大学の施設には学生証をカードリーダーに通さないと入館できない仕組みになっている。というわけで、ここの学生ではないＲさん入館のために、ちょうど練習してる時間に授業を受けてる教育学専攻のＮちゃんに学生証を借りる。学校のスポーツセンターは新しくて設備もかなり充実している。お決まりのトレーニングマシン、ルームランナー、エアロバイクの数々やバスケットコートはもちろんのこと、プール、スカッシュコートまである。さらに二基だけだが、ボクシング用のサンドバックまでしっかりあるのだ。思えばここ数日はずっと運動をしている。金曜：プールで泳ぐ土曜：水上スキー日曜：ゴルフ打ちっぱなし月曜：プールで泳ぐそして今日のボクシングである。このスポーツな日々に学生時代を思い出した。大学時代、四年間で16個の体育を履修した。１年次4つ、２年次８つ、３年次２つ、４年次２つというペースである。内訳は水泳５つ、バスケ３つ、ボクシング２つ、バレーボール、フリスビー、ラクロス、モダンダンス、ラテンダンス、エアロビクスである。特に２年次は前期・後期それぞれ週に４回体育をとった。前期は火・水と水泳を２つ履修していたため、水曜の水泳の授業では水洗い後に乾ききらない海水パンツを履くのが気持ち悪かったのを鮮明に覚えている。学部は法学部法律学科だったのだが、自他共に認める「法学部体育学科」であった。大学時代のメインのスポーツはジムに通って練習していたボクシングであるが、様々なスポーツを体感することによって、ボクシング自体の動きに柔軟性と創造力がついたように思う。どんなスポーツをやっていてもやり始めは非常にどんくさいという特徴もついてまわるが・・・。せっかく習った社交ダンスもすっかり忘れてしまったなー。またいつか習いたいものである。今注目しているのはヨガと太極拳、そして合気道である。いずれも一生続けられるスポーツなので、いつか必ず始めようと目論んでいる。話を今日のボクササイズに戻すと、本日の課題は-前後左右の動きに加え、円の動きを覚えよう-相手の外側に回り軸をぶれさせずにまっすぐ打ち込もう-サンドバッグ打ちでは距離、打点を意識しようといった感じにしてみた。始めの方はへなちょこだった（失礼！）Ｒさんも次第にコツを覚えて上達していった。サンドバッグ打ちはこれからの課題ですね。四角いリングという限られた空間を広く使うためにはサークリングを覚えねばならない。ポジショニングも勝負の鍵になる。一方、私自身も久しぶりにサンドバッグを打った。増量した分パンチ力が上がったかな？たった４ラウンドでヘロヘロ・・・・。たまには来ないとな。その後、２人ともＳさんに車で拾ってもらって、私としては連日のタイ料理に舌鼓を打った。食事後ドライブして３人でＤＣの中心地、リンカーン・メモリアルへ行った。午前０時頃。巨大なリンカーンの像はライトアップされている。そして辺りは静寂と荘厳に包まれる。椅子に深く座りワシントンＤＣの中心を臨む彼の視線には、現在のアメリカはどのように映っているのだろうか。願をかける対象ではないのかもしれないが、個人的に彼にお祈りをしてしまった。「残りわずかな夏休みを楽しく過ごせますように」

  2004/08/11

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• レポートやりっぱなし→初ゴルフ打ちっぱなし→焼肉食いっぱなし

  「財務諸表分析」のレポートをとりあえず書き上げた。明日、ブルガリア人のＧとスイス人のＭの２人がうちのアパートに来て勉強会であるので、その叩き台はできたと思う。会計の比率分析から財務分析、株価分析、はたまたムーディーズなどがやっている格付けの分析までやらされる。格付けの問題については、今のところ私の回答は該当二社ともＡＡＡの結果となってしまったが、Ｇの回答はＡ－だったという。２つともＡＡＡになるなんてウソ臭いよな～。どっかで計算間違えちゃったんだろうか。エクセルでの計算が入り組んでいるので検算もわけわからなくなる。。。まあ、明日の話し合いで納得いく回答を得ることにしよう。その後、新車の購入でディーラー巡りをしているＲさんとＳさんコンビを捕まえてゴルフの打ちっぱなしをすることに。ゴルフはまったくの未経験である。まずは巨大なスポーツ用品店「Sports Authority」でゴルフ用の手袋を買う。ナイキの右手袋（左きき用）を購入。目指せタイガー・ウッズ！Ｒさんはゴルフ用の手袋とともにボクシングのグローブまで御購入（笑）。これからのレッスンはマイグローブで現れるんだろうなー。そしてワシントンＤＣにあるゴルフ場へ。そこには正式なコースはもちろん、打ちっぱなしにパター練習場となんでも揃ってる。よくわからないけど、普通そういうもんなの？素人は当然打ちっぱなしからのスタート。50球５ドルとクラブレンタル２ドルの計７ドルを払ってレッツ・プレイ。コーチはＳさんにしてもらう。スタンスのとり方、グラブの握り方からスイングの仕方まで丁寧に教えてもらった。心配だった空振りこそ少なかったものの（それでもやっぱりあったんだけど・・・）、力みを抑えることがやはり難しかった。ボクシングのパンチと同じで、力まずに打ち抜けたときは手ごたえが違う。下半身の力を上半身に伝える感覚もまだまだわかっていない。それでも、腰の回転や体重移動など、通じる点も多いぞ、うん。ＤＣにいるうちにコースデビューを目指して頑張ってみよう。夜飯はヴァージニア州に戻って韓国人街のアナンデイルへ焼肉を食べに向かう。お目当ての焼肉・寿司食い放題の店に到着。「すいません、もう閉店です。。。」がーん・・・・・。韓国人のそこの主人に焼肉を食べられる近所の他の店の場所を聞いてそこへ向かう。書いてもらった地図を見ながら現地に到着するも、店の名前はハングル語のみ。地図に書いてあった店名もハングル語だったので、文字の形を照合して、おそらく間違いない！スパイの暗号照合みたいで面白かった。その店はまさに韓国だった。店員も客も韓国人ばかり。メニューもカッコつきで英語が書いてあるのもあるが、基本的にハングル語のみ。とりあえず三人分のＢＢＱセットとプルコギを注文。これがまたすごい量だった・・・。前菜としてでてきたキムチやナムル、他の漬物類の豊富さもすごかったが、主食の骨付きカルビがものすごいボリュームだ。さらに魚の煮たのや、真っ赤なスープまででてきて、プルコギがきた時にはテーブルが食べ物で覆い尽くされていた。味もまさに本場の味である。夢のような辛うまの世界。アメリカナイズされた油っこく濃い味付けには辟易している今日この頃であるが、この店は韓国人による韓国人のための店だけあって妥協がないのだ。ああ、腹いっぱい。この店はナイスだ。また１つ思わぬところから嬉しい発見をした。こういうアクシデントならいつでも歓迎だ。明日のミーティングでＧとＭに「にんにく臭い！」と怒られそうだけど・・・。

