よしなしご利根

[タイム・食！] カテゴリの記事

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• 婚約カップル二組＆パパなりたてと会う：みんな幸せそうだ～

  昼は銀座でボクササイズのトレーナーをしてきた。今回も自分の役割はパンチングミットを持って受講生の皆さんのパンチを受けること。単発のみならず連打もコンビネーションもまぜた本格的な動きをするので、打つ方の疲れははんぱない。私は受ける方なのでそこまで疲れないはずなのだが、休憩なく10人以上のパンチを30分以上浴び続けるとさすがにグロッキーになる（苦笑）。それでも、アメリカにいたときもクラスメイトのアメリカ人Ｃや、ご近所だったKhさん、そしてSさん、Ktさんのご夫婦にボクシングを教え続けていた意地がある！体型のことでは皆さんにいぢめられたが（涙）、仕返しと言わんばかりにヘトヘトにさせることに成功（笑）。がんばってやせるぞぉ！！その後、大学時代の国際交流サークルの友人Ｓが出演した混声合唱のコンサートへ御茶ノ水へ向かった。彼女はこの合唱グループで再来週結婚する伴侶と出会ったのだ！曲目はクラッシック調のものから日本語のものまで幅広く、歌声もすごくきれいだった。特に谷川俊太郎の詩、「生きる」をメロディに乗せて歌われたのが胸にジーンときた。その一部をちょっと紹介。「生きているということ　　いま生きてるということ　泣けるということ　笑えるということ　怒れるということ　自由ということ」小学生の国語の教科書以来の再会だったが、いい詩だなあ。ＳもフィアンセのＫさんも、ステージで堂々としていてかっこよかった。式も楽しみだ。頼まれたミニスピーチのネタも考えないと。どこまで話していいんだ（笑）？その後、また別の大学時代の友人の集まりへ参加するため池袋へ。このメンバーは、５つの大学の国際交流サークルが集まって行う合宿のディスカッション大会の委員をした面々であり、みな８年以上の付き合いである。行ったお店は池袋メトロポリタン８階にある「花回廊」（ホームページは こちらから）流行りの華道家、Kariyazaki Shogoプロデュースだという。（←この人の存在は今日知った）コースなのに寿司食べ放題というのがすばらしいではないか！この場では三週間ほど前にパパになったばかりのＹちんの息子自慢（もちろんアリです（笑））と、このメンバー内で婚約カップルとなったＭとＨのプロポーズ秘話で盛り上がった。あ、ついでに私のアメリカとほほ話もね（笑）。ＳもＹちんもＭとＨもほんとにおめでとう！みんな大人になっていくなあ。そういえば料理の方もなかなかにおいしかった。でも個人的にハッとしたのが、料理に対する「感動度の薄れ」である。アメリカから日本に帰ってきたばかりの時の、定食屋でのしょうが焼き定食でおいしくて泣きそうになった自分はどこにいったのだ！？昔の人（確かショーペンハウエルだっけかな）はこう言っている。「人間は足りなくて飢えることと満ち足りて飽きることという両極をさまよい続ける生き物である」要は我がままな生き物なのだ（苦笑）。食べ物の例にしても、アメリカに２年いたという経験が日本で食べるものへの思いをつのらせ、そして再会したときの感動はひとしおだった。しかし、ひとたび慣れてしまうとこれである・・・。それは家族や友人などの大切な人に対しても同じなのではないだろうか。ビジネススクールの教授からの至言、「過去に持っていたものではなく、今持っているものに感謝の意を持ちなさい」（Appreciate what you HAVE, not what you HAD.)この言葉の意味を改めてかみ締めたのだった。（教授からもらった貴重な言葉については過去の日記『「とんでもない夢を持て！」：最後のクラスでの教授からのメッセージ』を参照）あ～、このエピソードをＳの式で披露すればよかった！（そんな長話する持ち時間はありませんでした（苦笑））

  2005/06/25

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  【写真付】日本おいしさ再発見の旅！：イカが！クジラが！

  木・金と大阪、神戸に出張で行ってきた。恥ずかしながら大阪も神戸も初めての上陸であった。京都も奈良も行ったことのない私には周囲が関西弁という状況が新鮮でドキドキだった。移動の連続だったので観光は一切できず、食べ物もご当地のものをまともに食べる余裕がなかったのが残念だったが、一瞬だけ見た道頓堀のグリコマークにはまた戻ってきたい（笑）。日本もまだまだ私にとって未開の地が多いのだ。大阪から直接妻の実家のある山口へ。山に囲まれた風景が懐かしい。今日の昼は青海島の海に浮かぶレストランへ。ここの名物はずばりイカ御膳！イカの活き作りと鯛のあら煮が最高！いけすで泳いでいるイカをそのまま刺身にしているため、食べている時点はまだ動いているのがちょっとかわいそうだったが・・・。ゲソの部分と耳の部分は別に料理してくれるというサービスも。カリカリの天ぷらかそれとも塩焼きかおいしすぎる・・・。妥協を許さない我々はとどめの逸品を注文。クジラの赤身の刺身である。都会っ子で現代っ子である私は給食でクジラのフライなんか出てきたことなどない。（皆さんはある？）これが初めての鯨食べであった。と、とろけるぅ～。。。。日本食、最高！！！本日来店したレストラン、「海上レストラン　紫津浦」の場所等の詳細情報は こちらから

  2005/06/11

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• 日本ってやっぱり「おいしい」国だ：食のありがたみを再確認

  アメリカから帰国して明日で一週間が経過する。２年振りに友人と会うのも楽しみの１つであるが、日本はなんといってもご飯がうまいのが最高だ。普通のそば屋のわかめそばに感動し、普通の定食屋の生姜焼き定食のおいしさに言葉を失う。家で食べた大根の味噌汁には涙が出そうになった（笑）。この感覚、身に覚えがあるぞ。そうだ、ボクサーだったころの減量中と、その減量から解き放たれた時だ。当時は試合に向けて１ヶ月で８キロ落とさねばならなかった。減量中は食事の内容、量ともに激しい制限をかけ、その上で運動量を増やした。弱った体に少ない量の食事。飽食の日本においてかなりレアな状況と言っても過言ではないだろう。しかし、だからこそ少ない量の食事をよ～く噛んで味わいながら食べていた。生まれて初めて食べ物のありがたみを知ったと言えるかもしれない。そして試合前日の計量を終えて食べたおにぎりやパスタ。体の細胞全体が吸収するようなあの感覚。あれだけおいしい食事というのは減量を経験したものにしか味わえないのではないだろうか。ふだん当たり前と思っているものにこそ、大切な要素が隠されているのだと学んだのだった。でもよく考えたら今回はアメリカで増量して日本に帰国したんだった・・・。本当に減量しなければいけないはむしろ今なのだ・・・。う～ん、日本での食事が当たり前と思い始めてからかな（笑）。

  2005/06/03

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  【写真付】日本に帰ったらアメリカを思い出させるものは？：ベトナム料理！タイ料理！メキシコ料理！

  今週末に日本に帰国する。帰国してからアメリカの何を恋しく思うだろうか。その時になってみないとわからない部分も多い。しかし、確実に回答できるものもある。ベトナム料理とタイ料理、そしてメキシコ料理である。なぜアメリカで？と思う方もいるかもしれないが、移民の国アメリカではこの３つの料理のレストランが無数にあり、しかもレベルが高い。３つとも日本では本当にたまにしか食べたことがなく、そこそこおいしいが高い。アメリカでは安くてうまい。過去にも掲載した写真を含めてちょっと振り返りたいと思う。（写真のサイズにバラツキがあることをご了承願いたい）【まずはベトナム料理】ブンチャ・ハノイ（付け麺）←大量の葉っぱがすごいが（笑）、付け汁も麺もうまい！具が盛りだくさんのエッグ・ヌードル←これは最高！！【次いでタイ料理】トム・カーカイ（ココナッツスープ）←トム・ヤンクンはもう古い！！イカとバジルのクリスピーフライ←サクサク感がたまらないきし麺風ヌードル（ポーク）←大量の具の下に隠れた太麺が絶妙鶏肉のピリ辛ソース和え←ご飯がすすむ！！【最後にメキシコ料理】ブリトー、エンチュラダ、チミチャンガ、ファヒータなどなど←セブン・イレブンのブリトーしか知らなかった私には衝撃的なうまさ！日本が恋しくなる原因の一つが食事であることは事実だが、こうしてみるとアメリカでの食事もおいしい日々だったな～。この写真の数々を見るたびにアメリカがおいしく、いや恋しくなりそうだ。

  2005/05/24

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  垂涎ものの写真付き：ワシントンＤＣのチャイナタウンでランチ

  本日もいろいろあったのだが、明日が早い（約３時間後起床）なので、また後で書き足すとして、ここでは今日のランチを写真付きで紹介したい。というわけで上の写真にあるワシントンＤＣのチャイナタウンへ。この近くにある国際機関にお勤めのＯさんがお気に入りの店へ連れて行ってくださった。その名も「Eat Fast」一見ファーストフードのような軽い響きであり、さらにFar East（極東）を文字ってるのかそうじゃないのかわからない語感である（笑）。でも内部はちゃんとしたレストランであり、Ｏさんオススメの料理がこれ！このかた焼きそばはうまい！もちろん決して食べ物だけに集中していたわけではなく（苦笑）、Ｏさんとの話も多岐に渡り盛り上がり、今月帰国する私と来月帰国されるＯさんとの再会も約束した。Ｏさんは５月８日分の日記で登場した「男の手料理」を作られたその人であり、日本に持ち帰る荷物をどんどんスリム化していく中でも愛用の大きな中華鍋だけは持参されるということである。というわけで日本でもおいしい料理期待していますので！！

