カテゴリ:忙中閑あり
動物には動物のSEX戦略がある。当然、ヒトの女性にも戦略がある。
オスたちは、その戦略のわなに落ちる。落ちなければ、子孫は残すことができない。 そういう意味で、SEX戦略は真剣勝負でもある。 さて、普通にテレビで見る動物たちは、強い雄が、複数の雌と子どもたちというコロニーを 作っている。強い雄だけが子孫を残すように見える。ところが多様性の維持という観点から 一定比率の雌は、コロニー内外のNO.1以外の雄とも性交渉を持ち、子孫を残す。 ところで、群れで狩をする犬などの動物においては、単独の強い雄と雌たちだけよりさらに 数多くの群れを構成したほうが、食料獲得性があがるなどの理由で、他の動物たちとは別の SEX戦略を取っている。 それは彼女たちは雄とのSEXを一切拒否しているのだ。それにより群れを維持している。 基本的に雌が発情しなければ、SEXはできないし、子孫も残さない。 ただし、犬の雌たちは、春の一時期に一斉に発情し、フリーSEXの期間を設けている。 誰でもOKと聞けばうらやましくもあり、いつもはNGだからうらやましさも半減かな。 猫たちも発情期を迎えるが、春先に「ナオーッ、ナオーッ、、、」鳴き続ける雌猫たちは、 性交するまで鳴き続けている。なお、何度性交すれば鳴き止むのかは小生は知らない。 ある種類のドブネズミは射精するまでの性交を担保するため、性器内に骨があり、さらに 指のように関節があって、性交中は折れ曲がり、抜けないようになっているものもある。 ヒトの場合、射精までの性交を担保するために、雌の性交快感が大きくなっているらしい。 また、女性ホルモンとして卵胞ホルモン(エストロゲン)と、黄体ホルモン(プロゲステ ロン)を併用して、妊娠中には多くの黄体ホルモンの分泌があり、これが結果として発情 を維持している。つまり、妊娠中の性交を可能としている。 「四六時中も好きーと言ってー、夢のなかで、、、」と言えば、サザンオールスターズの 真夏の果実だけれども、ヒトの雌は年中発情して、妊娠中でさえも性交を可能としている。 これで雄を確保し、新生児を成人に育て上げるのだ。 前置きが長くなったが、この動物や、ヒトの性戦略を長時間、詳細に説明したことがある。 そして、ヒトの雌として「いつでもOK・SEX戦略」を妻に勧めたのであるが、、、 彼女はその戦略は取っていないらしく、二人の気持ちが合致したときだけOKとのこと。 ヒトとしての戦略が優先か、はたまた個人の気持ち優先か。 これは重い問題でありながら、その国の文化の成熟度のものさしかもしれない。 その結果として、手間ひまかけて、数ヶ月もかけて、旅行などのイベントも交えつつ、 一生懸命に妻を口説くことになる。これが結構楽しいので、悪くはない。 記:とらのこども 解説:以上の説明は、今までに読んだ各種の文献から記述したものだが、医学的な 正確性には欠ける部分があるかもしれない。鵜呑みなきようお願いしたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.06.09 15:11:36
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