  2004/08/09

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• 「立て！立つんだ水ジョーにぃ！」：水上スキー初体験の巻

  午前四時半起床。車で２時間半ほどの場所にある、ヴァージニア南部のLake Anna（アンナ湖？）へ向かう。同じ大学で教育システムの国際比較専攻の大学院に通うＡちゃんに湖での水上スキーに誘われたのだ。もともとＡちゃんも、彼女のクラスメイトのアメリカ人Ｓに誘われていた。Ｓ→Ａ：「友達をもっと誘ってもいいよ」私が何人目に声をかけられたのかわからないが（笑）、当然参加表明。こうして友達の輪効果により参加の運びとなった。ネットワーキング、公私ともに大切ですね。スノボもスキーも生涯２回ずつしかやったことがなく、「滑る喜び」ではなく「こける痛み」しか知らない私が水上スキーをできるのか・・・・？ちなみに、私が所属していたボクシングジムの元世界チャンピオンは、世界チャンプになった一週間後くらいに私を含めたジムの仲間と一緒に行った初めてのスキーで、（滑りながら）「ガメスより怖ぇーーー！」と叫んでいました（笑）。ある意味むちゃくちゃかっこいい叫びだ。これだけの情報で誰かとわかったら相当のボクシングマニアですね。話を水上スキーに戻すと、さっそく事前に情報収集をした。会社の同期、Ｓは大学時代水上スキー部だった水上の魔術師。さっそくメールを送ってこつを聞く。すぐに返信メールが！「二本の板ですべるなら１日で絶対立てるから大丈夫だよ、１本でも２本でも難しいのは立つときで　コツは水中で待っている姿勢のときに板を水からできるだけ出してあげること。　ボートが走り出しても水の中に板が埋もれていると板が水の抵抗をまともにうけて滑走していかないので　体だけひっぱられて立てないから、ウェイティングの時にとにかく板を水から出しておく！！　水から板を出すコツは、ひざを自分の胸につけるようにする事。そうすれば自然と板が水から出るよ！！」なるほどー。でも言葉だけじゃやはりわからないとこもある。このアドバイスと、当日船上で上手く滑れるアメリカ人のインストラクションをもとに挑んでみた。現場の湖は自然に囲まれた本当に落ち着く場所。首都のワシントンＤＣから車でたった二時間半でこんな自然に到達できるとは。。。さて、初心者の私はもちろん二本の板。１回目手を伸ばし切れず体勢を崩してアウト。それにしてももの凄いスピードで引っ張られるなー。２回目手を常に伸ばすことを意識して立ち上がりかけ！おしりがじょじょに水面から浮かんでいったと思ったら歩幅が維持できず開脚状態になってしまい、双方の板が左右に飛び散っていった・・・。３回目手を伸ばすこと、二本の板の幅を狭めることを重点的に意識したが、今度は逆に板を真っ直ぐに保つことができず、起き上がろうとする時点で板の向きが斜めになってしまい速攻撃沈・・・。多くの人が待っていることもあり、ここまで・・・。周りの人は「初めてであそこまでできればすごいよ」と言ってくれるが、慰めにしか聞こえない・・・。くぅ、またリベンジしたい！！スポーツでも、勉強でもセンスのない私の信条は「習うより慣れよ。そして考えて改善せよ！」である。またやってみたいと思う。あ、もう二の腕が筋肉痛だ。まだ若い若い！

  2004/08/08

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• 体のトレーニング→猫の世話→頭のトレーニング

  Ｒさん宅でピクショナリー大会が開催された。ピクショナリーが何かについては過去の日記を参照されたい。大会は夜7時からであったが、昼頃Ｓさんから電話がかかる。ＳさんとＲさんとはケンタッキーで知り合った10年来の友人。現在Ｓさんは関東のスキー場でレスキューのお仕事をされている男の中の男。休暇にＲさんのところに遊びに来ている。いくつかの事例を挙げての「最近は山の怖さを知らないスキー・スノボの客が多くなった」という彼の言葉には非常に説得力がある。救助の現場と、ゴーサインを出す立場にある管理者との間にある判断のズレが助かるはずの命を助けられなくなっているという。さらに、アメリカと比べレスキュー隊員のできる救助内容（治療内容）の範囲が非常に限られていることもＳさんにとってジレンマとなることが多いという。迅速な決断が求められる場での裁量の拡大、指揮系統の整備、ナレッジマネジメントの確立が大切になるのだろう。現場の行動と上の責任という構図を考えると非常に難しい問題である。熱くなって話がそれてしまった・・・。話を元に戻すと、Ｓさんからの電話の用件は「そっちのアパートのトレーニングルームを使わせてくれない？」ということだった。というわけでＳさんがうちのアパートに来てトレーニング開始。私も混じってシャドーボクシングを開始し、流れでボクシングを少しコーチした。さすが現役レスキューのＳさん、運動センスが素晴らしい。今度ゴルフ教えてもらうことでコーチの交換ですね（笑）その後、Ｓさんに付き合ってもらってクラスメイトのジャマイカ系アメリカ人、Ｃのアパートへ。Ｃからちょっと前に滞在先のイギリスから電話があったのだ。「よう！イギリスは最高だよ！預けてる金魚たちは元気？悪いけど、アパートの猫たちの様子も一回見てきてくれないかな？」悪いよ（笑）！！動物飼ったことのない私はどうしていいのかよくわからないので、状況をＳさんに話したところ、「うちには猫が14匹いたことがあるから慣れてるよ。一緒に行ってあげるよ。」との偉大な回答が！二人でＣのマンションに行って、猫の生存確認をし、水の交換をしたり、Ｓさんが人なつこい猫をあやしてくれ、さらには猫のトイレの掃除までして下さった。「これくらい常識だよ」勉強になりました。。。その後、仕事帰りのＲさん、私と同じ大学で教育専攻のマスターを学ぶＡちゃんを拾ってＲさん宅に。Ｒさん宅前にはＯさんがすでに到着していた。Ｏさんは去年卒業したＭＢＡの先輩であり、現在は特許事務所で働いていらっしゃる。Ｒさん・Ｓさん・Ｏさんチーム　対　Ａちゃん・私チームピクショナリー開始！！相変わらず絵が下手な私。それでも抜きつ抜かれつのいい勝負となった。昼のトレーニングによる体力の消耗に続き、ゲームでの脳力の消耗は激しかった。負けた・・・・・・・。疲労は加速度を増す。次こそ勝つぞ！！