  2005/05/17

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  エチオピア料理初体験：これで手が汚れないのは職人芸だな・・・

  昼からクラスメイトの韓国人Ｙとランチ。彼女にはアメリカに残って働く、韓国に帰って国際機関で働く、そしてアメリカに残って国際経営の博士課程に進むという３つの選択肢があるという。（これ、まだ内緒みたいだから誰かに言っちゃだめですよ（笑））コストアカウンティングやファイナンスの勉強ミーティングを２人でしたこともあるが、韓国に滞在中に英語学習塾で一山当ててビジネススクールのための学費を稼いだという、とても実践的で優秀な人である。韓国で国際関係学のマスターをすでに持っているが、今回ジョージワシントン大学でＭＢＡ（インターナショナルビジネス）とＭＡ（国際関係学）の２つのマスターをさらに修了したことになる。ビジネススクールでも学んだ状況分析の手法、Decision Tree（選択肢の一覧を書き出してそれぞれのチョイスの可能性や成果を見比べるもの）をいよいよ使う時がきたと、冗談ぽく言っていたが、ぜひ納得のいく決断を下してもらいたい。夜は来月からエチオピアで働くことになった妻とＴご夫妻とともにワシントンＤＣにあるエチオピア料理のレストランへ。こんな料理でした。クレープのような生地のインジェラの上にたくさんの具が乗っており、手を使って具をインジェラで巻いて食べる。ちょっと油っぽい気もしたが、予想以上においしかった。エチオピアの人であれば手はほとんど汚れることがないという。不可能だった・・・・。世の中にはいろんな食べ物があるなと感心したのであった。

  2005/05/14

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• 近所にできたカリビアンレストランに行く：春巻きもあるんだなあ

  「Physician Practice Management」の授業では、医師の成果主義に基づく給与配分という考えや、利害関係に基づく医師による「紹介」を禁ずるStark Lawなどについて学んだ。どちらについても資料や法律の条文などが授業中に配布され、まだ詳しくそれを読んでいないのでなんとも言えない部分もあるが、成果主義という市場原理の要請と利害関係に基づく紹介の禁止という政府からの修正というバランス（ジレンマか（笑）？）を示しているのだと感じた。いずれにしても、モチベーションや質を高めると同時に公正な競争を促すというのは至難の業だろう。そのままを適用するわけにはもちろんいかないが、日本としても学べる部分もありそうだ。授業後、Ｓさんと２人で夕食を。うちの近所に開店したばかりのカリビアンレストランに行ってきた。カリブ海を意識してか内装はマリンブルーが基調で海を臨んでいるような気分にさせられる。メニューもキューバやドミニカ、そしてジャマイカ料理などカリブ海諸国のものを取り揃えている。それでもやっぱり「Spring Roll（春巻き）」ってあるんだな（笑）。食べてみたけど肉や野菜の用い方がやっぱりカリビアン風でおいしかった。メインに頼んだキューバ風薄切りステーキと見た目も味も和風だったマグロの炙りもおいしかった。近所でおいしいレストランを発見したけれど、値段がけっこうするからちょっと通えないなあ。でもたまには新規レストラン開拓も楽しいもんだ。

  2005/03/30

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• ブルガリア人家族をベトナムレストランへ連れて行く：やっぱりタピオカはだめみたい・・・

  クラスメイトのブルガリア人夫婦Ｄ、Ｇ、そして７歳の娘さんＡと一緒に夕食を食べた。ＤとＧは共に私と同じビジネススクールで学ぶ同級生であり、７歳と３歳の女の子の二児の親でもある。２人ともアメリカでの職務経験も豊富でグリーンカード（永住権）も所持している。特に奥さんのＧと私とはＭＢＡの一年目にアカウンティング、マーケティングやオペレーション・マネジメントなど数多くの授業で同じグループとなり協力して生き残ってきた戦友である。我々はこの５月に卒業の予定なのだが、Ｇはすでに世界的に有名なホテルの本社税務部門に職を得て、現在はフルタイムで働きながら最後の学期のための勉強もこなしている。こういうすごい友人を身近に見ていると自分の怠惰を反省させられる・・・。旦那のＤは就職活動中で、奥さんのことを「（自分を養ってくれる）ボス」と言っておどけているが、ＣＦＡ（ファイナンスのスペシャリストの資格）も持っている彼のキャリアアップは確実だろう。さて、本日のディナーは店のチョイスを一任されたので行きつけのベトナムレストランを選んでみた。聞けば彼らはベトナム料理は一度も食べたことがないという。経験のあるシチュエーションだ（笑）。（過去日記：『アメリカ人にタピオカ入りシェイクはきつかった・・・？』 参照）Ｄたちは日本料理も食べたことがないと言っていた。外食自体も年に数回という。一般化にはちと早すぎるけど、ブルガリア人は食べ物に保守的なのかな？日本人が貪欲すぎるのかもしれないけど（苦笑）店に入り、注文も一任された我々夫婦はこちらにとっては定番の揚げ春巻きや生春巻きを前菜として、麺物を二品、焼き飯、豚野菜炒めをメインとして頼んでみた。しかし、料理が来る前にＧがエビが苦手だと発覚。生春巻きと麺にはばっちり入ってる～。こういうのって注文前にしっかりブリーフィングしておかないとだめなんだと反省。さらに状況を難しくさせたのは７歳のＡの食わず嫌いである。家でも好き嫌いが激しいというＡは何が出ても警戒して食べようともしてくれない。店に入る前は小ネタとして用意してきたプレゼントの竹トンボに興味を示してくれたり、今習っているというアイリッシュダンスを披露してくれたりしたんだけど、食べ物の壁は厚いようだ・・・。子供の気まぐれって難しい・・・。けっきょくＡは白いご飯と豚の炒め物だけを食べたりしていた。そんな苦労もあったが、お互いの勉強・仕事や、子供の教育について、はたまたブルガリアにおける15年前の共産体制の崩壊についての話など、幅広いトピックで盛り上がって楽しかった。特に共産体制崩壊時に当時の政府の建物や銅像、関連施設を破壊したことについて、「我々がたどった歴史の一コマとして施設などは博物館として保存すべきだったと思うよ。時代が変わったからと言って過去が無くなるわけではないんだから」という２人の意見には納得させられた。過去を否定することは自分の存在を否定することにつながってしまうかもしれない。それよりも現在を過去の積み重ね、改善の結果として捉えることが未来にもつながるだろう。食事の締め括りとして、デザートにはこれまた定番のタピオカ入りライチシェイクを注文した。そしてまた黒い玉（タピオカ）が彼らに違和感を与えてしまうのであった・・・。嗚呼、タピオカが世に広く受け入れられる日はやってくるのだろうか・・・。君が世界市民権を得るまでにはまだ時間がかかりそうだよ。

  2005/03/19

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  ７年ぶりの北京ダック！：ブッシュファミリー御用達の店

  Ｓさんと我々夫婦の３人で「北京飯店（Peking Gourmet Inn)」へ。（ホームページはこちら から）ここの名物はずばり北京ダックだ。北京ダックを食べるのは２回目である。初めて食べたのは７年前に台湾人の留学生の実家（彰化：台中の南）に遊びに行った時にご馳走になった時である。今回行った、ヴァージニア州Falls Churchにあるこのレストランには有名人と思しき多くの写真が店中に飾ってある。ブッシュ大統領は第41代、43代の親子ともにそれぞれ来店の写真があった。写真の多くは軍人さんのようであったが、中には日本人もいた。ぜんぜん知らない女性だったが、写真の下にローマ字で名前が。「Ms. Mochuzuki」もちゅずき？？ああ、望月さんだろうね、きっと（笑）。なんて余談はともかく、料理は本当においしかった。こんな逸品をおじさんが一枚ずつ丁寧に目の前で切ってくれ、たーんと召し上がれ！北京ダックはもちろんのこと、シーフードとアスパラのスープ、ニンニクの芽と豚の細切り炒めや、具沢山あんかけ焼きそばなど、かなり満足のいく味であった。大統領やもちゅづきさんが笑顔で写真におさまるわけだ。さて、月曜がPresidents' Dayで祭日ということもあり、明日からは高校の同級生とのプチ同窓会ということで二泊三日でフィラデルフィアとニューヨークに行くことになった。今回会うＫとＳは高校を卒業してそのままアメリカにきたフロンティア達である。現在、Ｋはペンシルバニアの大学で博士課程を学び、Ｓはニューヨークの大学で修士課程を学んでいる。アメリカでも、２人ともそれぞれＤＣに来たときに再会を果たしたが、３人で会うのは初めてだ。都内の私立男子高校で学ランを着ながらシモネタに花を咲かせていた３人が、ニューヨーク、ペンシルバニア、ワシントンＤＣという東海岸の三都市に散らばり、そして再会を果たす。なかなかドラマチックではないか。今回も会話の内容に進歩は見られなさそうだが（笑）。というわけで３日ほど日記を休むと思われます。またお会いしましょう。

