|
|
|
2005年11月15日
テーマ：子供の習い事(2491)
カテゴリ：台所育児
らでぃっしゅぼーやが主催する地域サークルの中の
「食育クラブ”ハーロン”」というものに初参加しました。 おだいどこ育児を実践＆普及活動をしている自分として、 単純に参加したかったのと、勉強したかったのと、 内容に興味をひかれて（かまぼこ、はんぺん作り）・・・ ところがそもそも「食育クラブ”ハーロン”」に興味を抱いて らでぃっしゅぼーやにも入会したのに、ハーロンを含む 地域サークルの活動全体を会社として中止することが決まったという お話を講師の方に聞きました。 各地元で格安で受講できるのが魅力の地域サークルだったのに 中止だなんてショック！ なんとか阻止できないかどうか、他の参加者の方も「会員の声」として 会社に伝えようね・・・という話にもなりました。 講座自体は、大人と子供でワイワイと手作りかまぼこ＆はんぺんを 作って、おいしく楽しくいただけました♪  かまぼこ＝和風テリーヌ？塩や調味料がきつい市販品より優しいお味。 はんぺん＝市販品ほどふわふわでなく歯ごたえがあってこっちがかまぼこ っぽかった。でも、市販品より断然おいしい！ 終了後、私自身も「おだいどこ育児」の講座を開いている ことを講師の深澤先生にお話させていただき、同じ食育活動をやって いる者として運営の悩みを話し合い（共感しあい）ました。 ちまたでも食育、食育、というようになりましたが、 食の教育とか栄養がどうたらとか難しく考えずに、親子で 料理を作って楽しむことで色々な経験をして欲しいと いう願いから、深澤先生も私も親子料理教室・おだいどこ育児教室を 開催しています。 「子育て中のお母さんが参加しやすいように」ということを 考えると受講費もなるべくおさえたい、 そう考えると、運営も経済的にとても大変で、ともすれば 持ち出しになってしまうこともあると伺いました。 他で仕事（調理師養成学校の先生）を持っているから なんとか薄利もしくは持ち出しでも、 このスタイル（＝育児中の方が親子で参加しやすい受講費）で やっていきたい。 それなのに、会社側からの支援もないとなると益々厳しい・・・ とおっしゃっていました。 私のように告知・宣伝はネットや友人を通じてのみ、 場所代も個人宅や参加者住む地域の公共施設なので格安、 という状態でも、育児中の親子が気軽に参加できるような 講座料金に設定すると、まあ目に見える経費的には賄えても かけた労力、そのための勉強にかかる費用、とかまで考えると、 協力してくださるかたの理解や応援と、 ”好きだからこそ＆伝えたい想い” があるからこそ やっていられるのだと思います。 つまりボランティア精神に支えられている・・・ ということになりますが、ボランティアだと どうしてもモチベーションの継続が難しくなったり、 責任のないぶん「甘え」になったり、と 発展性が乏しいように思うので、なんとか ボランティアにのみ頼らない「しくみ」にしていくのが 目標です。 もちろん大きな企業や公の力をかりることも視野に入れていますが、 自力でも運営可能な方法もきっとあるはず。 本当に良いものは、真価を正しく伝えれれれば、お金もついてくる？ いや、世の中にはお金とは関係なく大切なことがあって、 そのために公的機関がある？ 又はお金が生み出せるビジネスは、そういう大切なものの面倒まで 見る義務がある？ 趣味とライフワークと生活のための仕事って？ お金をいただいて仕事をするって？ と頭がグルグルしてしまいます。 でも、以前、会社員としてお給料をいただいていたときには、 自分が額に見合った利益を生み出しているようには どうしても考えられませんでした。 （スタッフ部門だったからしょうがないかもしれないけど） 企画書に書く経費削減額とか貢献額とかも所詮、机上の論理・・・ 今の方が、絶対、社会に貢献したり影響をあたえたりしている と思うんだけどな。 その上で、今、講師料や著書の代金としていただくことのある 額が、今のところの自分の価値なのだろう、と真摯に 受け止められるのと同時に、いただくことに恥じないものを 提供できているという実感もあります。（この点、何故自分の お給料がこんなにもらえるかよくわからない、と思っていた会社員 時代より確実にやいがいはあるのだけど） お金をいただいて仕事をして、それで自分の生活をするって 難しい。でも、お金をいただかないで仕事をして（＝専業主婦） それで生活することを、国の制度はどんどん否定してきている からねー。働かざるもの食うべからずってか？ 子育てはボランティアなのかしら？ どうすればいいのかな？ 「難しく考えないで、まず、家事をキチンとやりましょう！」 という夫の声が聞こえてきそう・・・ 朝7時、ワタシ（＝シンデレラ）から主婦にもどる時間です。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
最終更新日
2005年11月15日 07時14分55秒
[台所育児] カテゴリの最新記事
|
