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テーマ:懐かしのフォークソング(700)
カテゴリ:さ-そ
この曲を聞いたときに、何故か違和感を覚えた。
当時は、まだ小学生だったので、「違和感」という言葉では表現できないものを感じたのだ。 妙に気になったのは「戦争を知らない」というフレーズにだった。 そして、この曲に対して、「戦争を知らないことが良いことのように歌っている歌」 と言うイメージが私の中で出来てしまったからだ。 私の父は、戦争経験者だった。 子供の頃に聞いた父の青春時代はそのまま戦争の想い出なのだ。 母も学生時代に戦争を経験しているはずだが、その事にはあまり触れない人だった。 子供の頃、たまに渋谷へ行くと、当時はまだ、「傷痍軍人」と呼ばれる人たちを見かけることがあった。 未だに、当時の写真などを見かけると、その光景が浮かんでくる。 当時は、今のように医療器具も発達しておらず、また、「傷痍軍人」と呼ばれる人々が 働く場所がなかったことも原因かも知れない。 私の子供の頃は、まだ第二次世界大戦というものは、遠い昔の話ではなかったのだ。 実際にこの歌をよく聞いてみると、平和を願う歌であることは事実だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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