  2005/02/18

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  〔トリュフの写真付〕バレンタインデーと旧正月のおいしい組み合わせ：手作りチョコレートパーティへ

  アメリカでは今日がバレンタインデー。男性が女性に買う用のバラが街中のいたるところで売られている。私は６時まで、妻は８時まで授業だったので私が先に帰宅していた。私の心内：「バラを買ってあげるよりもその分おいしいピザでも買って上げた方が喜びそうだな。」Wilson Blvd沿いにある持ち帰り専門のピザ屋さん「Mario's Pizza」のバーベキュー・ポークはかなりうまい。というわけで帰宅を待っていたのだが、授業が終わった妻から電話が。「今日は女の子４人でクラスメイトの男の子からサブウェイをおごってもらうことになったから」う、裏切り者！でも花より団子という私の予想は間違っていなかったようだ（笑）。さて、本日の日記では先週土曜に台湾人のＹさんに招待された「旧正月とバレンタインデーを祝う会」について書きたい。Ｙさんは中国語も英語も日本語も完璧なすごい人。数年前にはアメリカン大学でＭＢＡも取得している。彼女と知り合ったのはＫさんの送別会であった。（2004-10-16（土） - ムービングセールも人脈構築の場？：送別会出席に発展 参照）今思えばあの送別会では沢山の出会いに巡り合ったんだなあ。合計３回しかお会いできなかったけど、Ｋさん、ありがとね～。さて、インターネット上の招待状（Evite)の題名にはこうあった。「Odd Combination? Annual Chocolate Truffle Party with Celebration of Chinese New Year」「Annual」ということは恒例の行事なのである！！この会は３つの趣旨から成り立っていた。１．中華料理を食べながら旧正月を祝う２．Ｙさん特製のトリュフを頂いてバレンタインを祝う３．パーティを楽しむ！なんとも素敵な会ではないか。去年からＹさんを知っていればよかった（笑）！果たして、パーティ当日は国際色豊かなとっても多くの人達（40人以上はいたかな）でごった返していた。それだけの人数を収容できる部屋の広さもすごいけれど、Ｙさんの人望（チョコ目当てかも？）はすごいなあ。中華料理もおいしかったけれど、やはり主役はＹさん特製のチョコレート。ビタースイートチョコレートをセンターに用いラム酒を贅沢に用いたトリュフ（右）と、グランマニエとダークチョコレートのトリュフ（左）という２種類のラインナップ。 （写真提供：Ｙさん）ラムの方はその場で、グランマニエの方は家に持ち帰ってコーヒーとともに頂いた。おいしかった～！！ウィスキーボンボンでも酔っ払っちゃうくらい下戸な私だが、トリュフならいけるようだ（笑）。Ｙさん、ほんとにこの道でいけるんじゃないの！？ビジネススクールで学んだようにキャッシュフローの健全性は確保しましょう（笑）。楽しくおいしい会にお招きいただきありがとう！！

  2005/02/15

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  Mさん：「日本に帰国したらここで食べたベトナム料理を思い出すだろうなあ」：ここはワシントンDCですよ（笑）！

  夕ご飯をＭさんと我々夫婦の３人でベトナム料理レストランへ。この店は本当に何回も来ているが、その存在を教えてくれたのが他ならぬＭさんなのである。過去の日記を振り返ってみると、このベトナム料理店は何度も登場している。2004-07-03（土） - ベトナム仕込みの絶品揚げ出し豆腐 2004-09-05（日） - アメリカ人にタピオカ入りシェイクはきつかった・・・？＆タランティーノ「ＨＥＲＯ」鑑賞 2004-09-12（日） - （画像もどうぞ）友人来訪：ワシントンＤＣへようこそ 2004-12-18（土） - オレゴンからあずあず来訪：ベトナム料理と韓国料理を制覇 2005-01-04（火） - 〔銭湯マーク証拠写真付き〕最終日は銭湯とサウナでゆっくり：は、ここはアメリカか！？ そして、今日食べたのもいつものこれ。12年以上のアメリカ滞在を経て３月に日本へ帰国することになったＭさんはつぶやいた。「日本に帰国したらここで食べたベトナム料理を思い出すだろうなあ」ここは彼女にとっても慣れ親しんだ場所なのである。５月に帰国を控えた私も彼女の言葉に少ししんみりした。本当は特大ハンバーガーとかが思い出にならないとかっこつかないのかもしれないけど（苦笑）。また、Ｍさんには最近の私の日記が「真面目すぎて」面白くないとのご指摘も受けた。。。。Ｍさん：「題名を見た瞬間に読む気がしなくなっちゃうのよね」いちおう学生なんで真面目なことも書かないとそれこそかっこつかないでしょー。なるべく気を付けます（笑）。話は帰国後の予定にも及び、とりあえず今年のクリスマスはＭさんの家でホームパーティにお呼ばれすることが内定。今から楽しみだ。アメリカで出会った友人達と日本で再会できるというのは素晴らしいことだと思う。Ｍさん、日本でもよろしくね！

  2005/02/05

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• お昼は飲茶で夜は鍋：歓迎会と送迎会

  昼はロズリンの中華料理レストランで飲茶を楽しむ。参加者は８名。この会は今学期から日米安全保障を学ぶためにＤＣの同じ大学の大学院に入学したＡさんの歓迎会がメインの目的だった。Ａさんはもともと知り合いであったというわけではなく、日本の大学が同じというつながりから共通の友人の紹介があったというわけである。私としても今日は初対面であったわけだが、なるべく多くの人を紹介してあげようと声をかけ、我々夫婦とＡさん以外に５名の方々が集まってくれた。私以外の７名は全員女性。こういうのって紅一点ならぬ黒一点っていうのだろうか？太陽に現れる斑点じゃあるまいし、そんな言い方はしないだろう・・・。話題の守備範囲が比較的広いことを自負している私であるが、話が出産時の帝王切開の凄まじさに及んだ時は沈黙より他なかった（苦笑）。みなさ～ん、食事中ですよ～。何はともあれＡさん、これからよろしくお願いします。夜は日本に帰国しこの２月からネット系ベンチャーキャピタルに就職するＴの送別会。出発時には雪が降り始めていたため、車で行くことを断念。雪道に耐えられるような車ではないもんで・・・。会場では鍋パーティが展開されていた。Ｔはまだ20代前半の未来ある若者で、参加者の友達も彼の同年代が多かった。それでもじっくり話してみると考え方が皆しっかりしているのを感じる。将来のキャリアを考えビジネススクール進学を視野に入れている人や、大学２年生から将来報道系のアナウンサーになるべく準備を始める人。ＭＢＡを視野に入れる彼には私の経験から、ビジネススクールで何を学べるのか、理想と現実のギャップは何なのかなどを語り、アナウンサーを目指す彼女には、民放キー局のアナウンサー試験で最後の10人に残った私の腕前（笑）から経験談を話した。『ニュースステーション』のスタジオでいきなり長野五輪の実況中継をさせられり、梅干の実演販売をさせられたカメラテストは散々だった、とか・・・。私がふだん多くの方々の経験談から学ばせてもらっているように、自分自身からも周囲の人々に何かを感じとってもらえていれば嬉しい。いずれにしても、大学を卒業してからの進路や将来の夢などヴィジョンを持っているというのは素晴らしいことだ。（偉そうに言っているが、私も彼らと同世代と言っても差し支えないだろう。多分・・・）留学という経験が彼らをたくましくしているのだろう。気持ちのよい刺激をもらった。私も彼らに負けずに頑張ろう。Ｔ、アメリカでの学生生活と職務経験を糧に日本での仕事デビューを華々しく飾ってくれ！また東京で会おう。

  2005/01/30

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• 鍋、鍋、そしてデザート３連発！：我が家で鍋パーティ開催