  2004/08/01

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• 日本の大学同窓会＆アメリカの大学同窓会

  同窓会のはしごをした。最初は日本の大学の同窓会。ワシントンＤＣで活躍する同窓生も多く、非常に刺激になる。正式な同窓会組織もあるのだが、今回はＴさんが企画してくれたカジュアルなもの。20代から30代前半の８名が集った。友達つながりでぜんぜん関係ない人も参加したりして、集まる口実は名ばかりだったりするが（笑）家を出発する前に携帯に見知らぬ番号から電話がかかってきた。前回の同じようなカジュアル同窓会でお会いしたＹさんからだった。彼女は私の大学の法律学科の先輩であり、日本では博士課程に進み、ワシントンＤＣの私と同じ大学ではロースクールを卒業されたすごい人である。お互いのゼミも知っていて話も合い、すぐ親近感が沸いたのを覚えている。こういう人とアメリカで出会うのだから人生面白い。話を元に戻すと、彼女の電話の用件は「楽天の日記でヘルスケアの日米比較のペーパーを書いてるって読んだんだけど、そのペーパーを見せてくれない？」というものであった。なんと、彼女も法的視点、とくに独占禁止法の視点からアメリカのヘルスケアシステムに関するペーパーを、日本との比較をまじえた上で書いたばかりだというのだ。楽天日記が結ぶこんな関係も面白い。こうしてまた数時間後の同窓会で会おうということで、お互いのペーパーをメールで交換した。アメリカの病院のＭ＆Ａに関する判例の研究や、日本への市場原理の導入の方向性の模索などが掘り下げられている。非常に興味深い。私の内容の浅さが恥ずかしい・・・。でもこういう情報交換はとても嬉しいものだ。Ｙさん、これからも情報交換よろしくお願いします！！さて、同窓会の会場はアダムスモーガンの寿司屋だった！基本的にアメリカで食べる寿司は値段高い・味ほどほどが相場であるが、ここの寿司屋はけっこううまい。さらに夕方から夜の７時半まではハッピーアワーということで、１貫１ドルという大サービス。穴子やはまち、いくらにカツオ、ひらめにまぐろ・・・。日本人の心でしょう！！限界まで食べた・・・。その後、場所を変えていろいろ語っていたが、Ｙさんから別の飲み会の情報をゲット。ちょっと離れたジョージタウンで今度はアメリカで今通う大学の日本人のミニ同窓会が行われているというのだ。日本の大学もアメリカの大学も同じ私とＹさんは二人でそちらに合流。アメリカでの司法試験（Bar Exam)をつい先日終えたばかりのＫさんとＦさん、大学院を卒業後、現在メンタルセラピストとして働くＲさんというメンバー。司法試験の様子やＲさんの仕事の様子を聞いたりした。おまけとして、私のボクサー時代の減量・増量という破滅的な過去も披露させていただいた・・・。「こういうわけで引退後のボクサーは太っていることもあるわけです」これって自己正当化？まーまー。帰宅したのが午前２時半・・・。よく話してよく聞いた一日だった。留学している日本人の中にはアメリカにせっかくいるのだから日本人と接触を避けるというポリシーを持つ人がいる。それはそれでストイックな姿勢として評価できるが、同じ異国の地で頑張る日本人と広く接することで受ける刺激・励みもそれ以上に大切だと私は考えている。日本語だと深い話もできるし。最近の私の口癖だが、何事もバランスですな。

