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カテゴリ:食べ物・飲み物
ユリ科のアスパラガスは、にょごにょごした形の、ごつい根から出てきた、 甘みと滋養をた~っぷり含んだ ♪新芽♪を 食しますね(^・^) 和名を、、オランダ・キジカクシとか、オランダ・ウド、と言うそう... 1800年頃、、と言えば、まだ江戸時代ですか。 アスパラが鑑賞用の植物として、オランダ船に乗って日本に持ち込まれたそう。 いつから食用になったの...明治時代に北海道のある缶詰会社さんが商品化し、 大正になると、缶詰用の白いアスパラ栽培が盛んになった...と書いてある。。 エジプトの遺跡のカケラにも、アスパラの絵が残されているそうですから、 歴史はかなり深そうですね。 その当時から、貴重な薬として用いられていたのだそうです。 東風、、オランダに来るまで、白いアスバラは「缶詰」しかないと思い込んでいて、 まさか、生で買えるなどとは、思いもよらず。 せっせと、日本からの輸入物、、「芸者印」の缶詰をスーパーで買っては、 サラダに混ぜたり、、ハムを巻いたパーティーのおつまみにして、喜んでおりましたよ。 さて、上の画像、、オランダの「正統アスパラガス料理」。 今、まさに旬の季節ですが、、コースのメイン料理で~す。 添え物は、、何がなんでも、、ハムとゆで卵。 な~ぜ?って、聞かないでね。 ソースは、タラリとしたクリーミーなマヨネーズ。 酸味は抑えています。 と言いますか、もともと、こちらのお酢は酸っぱくないのですね。 以前ブログのお友達「遠い町」さまが、書き込みに素敵な言葉を残してくださって。 ・・・ホワイトアスパラは、貴婦人の手・・・ 貴婦人の手の収穫の様子、、ちょっぴり覗いてみましょうか? 蛙がひしゃげたみたい・・・ BERGENは、アムスから150KMほどのドイツに近い町、 この辺り一帯にアスパラガス畑が集中しているようです... 収穫用のお道具ですね! 周りの風景、、、まるで砂漠・・・ 赤っぽいのもが掛かっているのは、作業用ゴム手袋。 これはな~に? 砂をそっと平たい木のプレートでよけると、、 砂漠に生き埋めにされた、アスパラの頭が出てきてますね。 こんにちは、お元気ですか~♪ これからが根気のいる作業ですよ。 そ~っとまわりの土を削って...ようやく貴婦人の姿が現れました(*^_^*) さて、、この「野菜の王様」とか「白い金」とこちらで呼ばれている ホワイトアスパラですが、ご覧の通り、、収穫するの大変。 ドイツやベルギーの産地も含めて、、昨年5月からEU・欧州連合に加入した、 ポーランドの方々が、、この季節、こぞって働きにやって来るそうです。 日給が何でもこちらの方々の半分近く(30ユーロ位いですか)なのですって。。(*_*; 日本では、稲作から転換の農家も増え、寒暖に強い栽培方法や品種改良もすすみ、 さらに、アメリカ、オーストラリアからの輸入とかで、ほぼ一年中出回っているそうですね。 ちなみに、4月に出回るアメリカ産(普及品)は1キロ・551円、、 長崎産(高級品)は1,461円・・・これ、東京中央卸売市場(2000年)のもの。 私が現地で購入したのは、、1キロ・7ユーロ(約1,000円)・・・安いぞ、 極太・13本! オランダの最高級品でした~ 本日のおまけ 母の日に、、ホワイトアスパラを食べる幸せ・・・私だけ、4本の贅沢。。mmmm それも、前菜。 ソースは企業秘密(嘘)。 知りたい方にだけ、あとでこっそり、ね(^_-)-☆ ☆ 小さな画像、オランダの、アスパラガス・ドット・エヌエルのHPからお借りしました~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年05月16日 09時55分28秒
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