  昨日の買出し準備の成果を出す日がやってきた。その前にＲさんのご紹介で日本にある国際ＮＰＯの事務局長をされているＭさんとベトナムレストランでランチ。Ｍさんはこの道数十年の大ベテランの女性であり、現在はその蓄積されたノウハウを用いて、日本のＮＰＯへの事業計画や運営方法に関するコンサルティングを広めようと計画中。そのためのリサーチを目的とされたＤＣ訪問ということであった。ＮＰＯであっても組織存続のためには健全なお金の流れを持たねばならないし、運営基金を集めるためにはファンダーを納得させられるような理念に基づいた事業計画を持っていなければならない。そこにカスタマイズされたコンサルティングの必要性が出てくる。この点では一般企業にも通じるところはある。Ｍさん：「日本のＮＰＯはアメリカに比べ10年遅れている」というお話を日米文化の違いを比較しながらわかりやすく説明して下さった。私とＲさんのせいで（？）、話は脱線に脱線を重ねたが、３時間もの長い間、非常に興味深いお話を聞くことができて楽しかった。Ｒさん、素敵な方を紹介していただきありがとうございます！Ｍさん、また日本でお会いしてください。オーリングテスト、鍋パーティでも炸裂しました（笑）！帰宅後、エプロンを身に付け鍋の用意開始。白菜、椎茸、しめじ、豆腐、大根、そして鶏肉、豚肉など買ったものを次から次へ切っていく。同時に昨日やっとの思いで購入した鳥のミンチに生姜のおろし汁と刻みネギをまぶした団子も作成。タイミングよくＴご夫妻、Ｙさん、Ｍさん、そしてＴさんもご到着。まずはお通し（？）のイカキムチとニシンの昆布巻き、そして伊達巻。後二者は正月に訪問してくれた私の両親が持ってきてくれたもの。そして鍋にとりかかる。Ｍさんが持ってきてくれた昆布でダシをとり、後はひたすら具材を放り込むだけ。やっぱりみんなでわいわい話しながらつつく鍋はいいですねー。手製の鳥団子も好評で嬉しかった。途中から妻の提案で豆乳を入れた豆乳鍋としてみたが、まろやかな味わいでなかなかおいしかった。だいぶおなかも膨れてきた。ふだんならここでうどんかおじやで締めるところだろう。しかし我々はこの通常のオプションを回避した。この後のデザート波状攻撃に備えるためである。まずはＴさんがご持参してくれたフォンデューセットを用いて、フルーツに温かいホワイトチョコレートをつけて食べるという優雅なデザート。ロウソクの火でホワイトチョコレートを温め、イチゴやバナナ、グレープを浸したのは初めての経験であり、おいしかった～。（ちなみにフォンデューというのは「浸す」という意味だそうだ）続いてはＭさんとＹさんが買ってきてくれたフルーツたっぷりのホールケーキ。アメリカの多くのケーキが甘すぎたりしつこかったりする中、ここのケーキ屋は日本人の口に合う上品な味わいのケーキを提供している。今回のケーキもやっぱりおいしかった～。トドメは妻が作ったモチ入りのおしるこ。これも両親が来てくれたときの配給から作ったものである。流れ的に最後がおしるこというのは重いかなと思っていたが、これがなかなかどうしてあっさり目でモチもおいしかった。とは言ってもさすがに食べ過ぎ・・・。食事後も会話は絶え間なく続き、午後６時にスタートしていた会も気付けば午前１時をまわっていた。皆さん見事にバックグラウンドが違うので、どなたの話も本当に新鮮で面白い。ご来場の皆様、長い時間お疲れさまでした。Ｓさんのご提案の通り、このパーティはホーム＆アウェイ方式になっておりますので、次回のお呼ばれをお待ちしております。

  2005/01/10

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• アメリカで手に入りにくいもの：春菊と鳥のミンチ！？

  明日、我が家で鍋パーティを開催することになったので今日はその買出しにアジアンスーパーへ。なるべく多くの人を呼びたかったが狭き我が家のキャパシティは７名が限界だ。というわけで今回残念ながら声をおかけすることができなかったＤＣ近辺の皆さんはまたの機会に！アメリカにいるとは言え、この冬はすでに、国際機関に勤める日本人の方々との鍋パーティ 、そして Ｔご夫妻宅での鳥鍋 という二回のおいしい鍋を経験している。よく考えたら明日の参加予定者の皆さんはこの二回の鍋会出席者にほとんど当てはまる。鍋は鍋を呼ぶということのようだ（笑）。さて、買い物の方は白菜、えのき、大根、椎茸、シメジ、豚肉、鶏肉（ブロック）と順調に進んで行き、白いバケツに豪快に入った10丁入りの豆腐も買い物カゴへ。しかし、ここで２つの壁にぶち当たる。１つ目は春菊。このアジアンスーパーには葉っぱコーナーようのなものがあり、多様な葉のラインアップが並んでいる。何がなんだかわからない・・・。ちょっと料理に詳しければ匂いや形でわかるのかもしれないが、我々夫婦には皆目検討もつかなかった。春菊って英語でなんて言うんだろ。明日の参加者でもあるＭさんやＹさんにその場で電話相談。Ｙさん：「わかんない（笑）」Ｍさん：「う～ん、わかんないなあ。でも適当に買うのだけはやめてね。前にぜんぜん違う葉っぱを買って鍋にいれたら味が台無しになったことがあったから・・・」うわあ、そりゃあ怖い・・・。というわけで春菊は回避。後で春菊の英語を調べると、「garland chrysanthemum」とあった。ガーランド　クリサンセマム？？、未知の単語だ。garlandは花輪、chrysanthemumは菊である。う～ん、そんな商品の値札、見なかった気がするなあ。お次の壁は鳥のミンチだった。私の実家の鍋の定番だった鳥団子を作りたかったのである。鳥のミンチに生姜汁と刻んだ長ネギを混ぜて団子にする。私の大好物でもある。しかし、牛と豚のミンチは売っていても鳥のミンチは見つからない。実はこの状況、近所のアメリカンスーパーでも同じなのだ。以前、鳥のそぼろを作りたくて探したのだが見つからなかった経験がある。なぜ鳥だけ？？今回は簡単に引き下がるわけにはいかない。店の肉コーナーのお兄ちゃんに「このブロックを鳥のミンチ(ground chicken)にしてくれないか？」と頼んでみた。兄ちゃん：「うちは鳥はミンチにしないんだよ～」だめだ、若手では話が通じない、ボスを出してくれ、ボスを！ボス：「種類が違うと菌も違うので、特別に鳥だけミンチにするわけにはいかないんです」う～む、牛用または豚用のミンチ機器を鳥に使いたくないという理由はわかったが、そもそもなぜ鳥だけミンチがないのかが依然ナゾだ。需要が少ないのかなあ。鳥のミンチに関してはここであきらめるわけにいかない。こんなこともあろうかと、あらかじめ明日の参加者のお１人でもあるＲさんから鳥のミンチが手に入るスーパーの情報を仕入れていたのだ。意外なことにそのスーパーはアメリカ系のSafeway。そして鳥ミンチ発見！！我が鍋買出しに悔い無し！ここで満足せずに明日も頑張っておいしく食べるぞ！

  2005/01/09

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  両親がワシントンDCへ来訪：夕食のブリの照り焼きに感動！

  昨日のカウントダウンパーティの余韻も冷めやらぬ元旦の朝、私の両親がワシントンＤＣの空港に到着した。日本の元旦の朝に出発してアメリカの元旦の朝に到着したのだから、二ヶ国元旦リレーである。ＤＣのダレス空港には日本-ＤＣの直行便が１日１往復であり、両親が乗ってきた飛行機にＲさんの妹さん、Ｓさんが乗って日本に帰られるという偶然もあった。というわけで、Ｓさんとお見送りのＴご夫婦と空港で再会。昨日お別れして以来、７時間ぶりです、という状況だった（笑）。アメリカが初めてで、１０時間以上のフライトを経験したのも初めての父と母はやはり疲れた様子だった。しかし彼らが滞在できるのは正味わずか３日間。というわけで今日は飲茶→アーリントン墓地散策→レコード店→ウオールマートでお買い物というスケジュールで周ってみた。アーリントン墓地の写真については過去の日記 からご参照を。古レコード店は17万5千枚ものレコードを抱える大きな店だったのだが、父のお気に入り、60年代・70年代のＲ＆Ｂグループ、The PlattersとThe Temptationsのレアなやつはなかったようだ。父曰く、「正規のレコード（ＣＤ）はほとんど全て持っているから、偽者のボーカルのやつとか一風変わったやつを探してるんだよ」難しすぎる注文だ（苦笑）。だてに中学生の時から米軍基地に出入りしてレコードを買い漁っていない。けっきょく今回は家に日本販売用のレコードは持っているが外版用のジャケットに価値があるというレコードを１枚購入した。イントロだけでこれは誰誰がリードボーカルをやってるこの曲という超マニアな回答をする恐るべき人である。一緒にインターネットを探ってみたが、やはりこれだけの要求を満たすものはなかなか見つからない。この旅のうちに満足いく逸品を見つけられたらよいのだが・・・。初日の今日は早めに切り上げ、２人が日本から持ってきてくれた食材で夜ご飯を。ブリの照り焼きと伊達巻、そして数の子の松前漬けが最高だった・・・。日本食はやはり最高です。元旦らしい食事ができて嬉しかった。

  2005/01/02

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• 感動の差し入れ：Ｍさんから納豆巻とおでんのクリスマスプレゼント

  日本へ一時帰国し、ワシントンＤＣのダレス空港に到着した妻からの電話で目を覚ました。あれ～、予定時刻より１時間近く早いぞ～。召集を受けて寝起きと同時に家を出発。あー、寒さが身に沁みる。。。昨日までフロリダでＴシャツ・短パンでいられたのに、こちらワシントンＤＣは手袋、マフラーが必携のマイナス８度・・・。帰りがけにベトナム料理屋で麺を食べて帰ると、時差ぼけなのか、妻は夕方まで爆睡。夜ご飯をどうしたものか考えていたところ、近所のＭさんから電話が。「納豆巻とおでん作ったんだけど、食べる？」ありがたや～！納豆巻もおでんも最高だった。特にじっくり煮込まれ柔らかくなった大根が汁を調度いい具合に吸い込んでいておいしかった～。Ｍさん、またの配給お待ちしています。