  2004/07/31

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• ジプシー・キングスのライブで踊り狂う

  ワシントンＤＣの夏の風物詩と言えばウルフ・トラップである。ジャズ、レゲエ、ロックなど様々なライブが毎年夏の間いろいろ行われる。木造のライブ会場は二階建てになっており、観客席は外の芝生にまで及ぶ。自由席だけど外の席の方が安いし、何より野外ライブの楽しさを味わえる。先月のジャスライブ鑑賞に続き、今日は待望のジプシー･キングスのライブ。３年前くらいに名古屋で勤務だったとき、彼らのライブを観に行った。よかったんだけど、屋内だし、肘掛付きの席もしっかり指定されていて、踊る雰囲気じゃなかった。日本人の観客はおとなしいし・・・。出発前に日本から持ってきたベストＣＤで予習して、気合を入れて車を発進。今回は日本人の友人総勢７人のチーム。会場はヴァージニア州のちょっとした郊外であり、ものすごい敷地の大きさ。駐車場もえらい車の数でごったがえしていた。開場前から並んで怒涛の場所取りで勝利し、芝生にシートを敷いて用意万全。日本雑貨屋で購入したお弁当を食べながら開始までの２時間を待つ。このお弁当がまた感動的にうまかった・・・。周囲でも酒盛りがすでに始まっていた。うちの軍団もビールやらワインやらをクーラーボックスから引っ張り出し始める。酒がだめな私は健康的にミネラル・ウオーター。ジプシー・キングスだけあって、観客側からもスペイン語が飛び交う。年齢層も幅広いが、やはり40、50代と見受けられるおじさん、おばさんも多数いた。うおおおお、始まったぁ～！最初は建物内の観客も芝生にいる観客も全員がウオーミングアップをしているかのように座りながらリズムをとっている。しかし、ほぼ全員が踊り狂うまでにそう時間はかからなかった。特におじさん、おばさんの踊りはすごかった・・・。あの熟練した腰使い、何年かかれば習得できるのだろう。かく言う私も「むーちょ！！！！」「ぶらーぼ！！！」なんて叫びまくりながら踊り狂った。飲んでないけど、超ハイテンション。体中にアドレナリンが、脳内にはドーパミンが確実に走り抜けていた。時にはタモリ倶楽部の「空耳アワー」を引用しながら曲に合わせて日本語を絶叫した。気付けば我々日本人軍団もすごい勢いで踊りまくっていた。これだ！俺の求めていたものは！「空耳アワー」の部分はともかくとして、屋外でジプシー・キングスを聞きながら踊り狂ったのは最高のひと時であった。さて、またＣＤを聞きながら余韻を味わうことにするか。スペイン語を知ってれば空耳にはならないんだろうなあ。お試し価格で購入したスペイン語学習のＤＶＤで勉強でもしようかな。

  2004/07/29

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• ＤＣでの別れと出会い

  日中はこつこつと論文の執筆。MBAのケーススタディはほとんどチームでやっていたため、私の役割はアイデアを出したり計算したりがほとんどである。ペーパーとして文章を書くのはもっぱらアメリカ人の役目。一学期で７科目という地獄のスケジュールを生き残るためには各自の強みを集めて時間的に無駄のない動きをしていかねばならなかった。というわけで、アカデミックなペーパーを書くのはまだまだ苦手なので、形式を間違えないようにするだけで疲れる・・・。今日も脚注のつけ方で壁にぶち当たり、高校の同級生でアメリカに１０年近く滞在してるＫにチャットで質問。チャット、便利だなー。夕方からは東大法学部からの交換留学生、Ｅの送別会へ顔を出す。餃子パーティで一度会っただけなんだけど（笑）。いや、会った回数や期間が問題じゃないのだ。場所は彼がインターンをしていた某ＮＰＯのオフィス。このＮＰＯは日米をつないで７０年にもなる老舗の組織。そこでの彼のボスが餃子パーティや神戸牛ＢＢＱで私もお世話になってるＨさんなのだ。Ｅはこれから日本で就職活動かな？学歴のプレッシャー（？）に負けずに自分の道を探してくれ！送別会ではあったが、新たな出会いもまたあった。テキサス大学のＭＢＡをこの春に卒業し、ワシントンＤＣで就職活動中というブルガリア人の女性。昨日の日記にも書いた映画「ターミナル」のブルガリア語のことを話したら知らなかったようでびっくりしていた（笑）。今度、私のクラスメイトのブルガリア人夫婦とともに会おうということに。出会いと別れ。ずっと大切にしていきたい瞬間である。

  2004/07/24

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• にわか翻訳家土用丑の日を満喫

  クラスメイトのジャマイカ系アメリカ人、Ｃから突然の電話。「頼みがあるんだが」なんでがしょ「金魚たちをまた預かってもらえないか？来週から二週間ほどヨーロッパに旅行するんだよ。」こんなにも早くあの３匹達と再会するとは（笑）もちろんＯＫだす。「さらにお願いなんだが、日本大使館の人に知り合いはいないか？」インターンをしてる人なら何人か知ってるけど、職員に知り合いはいないなあ。「ちょっと電話かけてくれ。三者通話にするから」え？？何やらビジネススクールの卒業生との交流イベントを大使館からみでやりたいというのだ。Ｃはクラスメイト達とベンチャーを起業する一方でＭＢＡＡ（ＭＢＡアソシエーション）という学生団体のプレジデントもやっている。選挙の時は私も一参謀として票を集めるためのアイデアを練ったものである。ともかく、こちらに考えさせる時間もろくに与えず電話をかけ始めた。番号は大使館のホームページ上に載っている、あるイベントに関する連絡先。ぜんぜん関係ないじゃん！電波少年のスタッフっていつもこんな思いをしてるんだろうなー、とドキドキしながら日本語で通話を開始。当然、つながった先は正規の窓口ではなかったものの、取り次いでもらった。なるほど、これが狙いだったのね。やるな、Ｃ。それでもさすがにキーパーソンには届かず、なんとかメールアドレスをゲット。そこでＣの次なる依頼（っていうか指令）が。「よし、俺がメールの土台を書くから、日本語に訳してその人にメールしてくれ」簡単に言うんじゃない！そもそも相手は英語わかるって。「日本語でやることに意味があるんだ」←この人は日本語能力ゼロとりあえず意味は違わぬようにとだけ意識して訳した日本語メールを送信。それにしてもＣの行動力は驚異的だ。やつは私に電話とチャットでこのようなお願いをしつつも自分は自分で他の大使館に電話をしたりしていた。うまくいくといいなー。っていうかすでに巻き込まれてる予感も。。。その後、気を取り直して食事の用意。今日は土用丑の日だ！（アメリカはまだ２１日です）昨日の日記への桃龍乃さんのコメントに触発された私はうなぎを食べることを決意。私の記憶が正しければ、土用丑の日は江戸時代の発明家、平賀源内が、うなぎ屋さんたちに請われて作ったうなぎ消費促進のための記念日。要はマーケティングの一貫である。それでもこの日が代々受け継がれてきた秘訣は何なんだろう。ちまたには無名の「～の日」が無数にあるというのに。この辺りにもビジネスの秘訣が隠されてるかもなあ。さて、本日のレシピ（ってほどでもない）材料-うなぎ蒲焼一匹（アジアンマーケットで買った冷凍のやつ）-山椒-酢飯-海苔まずは冷凍庫からうなぎを出して自然解凍。同時に炊飯器もオン。一匹まるごとは食べ甲斐があるなあ。うな丼ではなく、うなぎを細かく切って酢飯にまぶして山椒をかけて海苔に巻いて食べる。酢飯の作り方なんて知らない。お酢これくらいでちょっと砂糖まぶして、ついでにみりんもいれとくか。ふだんは石橋を叩いてなお渡らずに壊す性格の私であるが、料理では大胆、もとい、いいかげん。よし、完成！おまけに実家から送られた即席のお吸い物を添える。さ、最高です。２合近いご飯を一気に食べた・・・。ここで動けなくなるわけにはいかない・・・。これからやらねばならぬことがたくさん・・・・・。

