知らずにいるとコワイ風水・・・
テレビを観ていたら、風水を特集していた。女性風水師の方が、その番組に相談を持ちかけた視聴者のマンションに行って、運気改善のためのアドバイスをする、というものだったのだけれど・・・相談者の女性、ムッチャ大変な状況だったのだ!大学を卒業してから10年間、安アパートでせっせと貯蓄に励み、当時付き合っていた恋人と結婚するべく、マンションを購入したのだが、その直後恋人には別れを告げられ、10年勤めた会社にはリストラされ、母親には死なれ、新しい就職先も見つからず、結局フリーライターをして生活するハメに。フリーライターで得る月収は10万円程度で、支払う住宅ローンはなんと6万8千円!しかも、新しい男性との出会いには恵まれない・・・何とかして、金運、恋愛運、仕事運を改善したい、というのが相談者の切実なる願いであった。そりゃ、そうだろう、この状況じゃ・・・さて、女性風水師が相談者のマンションを検証したところ、問題点だらけ、だったのだ。まるで、こうするといつまでもお金にも男性にも縁なく、独身でいつづけられます、というような逆風水の本書けるような家だったのだ。まず、魔よけの狛犬やシーサーのようなものは、必ず対にして、家の外を睨みつけるように飾ること。お金は暗いところを好むので、明るいところに飾ったりしないこと。台所には赤いものを使わないこと(包丁の柄など)。そのほかにもいろいろあったけれど。相談者はこれ、全部逆やっていたのだ。魔よけのものは家の外向けておいておかないと、逆に悪いものを中に招き入れてしまうのだそうだ。また、台所は水気の場所なので、逆の性質をもつ火の気である赤を使うと、運気を下げてしまうのだとか。台所に赤いキッチン用品ってかわいいから結構買ってきてしまうような気がするけれど、実はよくなかったのだなあ・・・インテリアで運気が変わるなら、誰も苦労しないよ~とも思うけれど、中国を発祥とする風水は占いというよりは生活に根ざした実学?である。玄関が鬼門(北東)になっているのはよくない、というのがあるけれど、あれだって北東に玄関があるとそこから黄砂が入ってくるから、それを戒めるため、というのが元々だったらしい。私も今年は風水研究して、インテリアで運気改善しようか、と思ったのだった・・