  2004/12/27

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• 今夜は鳥鍋！：なんでアメリカにはこんな最高の料理がないんだ？

  昨日決まった明日のビジネスランチの打ち合わせでＴご夫妻のお宅へ。夜ご飯に鍋の準備が！！鳥鍋、最高でした！締めのうどんもおいしくて泣けてくる。なんでアメリカには「寄せ鍋」という素晴らしい発想がないのだろうか。みんなが同じ器に箸を突っ込むという考えが合わないのかな。ともかく、鍋は日本が誇れる文化だと思った。奥さんのＲさんは知り合いが近日開くブティックのオープニングのお手伝いをしている。日本にいた頃は2,30代の女性なら誰もが知っているメジャーなファッション雑誌の特集ページを担当されていた花形ライターさんだったＲさん。彼女はコンセプトの確立からできるだけ手伝ってあげたいと考えているのだが、オーナーでありお知り合いの女性弁護士さんが考える商品のラインアップに賛同しかねる状態。こればっかりはオーナーの意向なので如何ともしがたいところだが、それでも商品のレイアウトや店の雰囲気のセットアップで今後もお手伝いするようだ。旦那さんのＳさんいわく、「こういう厳しい状況でいかにベストの結果を残すかもＲにとってビジネスの勉強になるだろう」おっしゃる通りだ。いつも自分が好きな仕事を選べるわけがない。一見して納得がいかないタスクでも状況を咀嚼した上でいかにベストを尽くすか。Ｒさん、そのセンスを遺憾なく発揮して楽しんで頑張ってください！

  2004/12/15

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• 鍋は時間を忘れさせる？：８時間耐久レース

  一昨日参加したカラオケ大会がご縁で、ワシントンＤＣにある国際機関に勤める日本人の方々の鍋パーティに参加させていただいた。私だけが部外者だったのだが、皆さん温かく迎えてくださった。参加者は１０人ほどで、一昨日のカラオケ大会での出会いも含めもともと知っていた人が６人いた。過去の日記で紹介した、ムービングセールで出会ったＫさんの送別会 に参加されていた方も多かったからだ。一昨日のカラオケのときとは違い、初対面の方々とは今日は最初に名刺交換でご挨拶（笑）。国際機関生え抜きの方もいたが、大半は日本の省庁や企業から出向されてきた方々。企業にも省庁にも、そして国際機関にもいろいろな組織文化がある。そういう違いを身をもって経験されてきた人の話には説得力があって非常に面白い。そして皆さん本当に優秀な方々だというのが会話を通じて伝わってくる。いくら知り合いがいたからと言っても私はただ１人の部外者だ。受け入れてもらうための努力として、野菜・肉・豆腐切りからユズ絞りまで何でもやった（笑）。いや、そんな魂胆があったわけではなく、「そこに野菜があるから」精神で包丁を握ったわけである。本日のメニューは海鮮鍋とキムチ鍋。消費量もはんぱなく、２つの土鍋がそれぞれ３回転はしていた。冬に鍋というのは本当に最高だ。コーヒー、ケーキも平らげ、気付けばテーブルにはミカンがおいてあり、日本の冬を思わせる「ミカンの皮散乱」の風景に。仕事の内輪ネタ（やはりついていけなかったが（苦笑））から学生時代、恋ばな、家族ネタなど、ありとあらゆる話題で会話が進み、気付けば夜中の２時に。約束したゴルフに連れて行ってもらうために、またちょっと練習をしないとな～。あれ、開始は午後６時だったから・・・・、８時間も経ってたの！皆さん明日は仕事があるというのにタフだ。私も負けずに明日から心を入れ替えて勉強しよ！

  2004/12/13

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• サンクスギビングパーティで生春巻きにお好み焼き：７年ぶりの再会も

  妻のクラスメイトの日本人Ｎと彼氏のアメリカ人Ｂが開催したサンクスギビングパーティに出席。出席者は主催者の２人と我々夫婦、以前ボルシチパーティを開催してくれた ロシア人のＭ、同じ大学でアートセラピー専攻の大学院に通うＨちゃん、そしてＮの日本での大学の同級生で現在は国際機関に勤めるＳさんという７人だった。このＳさんと私、実は７年ぶりの再会であった。５つの大学の国際交流サークルから日本人と留学生が集う、ゴールデンウィークに泊りがけのディスカッションイベント、「国際セミナー」の委員をしていたのがＳさん、その参加者が私だったのだ。言うまでもなく、私がこのイベントを乗り切れたのは使用言語が日本語だったからに他ならない（苦笑）。しかし、様々な大学の人との交流、多くの国からの留学生との交流は非常に刺激的で楽しかった。その翌年、自分が企画委員になるとは思ってもいなかった。というわけで、Ｓさんとはセミナーの昔話に花が咲いた。お互いにとって懐かしい名前がポンポン出てくる。本当にここはワシントンＤＣか（笑）？２人の結論としては、二年連続で委員を務め、二年目に委員長として24期のセミナーをまとめ上げたKiyomiのリーダーシップと心配りはすごいね、というものだった。本人にちゃんと聞こえてるかな？Ｓさんはお父さんのお仕事の関係でカタールに２年、アメリカのカリフォルニアに５年もいたという超国際派。英語も完璧で、ＢやＭと話してるときもかっこよかった。自分の周りを見ても、語学のセンスって女性の方が優れてる気がするなー。言い訳してないで頑張らないと。。。Ｎが作ってくれたのは生春巻きとお好み焼きだった。本人は日本人らしく（？）終始自信なさげだったけど、おいしかったよ！！Ｂ担当のフライドチキンもとってもアメリカンでよかったし。Ｍが作って持ってきたバナナチーズケーキは最高だった。って書いてみると、サンクスギビングってやばい！太らない理由がどこにも見つからない日々だ、こりゃ。。。食後にはＢにゴルフのレッスンを受けた。以前彼にはテニスのレッスンを受けたこともある。スポーツのセンスのある人っていいよね～。18番ホールデビューはいつの日か・・・。「3月頃連れていってよ。忍耐力を持ってね！」と、お願いしておいた。ふう、そろそろ行儀よく本業に勤しまないと・・・。ともかく、Happy Thanksgiving!!

  2004/11/27

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  〔ターキーの写真付き〕本場アメリカのサンクスギビングパーティに出席：家族の大切さを再認識

  クラスメイトのアメリカ人Ｌに招待を受けてサンクスギビングのパーティに出席してきた。彼女は弟と二人暮らし。このパーティのためにペンシルバニアから両親が、ロサンゼルスから妹が、そしてイリノイから弟の彼女がやってきた。そんな貴重な家族の集まりの会に招待されたのは、我々夫婦と、クラスメイトの中国人Ｘ、インド人のＡ、Ｋ、Ｖの６人。Ｌの家族はみんなフレンドリー。ターキーが焼き上がるまでの時間は皆でクラッカーやチップスを食べながら歓談。お母さんが作ったというベジタリアン向けの手巻き寿司もあった。Ｌの妹のＭは手巻き寿司の上に大量のワサビをのせて、「Wasabi Challenge!!」と叫んで皆に勧めながら自分も食べていた。それは日本の文化というより飲み会の文化かな（笑）。ほどなくしてお父さんがビデオカメラで撮影を開始し、お母さんの司会進行で自己紹介タイム。カメラマンのお父さんからリクエストが入る。「自分の国の言葉でまず何か話して、それを英語で説明して欲しいな」ビデオが回っているというだけでもプレッシャーなのに、よけいなミッションを課さないでくれ（笑）！文脈重視の私は「ワサビの食べ過ぎには気を付けましょう」のようなことを言ったっけかな。自己紹介が済んでホッとするのも束の間、今度はお父さんから次のお題。「自分が恥ずかしい思いをした(embarrassing)経験談を聞かせてよ」このお題好きだよねー、アメリカの人って（苦笑）。初めて聞かれた質問というわけじゃないはずなのにネタが浮かばない・・・。しかし、ここでも身を削ってなんとか乗り切った。こういうネタは公開しないで温めておかないと（笑）。他の人達のエピソードも面白かったな～。アメリカで生き抜くためにはそういうネタのストックを持っておかないといけないということを再認識。日本語で話すのとではニュアンスも間（ま）も違うのが難しいところだ。そうこうするうちにターキー完成！このターキーをメインにマッシュドポテトやスッタフィングなどのサイドも充実していた。さらにＸは中華料理を、ＡとＫとＶはインド料理を作って持参し、国際色豊かな食卓に。我々が持参したのは寿司（太郎）。。。でもおいしいし、けっこう外国の人に受けるのだ。食卓でＬのお母さんが聞いてきた。「アメリカという外国にいて、家族とか友達を除いたら自分の国の何が一番恋しい？」インド人のＫが答えた。「運転手とお手伝いさん！」あんた、そりゃ、俺も恋しくなるよ・・・。Ｋ：「みんなにいるんだって！ＡにもＶにも」やっぱりビジネススクールに留学してこれるようなインド人はかなりの上流階級なのだろうなあ。さて私の回答は言うまでもなく「日本食！」でも間髪入れず「も、もちろん今日のディナーは最高だよ！」会場は爆笑の渦に。ようやくアメリカデビューを果たせたかな。それにしてもＬ一家が見せる家族への愛情は見ていて気持ちが良い。家族への感謝、忘れてはいけないものですね。