  2004/07/22

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• たった１４時間の再会

  嫁を迎えに空港へ。エチオピアで10週間、ユニセフのインターンシップをしていたのだ。女子教育の普及のプロジェクトなどに従事していたらしい。2ヶ月ぶりくらいに会うわけだが、すぐ日本にまた一ヶ月くらい帰ってしまい、ワシントンＤＣにはたった14時間のトランジット。ヴィザの更新をしなきゃいけないので彼女は日本に帰るわけだが、授業をとってる私はなお残留。今日の昼に迎えに行って、明日は午前３時起き（っていうか寝たら無理そう・・・）で空港に送り届けないといけない。空港へは道がすいていれば車で30分くらい。距離はけっこうあるけど、空港への専用高速道路があってものすごく便利。予定到着時刻の30分くらい前に到着。しかし、エチオピアン航空の飛行機は2時間半以上も遅れてやってきた・・・。ダレス空港で待っている3時間以上もの間、広くはない空港を踏破してしまった。パリ、モスクワ、ミラノ、ソウル、フランクフルト、コペンハーゲン・・・様々な都市から人を乗せてワシントンＤＣにやってくる。そしてArrivalには喜びの出会い・再会が、Departureには名残りを惜しむ多くの別れがあった。こちらの映画館で観た「ラブ・アクチャリー」を思い出した。この再会としばしの別れをこんな短いスパンでやるってのも珍しいのでは・・・。しかし、この人もエチオピアから17時間半かけてワシントンDCに来て、14時間だけこっちにきてその後さらに13時間かけて東京に行くとは。。。。私にはできない。。。ともかく明日は、っていうか今夜未明に無事空港まで送って、仮眠して授業に出て、Ｒさんにボクシングレッスンするまでが遠足だ！さて、エチオピア話でも聞かせてもらおうじゃないか。

  2004/07/20

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• アメリカで銭湯入ってチゲ食べて

  ヴァージニア州のアナンデイルという町は韓国人コミュニティとして有名である。韓国料理屋、カラオケ、韓国エステ、なんでもそろっている。今日はそのアナンデイルへ、ワシントンＤＣの日本人コミュニティの顔であるＲさんと、彼女の13年来の親友であるケンタッキー在住のＫさんと一緒に「温泉・チゲ鍋ツアー」に出かけた。Ｋさんのツアーに対する気合いはすごかった。彼女はケンタッキーから９時間くらいかけて運転してＤＣまでやってきたのだ。２人ともアメリカに10年以上住んでいてグリーンカードも持っている。それでもやはり日本人の心、銭湯なのだ。銭湯の前にＫさんは韓国エステへ。スウェーデンマッサージという種類らしいが、体中にオイルを塗りたくられたらしい。Ｋさんの証言によると、正真正銘の全裸にさせられ、ありとあらゆるところをマッサージされたと・・・。有害図書に指定されたくないので、これ以上は自主規制ということで控えさえていただきます。銭湯は当然、男湯と女湯に分かれており、私だけ１人男湯へ。お１人様$15也。けっこうすいていたが、やはり中にはアジア人しかおらず、おそらく全員韓国人だったと思う。レイアウトとしては、真ん中にメインの湯船、それを囲むようにしてサウナルーム、スチーム風呂ルーム、水風呂、シャワーと洗い場、そして垢すりマッサージ用のベッドがおいてある。あー、やっぱり湯船に浸かると落ち着く～。そしてサウナへ。プロボクサー時代、サウナを減量の一手段として使ったこともあった。粘って粘って何度も水風呂と行き来して1.5キロくらい落とせば、その後500ミリのペットボトルを飲んでも1キロ落としたことになる。本質的には豊富な練習量と適切な食事のコントロールで体重を落としていくのが理想なのであるが、一ヶ月で8キロを落とすためにはいろいろしなければならなかった。。。なんてストイックさは今回は求められていなかったのだが、昔を思い出してちょっと頑張ってみた。サウナ10分、スチーム5分、そして水風呂。これを3回くらい繰り返す。風呂上りに体重を計ったら、入る前より1キロ減っていた。でももっと驚いたのが、1年前の渡米前より４キロくらい減っていたことである。ほぼ毎日のように米を炊いて食べてるのだが、栄養が足りてないのかな。。。バランスよく食べないとな・・・。そんな思いも手伝ってか、銭湯の後の韓国料理屋では食べまくった。キムチチゲ、海鮮チゲ、蛎チゲ、タコキムチ絡めうどん・・・。か、辛うま！！三人とも、食べ8割、語り1割、鼻水1割くらいのペースでとにかく食べた。銭湯→チゲ鍋のゴールデンルート。癖になりそう。Ｒさん、Ｋさん、また行こう！！あれ？俺どこにいるんだっけ？

  2004/07/12

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• ５ヶ国語を操る大学の先輩

  ご近所の夫婦二組と夕食をご一緒させていただいた。Ｉさんご夫妻は以前ピクショナリー大会を主催していただいた方々で、旦那さんが観光学のマスターコースをこの５月に卒業されたばかり。奥さんのＲさんはワシントンＤＣ日本人コミュニティのお母さん、いやお姉さん的存在である。Ｔさんはビジネススクールの私の先輩であり、彼女はＭＢＡと国際関係論のＷマスターを勉強されているすごい人である。ＭＢＡだけでも私はひぃひぃ言っているのに・・・。Ｔさんの旦那さんのＥさんはアゼルバイジャン出身の方で、現在はエコノミストとして国際機関に勤務されている。Ｅさんとは初めてお会いしたが、日本語ペラペラであった。スラングもまったく問題なしである。(問題ありということ？）アゼルバイジャン語、ロシア語、英語、日本語、トルコ語と、実に５ヶ国語を完璧に操れるという。すごい。。。さらにびっくりしたのが、Ｅさんは日本にある私と同じ大学に４年間留学されていたのであった。さらにさらに共に関係のあった学内の国際交流サークルという接点もあった。私が４月に入学する直前の３月に卒業されていたので残念ながら接点はなかったのであるが。かつてソ連の共和国の一つであったアゼルバイジャンは、北にロシア、南にイラン、東にカスピ海、西にグルジアやアルメニアに面した国である。Ｅさんから、アゼルバイジャンの経済的背景（石油国である）、紛争の状況（アルメニアと休戦中）、紛争が激しかった頃はＧＤＰの５割以上が軍事費にあてられていたことなどを聞いた。もちろん日本語で（照）ある国をそのデータ以上に知るにはやはり人を知ることから始まると私は思う。Ｅさんから今まで知らなかったアゼルバイジャンを教わり、そして興味を持たせてもらった。その意味で、外国の人たちにとって私も日本を知るきっかけになっているのだと考えられる。気を引き締めていかないと。

  2004/07/11

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• アメリカ独立記念日・落雷バーベキュー危機一髪

  独立記念日の今日７月４日はRさんの主催でバーベキュー。時差の関係で５日分に書いてるけどご勘弁を。ヴァージニア州の公立公園のバーベキューサイトを使って20～30人集まる予定で準備開始。天気は不安定。雨が降ったり止んだりを繰り返してる。「ま、いっか、だいじょぶだいじょぶ」先発隊の1人であった私はYさんとSちゃんの2人を車で拾ってスーパーで買出し。石炭買って、飲み物買って、氷買って、飲み物買って、つまみはドリトスでいっか、と。さあ、出るかと思ったらRさんから携帯に連絡。「あ、ごみ袋も買ってきてー！」よし、これで出るぞ。お、またブルっときた。「マッチもお願いー！」リーダー、いぢめないで・・・。軽く迷ってから現地に着くと、場所取り隊のRさんとCさんがすでに待機していた。集合時間の2時まであと30分くらい。炭に火をつけグリルの用意。おお、BBQの雰囲気が出てきたぞー。やや、雨もものすごくなってきた・・・。ゴロゴロしだしてるし・・・。「まあ、たまにゃあ大雨の中でのBBQもオツだね、これね」なんてみんなびっしょびしょになりながら余裕かましてたら「ガッシャーーーーン！！！」ものすごい音が近くで聞こえた。雷がすぐ近くに落ちたのだ・・・。「退け！退け～～！！」みんなが集まる前に、というかあの雷雨の中で何人のツワモノ達が集まっていたか疑問だが、Rさんの家に避難することに。焼き始めていたトウモロコシは雨に打たれ続けて哀愁すら漂っていた・・・。その後、雨も小降りになり、庭付き一戸建ての家主（！）であるRさんの家でBBQ再開。人も次第に集まり、私はAEM（Automatic Eating Machine)と化していた。そんな言葉はもちろん存在しませんよ。Rさん、私を含めた20人もの客を受け入れてくれてありがとう！庭にいた17年ゼミのおびただしい数の死骸はちゃんと掃除しようね！（17年ゼミについては過去の日記参照）Rさんの家をお邪魔した後は、餃子パーティの姉御Hさんの家で二次会。お茶を頂いてテレビでワシントンDCとニューヨークの花火を見ながら、「やっぱりニューヨークの方が豪華だねー。金のかけ方が違う」などど勝手に評価してた。Hさんからはカスピ海ヨーグルトをおすそわけしてもらった！日本では特にボクサー時代、かなり食べていた（一日に１リットル）が、まさかアメリカで育てられるとは思わなかった。大事に育てます！嗚呼、今日でちょうど渡米して一年経過。あと10ヶ月あまり、楽しみながらがんばろう。

  2004/07/05

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• ベトナム仕込みの絶品揚げ出し豆腐

  昨日は授業が火事のために休講になってしまい、とんぼ返りで家に帰ってきた。大したことはなさそうだったが、こういう時に厳重に対処するのが今のアメリカを示しているのだろう。アパートに着いたその瞬間に近所のMさんから電話がかかってきた。M「ベトナムつけ麺食べに行かない？」私「のった！」というわけで、仕事帰りのMさん、Hさんと一緒にエデン・ガーデンというベトナム関連の小さな店が終結している場所へ行った。ここは本当にリトル・ベトナムといった様相で、レストラン、喫茶店からCD・ビデオショップ、床屋まで、ベトナム人によるベトナム人向けの店が密集している。学生時代ベトナムを縦断した私にとっても、ここは本物のベトナムを彷彿させる。そんなエリアの一角にあるレストランで具沢山、香草たっぷりのつけ麺をたいらげた。Hさんはこの近所に住んでいるので、このモールにはよく来るということで、どんな店があるかも詳しい。食後はまずタピオカ入りシェイクを飲めるドリンクスタンドへ。これって台湾発じゃなかったっけ？なんて疑問はマンゴーシェイクのおいしさにかき消された。そしてその店においてあるガチャガチャに魅せられてしまった。PBS Kidsという子供用のテレビチャンネルの人気漫画「クリフォード」のキャラクター人形のガチャガチャだったのである。はっきり言ってベトナムとはまるで関係ないが、英語の勉強のために学校の勉強の息抜きに子供アニメをかなり見こんでる私にとって、クリフォードのガチャガチャは「買い」であった。25セント２枚を両脇から入れてガチャガチャっと。出てきたのはクリフォードの友達の犬、T-Bornだった。ぜんぜんわからない人、ごめんなさい。最後に寄ったのは惣菜屋さん。「ここの揚げ出し豆腐が最高なの」というHさんの売り口上に乗せられて購入。そして今朝、実家から送られてきたカツオブシをたっぷりまぶした揚げ出し豆腐に醤油と麺ツユを落として食べた。大ヒットアメリカにおける「ごはんがススムくん」として認定しよう。