  2004/11/26

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• 魚の刺し身は韓国料理？：まあ、うまけりゃいいじゃん！

  昨日の日記「餃子は日本料理？？」の続編とも言うべき夜ご飯であった。韓国人のクラスメイトＪと、やはり韓国人でＭＢＡの卒業生Ｌ、そしてＪがカナダ留学時代に知り合ったという日本人のＫさんと韓国人街のアナンデイルへ繰り出した。このアナンデイルは過去の日記でも、銭湯＆チゲ鍋紀行 、本格的骨付きかルビの焼肉大会 、そして 最近のカラオケパーティ など、再三に渡って登場しているエリアである。 しかし、何気に韓国人と一緒に行くのは初めてだった。やはり外国のことはその国の人に聞け、である。いちおう１人でツッコミをいれておくとここはアメリカなんだけどね（笑）。彼らが連れて行ってくれたところは魚介類を豊富に扱う料理店。店中に溢れるハングル文字。いつものパターンで言えば、いったん「アンニョンハセヨー」と話し掛けられるも、その後が続かず初級英語の応酬となる。しかし今回は違う。ＪとＬがイニシアチブを取りながら韓国語で店員と談笑する。そしてＪが提案した。「サシミセットのラージを頼まないか？」約８０ドルである。普通のイメージであれば、やはり「高い」であろう。他のオーダーのことも考えるといかがなものかなあ。しかしＪは続けた。「Tsukedashiというセットが一緒に来るから頼むのはこれだけで済むし、量が多くてすごい得だよ！」つけだし？日本語チックな響きだが、どうやら前菜から揚げ物、サラダ、キムチ、チヂミ、チゲ鍋、ご飯など、ありとあらゆるサイドメニューが含まれているというのである。そう考えたらものすごいお得だ。こうして「Sashimi Large」という韓国料理（？）をオーダーしたのだ。果たして、運ばれてきたサイドメニューとしての韓国料理の種類の豊富さ、アワビやウニ、ハマチやヒラメ、マグロなど超満載の船盛りの迫力はすごかった。鮮度の点でやはり日本のおいしい刺身に少し劣ることは否めないが、それにしても大満足だった。「Tsukedashi=つけだし」また新たに覚えねばならぬ英単語（？）の出現であった。韓国料理、奥が深い！

  2004/11/19

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• ３人で行ってもFive Guys！：アメ食を堪能

  Ｓさんと我々夫婦３人でジョージタウンにある有名なハンバーガー店に行った。〔奥さんのＲさんは語学学校のお友達とラマダン・ディナー（？）に教会（って言うんですか？）へお出かけしていた〕その名も Five Guys 。ハンバーガーとホットドッグを出すコテコテのアメリカンレストランである。Ｔ夫婦（ＳさんとＲさん）が連れて行ってくれるレストランのジャンルは様々である。これまでにもタイ料理や多国籍料理、韓国料理、イタリアン・アメリカンのようなレストランなど豊富なラインアップ。この引出しの多さはどこからくるのだろう。Ｓさんは数年前にＤＣに滞在の経験があるとは言え、Ｔ夫妻がＤＣに来てからまだ１年も経っていない。彼らには強力な武器があったのだ！世界的に有名なレストランの格付け機関 ZAGAT高級レストランの格付けだけではなく、「安い値段で高い満足度」という点での評価もあるところが嬉しい。もちろん、いかに強力な武器を携えていてもそれを使いこなせなければ意味がない。Ｔ夫妻のすごいところは、リストに蛍光ペンでマーキングをし、「行ってみたいところ」、「制覇したところ」などの色分けを行っているのだ。食への飽くなき追求、見習わなくては！というわけで、目下我々夫婦はＴ夫妻が探し当てた保証付きのレストランについていかせてもらうというコバンザメ的存在なのである。それも、悪くないでしょ（笑）？とは言え、わずかな経験値からよかったと思えるレストランを紹介できるように精進致します。さて、３人とも頼んだファイブ・ガイズのベーコンチーズハンバーガー、でかくて、てんこ盛りで、うまかった。まず、レギュラーサイズなのにハンバーグが２枚（笑）。普通のハンバーガーのように大口でガブりといこうするとアゴが外れそう。トッピングもトマトやレタス、ピクルス、オニオンなど具沢山。ハンバーガーたった１個でお腹いっぱいになるというのはすごいことだ。ここまでくるとファーストフードとは言えないな。毎日はとても食べられないけど、月に１回か２回くらいは本格アメ食もやはりいいかも。あまり癖になったら危険なんだけど・・・・。

  2004/11/08

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• とあるおばさん　「アメリカ人は何でもありだからさ」：アジアンマーケットの食堂にて・・・

  体調が優れない・・・。どうやら夜の11時を境に咳き込みタイムが始まるのだ。その咳は喉の奥から出てくる連続放射のような感じで、ものすごく体力を消耗する。ここ１週間くらい咳で眠れぬ憂鬱な夜を過ごしている。風邪薬も飲み続けてるけど、早く治って欲しい・・・。というわけで今日は主に家で養生していたが、米も尽きたことだし、夜に久しぶりにアジアンスーパーに出かけた。着いたらまずは夜ご飯をスーパー内の食堂で。そこのプルコギ定食が最高なのだ。夫婦で同じ物を注文して待っていると隣の50代くらいの女性が話しかけてきた。女性：「日本人の方ですか？」このスーパーの周辺にお住まいのその女性はやはり同年代くらいのアメリカ人の男性と一緒に来ていた。その男性は大使館勤務で世界中を転々としてきたという。私：「ではあなたもご主人と一緒に世界中を周ってらっしゃったのですか？」女性：（小声の日本語で）「いや、私たち夫婦じゃないの。不倫よ、不倫。アメリカ人は何でもありだからさ」私：「そ、そうですか・・・」こういう時に気の利いたリアクションをできるほど私はまだ成熟していないようだ（苦笑）。気を取り直して（？）買い物開始。ここは野菜が安い。キャベツ、白菜、大根、そしてコリアンダーを購入。鮮度は不明だが魚介類も豊富だ。シーフードミックスのパック、真空パックの鯖、そしてやはり真空パックのうなぎの蒲焼をゲット。日本や韓国の商品もちょっと値が張るけど沢山おいてある。日本製品としては、ブルドックのとんかつソースやS＆Bのカレールー、生うどん、生ラーメンなどを買った。韓国製品からは、定番の韓国風焼き海苔、ハングル表示のパイのお菓子などを。さらにヤクルトもどきのジュースを。５本パック×５つで３ドルくらい。「健康にいいよ」みたいな表示はあったけど、ヤクルト菌は入ってないだろうな～。さらに、ヨーグルトの具のためにとアロエベラを、いつか作るべきタイカレーのためにとココナッツミルクの缶詰もかった。もちろん米はアメリカ産の日本米。５０パウンドは多すぎたので、今回は２０パウンド（1０キロないくらい）のを買った。はぁ～、今回も沢山買っちゃったな～。しかし、フリーザーに貼られた「ハーゲンダッツ、２個で５ドル」の表示を見逃すことはなかった。韓国スーパーでも安く買えるとは！今回はマンゴーとピーチ・アンド・クリームを購入。妻の買い物終了後の口癖：「これで一生暮らしていけるね」そうは問屋が卸すまいて・・・。さて、ハーゲンダッツでも食べながら咳を静めましょうかね。

  2004/11/06

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• 米不足到来：買出しに行かなきゃ

  とうとう50パウンド（約23キロ）の米袋が空になった。今年の１月にアジア食品スーパーで買った物だから約10ヶ月ももったということか。なるべく外食を控えご飯を炊いてきたと思うのだが、２人暮らしで23キロの消費としてはどれくらいのスピードなのだろう。まあ、夏は私が１週間フランスのパリへ、妻が10週間エチオピア、3週間ほど日本にいたし、２人で西海岸に10日間のロードトリップもしていたので、実質1０ヶ月未満である。それにしても毎日のように米を炊いてると自分が日本人なんだなあという実感が沸くものだ。アメリカのスーパーで初めて購入した米はタイ米のような細長いパサパサした米で、「これでずっと暮らしていくのか・・・」と心配になったものである。その後、アジアンスーパーで日本米を含む多くの品種の米を見つけたときは感動したなあ。日本から友達や家族が来る時は常にご飯の友を何かお願いしている。ちょっと前までのブームはふりかけの「味道楽」（今でも愛用している）ここずっと続いているマイブームは「さんまの蒲焼」の缶詰だ。これ一缶でご飯三杯はいける。以前、友人のＪが来た時 も缶詰をお願いしたのだ。彼は嬉しいことに４缶セットで持って来てくれた。一週間くらいで完食したのではないだろうか（笑）。アジアンスーパーでも手に入るけど、いかんせん高いのだ。こないだも日本に一時帰国するＣちゃんに蒲焼缶詰の購入のお願いをした。そうだ、Ｃちゃん、もう帰ってるはずだよね？その前に米も買わないと。その前に明日と明後日のプレゼンを乗り切らないと・・・。