  2004/07/03

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• 久しぶりのボクササイズレッスン

  現役のボクサーだったころ、アルバイトでボクササイズのトレーナーをやっていた。銀座の百貨店の７階にあるエクササイズスタジオで週に一回、ＯＬや女子学生の方々にボクシングを教える。ボクササイズはボクシング＋エクササイズであるので、受講者が打たれる危険がないように配慮をしている。しかし、一方で手ごたえ（打ちごたえ？）のない練習はつまらないので、サンドバックを用意し、ミット打ちもあり、そしてスパーリングもある。このスパーリングはこちらが一方的に打たれるという、言わば「殴られ屋」である（涙）。そう、華やかさにはほど遠い過酷な仕事なのである。もちろん、現役時代の私としてはディフェンスの良い練習にもなったが、反撃のできない、一方的な攻撃に対する防御というのは非常に難しいものだった。受講生のレベルもものすごく高かったし。。。正直、鼻血を出したのは一度や二度ではない。もちろん、この鼻血は打たれてのものであってやましいものではない・・・。なんだかんだで６年間くらい勤めただろうか。-ボクシングを教えるという行為を通じてボクシングを教わる-受講者の成長を感じる喜び-感謝される喜び-広い人脈構築の場-プロボクサーとしての自分の試合のチケットを買ってくれる上得意さんを作れる（笑）以上のように、非常にいい経験であった。アメリカに来ても個人的にシャドーボクシングをしたり、大学のスポーツセンターにあるサンドバッグをたまに打ったりしたりしているが、時には教えることもある。クラスメイトにはトルコ人の元プロボクサーもいるが、彼はもう90キロ以上となってしまい、「いつか一緒に練習しような」という決り文句が果たされる日はくるのだろうか・・・・。昨日の日記にも登場したクラスメイトのＣにはレッスンをしたことがある。彼はジャマイカ出身でスポーツ万能であり、大学時代はイリノイ州の陸上大会で４００ｍの3位になったくらいである。パンチ力、フットワークともに黒人のバネのすごさを思い知らされた。こいつはこれ以上強くしちゃいけない（笑）他にも同じ大学の女性の友達を何人か指導した。始めは拳の握り方も知らなかった一般女性が2時間後には「殴り方」を心得た危険な女性に変身する（笑）。今日コーチをしたのはアメリカにすでに15年も住んでいるご近所のＲさん。ＲさんはＤＣの日本人社会のお姉さんであり、ジョージタウンの古着屋で働いていたときには「地球の歩き方・ワシントンＤＣ」にもカリスマ店員として掲載されていた。実際にＲさん目当てに来店するアメリカ人や日本人も多かった。彼女の人脈は計り知れないほどの広さである。そして、彼女のやる気とパンチ力はすごかった。これまでに何十人も教えてきたが、初日のミット打ちであそこまでいい音を鳴らせる人はそうはいない。また1人、危険なファイターを創出してしまった・・・。Ｒさん、人前では平手打ちね、平手打ち。

  2004/06/30

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• 友達の金魚を救え大作戦

  家族の不幸のためにＤＣから実家のシカゴに戻ったアメリカ人のクラスメイトＣから電話がかかってきた。「頼みがあるんだけど・・・・」話を聞いてみると、訃報を聞いて夫婦で急いで家を飛び出してしまったために、猫のエサまでは用意したけれど、三匹の金魚のことをすっかり忘れてしまっていたというのだ。一日最低一回はエサをあげないと金魚たちが死んでしまう。できたらＤＣに戻るまでの一週間、毎日アパートまで行ってエサをあげてくれないか、というのだ。彼のアパートまでは車で高速使って片道20分くらいの距離である。私の方も秋・春学期ほどではないと言え夏学期の授業もとってるし、正直しんどいミッションだなと思った。しかし、他ならぬＣの頼みである。ジャマイカ出身のアメリカ人であるＣは私の過去の日記でも、花火大会に一緒に行ったり、ピクショナリーを教えてくれたクラスメイトとして度々登場している。学期中は統計や会計のケーススタディを明け方まで一緒にやった戦友なのである。私のつたない英語を忍耐強く聞くその姿勢には本当に助けられている。私が話すスラングは全てこの男のせいと言っても過言ではないだろう。というわけで彼のアパートに向かった。アパートの暗証番号、カギの隠し位置は電話で聞いたとおりであった。ドアを開ける。見慣れた猫、tigeress（ノリ的にはトラ子？）が出迎える。部屋の電気はつけっぱなし、ＦＭラジオもついていた。「そんなに急いでたのか？？」と思いつつも、三匹の金魚にエサをあげ、蛍光灯とラジオもオフして引き揚げようとした。また明日くるべかな。まてよ。この金魚とエサをうちに持ち帰れば一週間もここに通わなくて済むんじゃないか？幸い彼らは大きな金魚鉢にではなく、一匹ずつ小さいプラスチックケースに入っている。そのことを彼に電話してみたら「その手があったか！！頭いいな！頼んだ！」ということだったので、早速行動に移すことにした。３匹のＶＩＰを車の助手席に注意深くエスコートして準備オッケー。しかし、電灯とラジオについては「ネコが寂しくならないようにするため」わざとつけていたとのことである。「甘やかすな（笑）！」とツッコミを入れておいたが、再度つけるために引き返した・・・。帰り道。こんなに慎重に運転したのは、国際免許が切れてからこっちの免許を取るために受けた実技試験以来だろうか。なんとか部屋まで連れて来て、Ｃ夫婦に現着報告。「I'm in debt to you!!!」（恩に着るぜい！！）と、ものすごく感謝された。「気にすんな！でも喜ぶのはまだ早いよ！俺は動物飼ったことないんだから。一週間後に無事再会できることを願っていてくれ・・・・」OK guys, it's time to feed!