  2004/10/27

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• やっぱりプレミアムアイス最高：でも安いうちに

  駅前の中華料理屋でテイクアウト。持ち帰りにすればチップを払わなくていいから、１５％割引と同じことなのだ。豚肉とブロッコリーと竹の子炒めと、牛肉とキャベツと卵炒め。正直、はずれだったな・・・・。どうしてもアメリカナイズされた大ざっぱな味付けは好きになれない・・・。それでもスーパーで買っておいたハーゲンダッツは裏切らなかった。パイナップル＆ココナッツとストロベリー。アメリカでは日本のような120ミリの小さいカップなんて売ってない。473ミリのちょっと巨大なやつのみである。普段はそれが４ドルくらいで売っている。その時点でも日本より安いのだが、セールでは２つで５ドル！日本の小さいやつの値段くらいで３倍以上の大きさのが買えるのだ！！おいしいアイスが手ごろな値段で手に入ることは危険である（笑）。事実、毎日１個を平らげて大変なことになったというＯさんの体験談を反面教師にしないと・・・。冬のアイスもおいてぃーんだよなあ。。。。

  2004/10/21

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• お受験付き添い→英語の通じない店で焼肉→ピクショナリー！！

  妻がワシントンＤＣでトイックを受験した。私は運転手として会場まで送り、近くのコーヒーショップで自分の勉強をしながら待っていた。さながらお受験に付き添いの父親のような状況であった。今度こそ900点越えを祈っております。。。待っている間に読んでいたのは「Managed Care」のクラスのケーススタディに関する資料。ＨＭＯ(Health Maintenance Organization)の財務分析をいかに行うかという内容である。一般企業と同様に、流動性(Liquidity)、収益性(Profitability)、そして安全性(Leverage)を見ていく。ただし、ＨＭＯの場合はタイプ別のアプローチをしなくてはならない。１．営利か非営利か２．ホスピタルチェーンか否か３．Group/Staff型かIPA(Independent Practice Association)か４．連邦認可病院か否かこの４つの二択を考えると、理論上は２×２×２×２＝16通りのバリエーションが考えられる。複雑極まりない・・・・。ただし、それぞれの違いが統計的有意性を導く結果を見ると「なるほどな～」と唸らされたりもする。あまり深くやりすぎると混乱するので、Keep it simpleでいこうっと。。。帰宅後に家でまったりしているとＴご夫婦から「焼肉食いに行こう！」とのお誘い。骨付きカルビにタン、石焼ビビンバに豆腐チゲ・・・。韓国人とメキシコ系の人も店員がほとんど英語を話せなかったのがシュールだったが、うまかったから許す（笑）！！食事後うちのアパートに場所を変え、４人でピクショナリー対決！（ 過去の日記より：ピクショナリーとは？ )私とＲさんのコンビが勝たせていただきました！いやはや単純だけど深いゲームだ。もちろん、この頭の回転を今からケーススタディに適用して・・・・

  2004/10/17

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  ボルシチ最高！：香り漂いそうな写真付き

  ロシア人のＭがサンフランシスコの誓い を守ってくれた。彼女が手製のロシア料理を振舞ってくれたのである。シチュエーションとしては、妻のクラスメイトのルームメイトのルームパーティ。ちょっと変則しりとりみたい・・・。メンバーは日本人４名、ロシア人２名、フランス人１名、トーゴ人１名、そしてアメリカ人１名。前菜からデザートまで、Ｍが作ってくれた料理がとにかくおいしかった。湯気もたって香り立つメインのボルシチをどうぞ。デザートの手作りパンプキンチーズケーキがまた絶品だった。アメリカ特有であろうスプレー式の生クリームも初めて使ってみたが、意外にあっさりしてるものだ。とにかく今日はハラショー！！

  2004/10/10

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  飲茶の恨みは料理で返せ！：写真でみる今日の食卓

  昼ご飯にアメリカ人のクラスメイトＣ夫妻と飲茶を食べる予定だった。今日はその昼ご飯で元気つけて勉強頑張ろうと目論んでいたのだ。がしかし、午前中にＣから電話がかかる。「すまん、頼んでいたカウチが今日の朝10時から昼の1時までの間に配送されることになったんだよ～。早く届けば行けるんだけど。。。」果たして、カウチは昼の１時に届いた・・・。飲茶はみんなで行くから楽しいのであって、２人で行ってもね・・・。「少人数の飲茶なんてただの茶飲みだ！」意味不明の捨てゼリフとともに今日の外出は断念した。皆さんも知っての通り、食の恨みは末代にまで及ぶものだ。というわけで、今日は夫婦で料理をすることにした。大したものはできないが、これが完成品。 左から-味噌マヨじゃが炒め-昆布とキャベツの浅漬け-チキンとタマネギ炒めカレー風味妻に強制労働をさせられた私は、タマネギを切りながら号泣した。ちなみに手前の箸先が右を向いているのは私が左利きだからである。（←細かい演出）あ～、食べた食べた。あ、しまった！今日は食に集中しすぎてリーディングを進められていない・・・。さて、デザートにアイスクリームでも食べようかなー。

  2004/10/04

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• やっぱり寿司だね、寿司！：食事会開催

  むしょうに寿司が食べたくなった。ＤＣ近辺に住んでる友達にお誘いメールを出して、寿司屋に８人で予約。この寿司屋はＤＣ近辺の数ある寿司屋の中でもけっこう味がいい。しかも！５時から７時半までは一貫一ドルのハッピーアワーがある。参加者が増えそうなので再度電話して８人の予約を10人に変更。しかし、ふたを開けてみれば総勢17人の大部隊となっていた。店の人にお願いして無理やり机をつなげて拡大させてもらった。働いている人、学生の人、主婦の人、様々なバックグラウンドを持った人々が同じアガリを片手に寿司をモグモグ。この会では大学の同級生の偶然の再会もあった。そういう場を提供できたとは嬉しいものだ。自分としては食べる・語るのメリハリをつけて、黙々と食べるか、移動を駆使して話しまくるか、非常にはっきりしていた（笑）。また、今回は寿司奉行兼勘定奉行のＫさんが大活躍だった。注文時はオーダー用の用紙にネタの隣に数字を書き込んでいき、150個近い寿司の注文を取り仕切ってくれ、会計時も１人当たりの計算までしてくれたのだ。おかげで、幹事だった我々夫婦がやった作業はメールの送信だけであった（笑）。奉行、またよろしくお願いします！いやあ、やっぱり寿司ってのは日本人の心ですねえ。またやろうっと。

  2004/10/02

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• おなかいっぱいバースデー：この1年もがんばろー

  28日は誕生日だった。アメリカに来て二度目である。生まれたのは日本だから、時差を考慮の上、日本時間に合わせてアメリカの27日に喜ぶ（祝う）べきなのか？とか考えてしまう（笑）。この１年の目標はずばり「ビジネススクールの卒業（切実）」と「新たな仕事への挑戦」だ。「よく学び（働き）もっと遊べ」をモットーに精進していきたい。今日は妻がアメリカン大学で授業を受ける日であったので、アッシーとなり車で送る。妻が授業を受けている間に自分はカフェテリアで今週にあるプレゼンの準備を進めた。「Short-term Hospital Management」の授業における、クオリティコントロールの統計ツール、コントロールチャートについての発表である。つたない英語で延々と説明するよりも実際にエクセルでコントロールチャートをどのように作るかを実演しようと思いつき、その手順を記した配布資料の作成とエクセルファイルの雛型を作成した。averageやmean、abs（絶対値）などのファンクションを駆使してみたが、クラスメイト達が知らなければ目立てるんだけどなー（苦笑）。その後、Ｒさん、Ｋさん、Ｍさん、Ｏさん、Ｅちゃんと一緒にイタリアンレストランで食べた。具とパスタが別売りで、パスタはなんと食べ放題。これでもか、ってくらい食べてしまった。そしてバースデーティラミスの登場！言うまでもなく別腹が作動した。自分から声をかけた即席の単なる食事会だったのにバースデーパーティとして最終的にご馳走になってしまった。。。しかも当事者じゃない妻まで（笑）。自作自演じゃないですだ！でもご馳走様でした！Ｍさん、素敵なプレゼントありがとう！誕生日っていいもんですねー（←単純）

  2004/09/29

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• 根気強く手をかけてあげましょう：カスピ海ヨーグルトな日々

  カスピ海ヨーグルトを育て、そして食べている。日本では母が友人からもらって栽培（？）を始め、我が家の定番となっている。カスピ海ヨーグルトそのものと牛乳さえあれば永遠にヨーグルトを作れるという感動ものの逸品なのだ。私のベストな食べ方：材料カスピ海ヨーグルトシリアルグレープ、キウイなどのフルーツ100％のオレンジジュース（またはグレープフルーツジュース）要するにこれらを1つの器で混ぜて食べるのだ。信じて欲しい、最高である。さらにカロリーの低さ、栄養のバランスにも優れている。ボクシングをやっていた時の減量中はまさにこれが主食だった。「食べ物」のありがたみを心に染みながら食べていたので思い入れも強いのかもしれない。ちょうど、戦時中の記憶からバナナを慈しむおばあちゃんのような心境なのだろうか。話を戻すと、ここアメリカでもＨさんから種をわけてもらい、７月くらいから始めていた。が、しかし、西海岸でのロードトリップの後、冷凍庫に入れて保存していたヨーグルトの解凍に失敗し、だめにしてしまった・・・。Ｈさん、ここに懺悔致します・・・。その後、近所のＥちゃんがやはりカスピ海ヨーグルトを育てているとの情報を聞き、またお裾分けしてもらった。彼女は自ら日本の実家から運んできたという。昨今の厳しい荷物検査をくぐり抜けた有能な「運び屋」なのだ。カスピ海ヨーグルトも漬け物や味噌汁のように、次第にその家の味のようなものができてくるのが面白い。てなわけで私もカスピ海ヨーグルト界のトップブリーダーを目指し、日々研鑚を積んでいるという次第であった。Ｈさん、Ｅちゃん、万が一の時は、またちょうだいね。。。

  2004/09/27

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• 突如開催！我が家で餃子パーティー

  昼過ぎに整備工場で簡単な車のチェックをしてもらい、エンジンオイルを交換してもらった。車には疎く、そういうケアをしなきゃいけないなあと思いながらもすでに１年が経過していたのだ・・・。日本からＲさんのところに遊びに来ているＳさんに、Ｒさんの近所にある安くて良心的な整備工場を教えてもらった。「エンジンオイルもうスカスカだったよ～」整備場のあんちゃんに言われてしまった。他の部分も簡単に一通りみてもらって、とりあえずは問題ないとのこと。1000ドルで購入の92年製フォード・エスコート君、あと10ヶ月は無事に走ってね。そう言えば車本体より高い保険料の更新もすぐしないと・・・。整備を待っているうちに辺りはものすごい雨となっていた。Ｒさんの家にいったん戻り、買い物中の彼女の帰りを2人で待つ。雷雨は激しさを増し、一戸建てで木々に囲まれている近所に雷が落ちる音が聞こえる。さらにお次は大粒のヒョウが降り始めた。真っ白な氷の塊は優に１センチ四方は超えていたと思う。あんなに巨大なヒョウは初めてみた・・・。屋根にも襲撃の音が聞こえる。ついには停電となった。まだ４時頃だったので暗くて大変ということはなかった。そんな時、Ｒさんから電話。「今、ホーム・デポ（日曜大工の店）にいるんだけど・・・」店でも停電が発生し、窓のない工場のような店内は真っ暗になっているらしい。さらに、そのアクシデントに便乗した万引き暴動が一部で発生しているというのだ！頼むよアメリカのモラル・・・。商品をたくさんカートに乗せて店外に走り逃げようとした人たちが何人か従業員に取り押さえられたらしい・・・。屋根に降り注ぐヒョウの騒音、暗闇での混乱。。。どう考えても恐怖の世界だ。Ｒさん、よく生き残った！無事帰宅したＲさんと三人でアジアンスーパーへ向かう。そこは韓国系のスーパーであるが、韓国食品はもちろんのこと、日本米や調味料などの日本食品も買える貴重な場。私も月に２回くらいはお世話になっている。今回もせっかく来たのだからと、カップラーメンや韓国海苔、いかキムチ、そして韓国版「ポポロン」などのお菓子類を買い込んだ。夕食をどうしようかという話になり、Ｓさんの提案で具から作る餃子パーティをすることに決定！豚のひき肉やニンニク、ショウガ、餃子の皮などの必要な材料を購入してＲさん宅へ引き返す。しかし、まだ復電してなかったのだ・・・。というわけで急遽うちで食べることに決定。車で１０分くらいの場所であるが、うちの辺りは停電してない模様。散らかってる荷物をベッドルームに押し込んで空間を確保！せっかくだからとご近所の友達に片っ端から電話をかけた。夜の８時からという微妙な声かけに答えてくれたのはＩ夫妻、Ｍさん、Ｈさんの４人の精鋭達。計７人での餃子パーティは、食べて飲んで語っての三拍子が完璧に調和した。アメリカで偶然知り合ったからこそすごく仲良くなれた日本人の友人達。この関係をずっと大切にしたい。なんて書いてる今もおなかいっぱいだったりする・・・。

  2004/08/12

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• 感動！アメリカで神戸牛BBQ！！

  久しぶりに腹十二分目まで食べた。今日の合言葉は「Ｒさんの家に夜８時集合」家を出発するまでそわそわしてしまい、食事も起きてからカップラーメンを一個食べただけである。そう、お腹をすかせていかねばならないという使命感が体全体を覆っていたのである。参加人数限定で秘密裏に進められていたこの会。その名も「神戸牛バーベキュー」Ｒさんとご近所さんでもある、Ｈさんの彼のＮさんはワシントンＤＣでも超有名ホテルのシェフをされている。アメリカに来て15年もの間ワシントンＤＣで料理人として生きてきたＮさんはプロ中のプロである。その彼だからこそ入手できる神戸牛をバーベキューで頂いてしまおうという野心的な企画なのだ。夢のような時間だった。バーベキューという言葉では片付けられない手の込んだ料理の数々。魚、海老、イカ、キノコ、貝のホイル焼きタンドリーチキン全ての料理に入念な下ごしらえがしてあり、忘れていた（というか知らなかった）繊細なおいしさにため息をつくばかり。主役の神戸牛にも、肉をいっそうやわらかくするためのシェフの仕掛けがほどこされていた。この牛は神戸牛の品種をこちらに輸入して育てているものということである。アメリカで育てられている日本米と同じ感覚であろうか。私はアメリカ産の日本米をこちらで購入しているが、かなりおいしい。プロのＮさんによると、育て方もより念入りな日本の本物の神戸牛には少し劣るが、味は間違いなく良いとのことである。部位によってももちろん幅はあるが、やはり通常売られている肉の何倍、下手すりゃ何十倍もの値段だという。果たして、完成された「神戸牛焼肉」アメリカではもちろんのこと、日本でも食べたことのないようなとろけるステーキのような焼肉であった。お、おいしすぎるよっ！だめだ、また現実に戻らないといけないんだぞ！いや、でもせめて今だけは夢に現をぬかさせておくれ！感動と葛藤と自己正当化という三者入り乱れての争いの末、アメリカに来て一番の満腹君と化したのであった。食いしん坊万歳！

  2004/07/18

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• 日本とアメリカとメキシコの友好カレー

  最近新しいカレーの食べ方を発見した。というか思い出した。用意するものカレー（インスタント可）ごはんチーズ（ピザ用のやつがいいかも）もうお気づきいただけたと思うが、あつあつのご飯の上にまずチーズをのせ、その上にこれまたあつあつのカレールーをかける。とろけるチーズとカレーのハーモニーは絶妙である。実際、このチーズカレーは日本にいたときに「ボンディ」という有名なカレー店で食べたことがあったのだ。さて、最近私が頻繁に食べてるチーズカレーは・実家から送られた日本のインスタントカレー・近所のスーパーで買ったメキシコ料理のエンチュラダ用のチーズ・ちょっと遠くのアジアンスーパーで買ったアメリカ産の日本米を使用している。このチーズがすごい。Cheddar, Monterey Jack, Asadero, Queso Blancoという4種類のチーズが一つのパックに入った優れものなのだ。無論、４つの味を区別することなど不可能だが、なんとなく豪華な気分になれる。まあ、とろけて一つの味になっているということで。おいしいよー。今度はニンジン、ジャガイモ、玉ねぎを買ってちゃんとしたカレーを作ろうっと。-------------------なんて日記を書いてから授業のために大学に行ったら、なんと火事で休講だった・・・。外から見た感じはなんともなさそうだったが、ものすごい数の消防車とパトカーが辺りを囲んでいた。火の元には充分気をつけましょう。

  2004/07/02

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• 餃子パーティー

  本日はお友達の家で餃子パーティであった。無心で餃子を包む包む。もちろんBGMはMisiaの「包み込むように」変わり種担当の私はチーズにアジアンマーケットで購入した納豆を持参。「包む・焼く・食べる・語る」の永遠なるローテーション。夕方6時に始まった会は気付けば夜中2時近くまで続いていた。総勢8人がニンニクと納豆とそして箸休めのキムチの風味に身を包まれた。そう、包み包まれ幸せな一日だった。皆さん、お疲れ様でした。そしてＨさん、素敵な会をありがとう！！

  2004/06/27

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• ふえるわかめちゃん増えすぎ

  わかめたぬきうどんを作った。元々は実家から送られてきたインスタントの「たぬきうどん」うどんをゆでる。具は付属の揚げ玉。わかめは乾燥わかめを水でもどして準備。丼はもってないのでカップラーメンの容器を健気に洗って下準備完了。ゆで終わったうどんを容器へ。粉末スープを加えお湯を注ぐ。揚げ玉を乗せてああ、おいしそう。そして仕上げのために別容器で水に戻したわかめは・・・・容器からあふれてた。。。。そんなに増えちゃうなんて。乾燥されていた状態を見て甘く見てはいけません。今度から加減をもっと気を付けよっと。でもインスタントの食べ物に何か一品加えただけですごい贅沢な気分になれる、ちょっとした幸せなのでした。

  2004/06/21

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