  2004/06/29

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• ピクショナリーで英語の勉強

  「ピクショナリー(pictionary)」というアメリカのボードゲームをご存知だろうか。語源は「Picture」＋「Dictionary」2人1組になり、お題となった単語・熟語について、所要時間一分間以内に片一方が絵を書き、もう一方がその絵が何を意味してるかを当てるゲーム。正解すればサイコロを振って先に進めるというボードゲームである。例えばお題が「ハンガー（hanger)」だったら超簡単。勝負は秒を競う。しかし、問いは優しいものばかりではない。「funny(おかしい)」「retreat(退却)」「nickel(ニッケル)」（５セントの別称でもある）「toilet bowl brush(トイレ掃除用のブラシ)」「the Sahara Desert(サハラ砂漠)」「Madrid(スペインのマドリード)」「in the line of fire(弾道に身をさらして)」などなど。。。ジェスチャーは禁止であり、＄、＃などの記号は良いが、文字・数字等は一切だめ。全ては書き手による単純でポイントを押さえた絵と答え手による想像力・こじつけ力にかかっている。クラスメイトのアメリカ人の友達にこのゲームを教えてもらい、あまりの面白さにはまって自分でも買ってしまった。そして今日は日本人6人（３チーム）によるピクショナリー大会であった。書く方、答える方とも、各自辞書を使うことは反則ではない。いきなり「teepee（インディアンのテント小屋）」とか「boa constrictor（南米の大蛇）」などを出されてもわからないから・・・。英語の勉強になることはもちろんのこと、みんなの絵を書く能力、もっと言えばその単語を絵で現す際の発想力が垣間見れて非常に楽しい。絵がうまい人でも一分という所要時間に自滅するケースもしばしばである。というわけで今回は、持ち主の私とIさんの「シュールリアリズム・技術よりハートコンビ」が優勝した。ここで皆さんに問いかけを。お題は「skin」一分以内で書いて相手に答えさせねばいけません。どう表現しますか？私の相方Iさんは・・・・・・。

  2004/06/28

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• TOEIC受験＆花火鑑賞inアメリカ

  たまには日記らしくその日に起こった事を。今日はTOEICをワシントンDCで受けてきた。渡米前は留学のためにTOEFLとGMATを何度も受けたが、TOEICは実に4年ぶりくらいの通算3回目であった。TOEFL、TOEICについては「このテストで本当の英語力がはかれるのか？」という疑問がかなりある。情けない例として自分を挙げるが、たとえ渡米前にTOEFLで263点(ペーパーだと換算で620点くらい)取ってもアメリカでの会話・議論にはまったくついていけなかった。。。アメリカに来て一年たった今でも会話力にはかなり問題がある・・・。もちろんそれらのテストが目安になるということに異論はない。試験主催者側のコストと回転率（効率）はそのまま受験者に跳ね返るので、難しいところである。2005年からTOEFLにスピーキングが適用されるとのことで注目しているが、私を含めた文法得意・会話不得意の多くの日本人には厳しくなりそうだ。自分の責任を棚に上げるつもりもないが、なぜに中学一年生からずっと学びつづけている英語が実用的ではないのか。文部科学省も苦労している問題であるだろうが、日本の英語教育の改善を強く望んでいる。話が違う方向にいってしまった。。。今日の出来事に話を戻すと、TOEICのワシントンDC会場は語学学校であった。受験者は10人あまり。ほとんど日本人だった（笑）。しかし最高だったのがリスニングの環境である。まずその10人あまりがさらに二つのグループに分けられ、別の教室に入った。そこにはパーテーションで区切られたいくつものブースがあり、その一つ一つにヘッドフォンセットがついていた。コンピューター試験のTOEFLを受験したことがある人はそれと同様だと考えてもらえばわかりやすい。日本で受けたトイックの印象といえば広い教室に何十人、下手すれば100人近い受験者が収容され、教壇におかれたテープレコーダーを全員が集中して聞く、という感じである。今は変わったのかな。DCのこの好環境は間違いなく受験者の少なさに起因していると思われるが、えらい違いだなーと思った。ともあれ正誤はともかくとして初めて時間内に全問に答えることができたのが嬉しかった。まがりなりにも渡米して一年が経過しているのだから、少しでも成長の証が欲しい・・・ところである。ただ一つのハプニングと言えば、試験中にトイレが我慢できずに途中で少し抜けたことである。ここで二つ教訓を。試験前には念のためトイレに行きましょう。そして試験前の水分摂取は控えめに。まじで辛かった・・・。その後、アメリカ人のクラスメイトとその奥さんと一緒にアレキサンドリアの花火大会に行った。ワシントンDCとヴァージニア州の間を流れるポトマックリバー沿いで毎年行われる清涼花火大会である。量は隅田川や横浜の花火大会にかなわないけど、質的には負けないほどきれいだなー、と思って眺めていたら、開始５分くらいで急に終わってしまった！「なんだ、もう終わり？」とブーイングをしようとしたその時、飛行機が上空を飛び去って行った。そう、ここは先日亡くなったレーガン元大統領にちなんで名付けられたロナルドレーガン・ナショナル空港の近くなのである。こういう計算は緻密にしてあったのだろう。確かにあの飛行機が通ったときに花火が上空に放たれていたと思うとゾッとする・・・。また再開して計20分くらい、久しぶりの花火を満喫した。ちなみに同行のアメリカ人夫婦に「How do you say "fireworks" in Japanese?」と聞かれたので、「Hanabi」と教えたところ、「OK, it's like "honey bee"」と自分なりの暗記法を開発していた。なるほどー。

  2004/06/20

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