Let's Enjoy ♪おだいどこ育児♪　　　　　★台所育児で五感を磨く子育てを！★

しばらく前に私の「おだいどこ育児」活動を聞き及んで、
子連れＯＫのお茶のお稽古をな主宰されている方から、
"自分の行っていることと共通するものを感じる”
”何かお手伝いできることはないだろうか？”
と、連絡をいただきました。

アレコレやりとりがあって、
とうとう、そのお茶のお稽古にMyuを連れて
伺わせていただくことになりました。

数名の他の参加者の方のみようみまねで、
（はるか昔に、裏千家のお稽古に何回か通ったのだけど・・・アレ？？？）
お稽古させていただきながら、
「ああ、やっぱり”お茶”は美しいなあ。
是非、機会を見つけて学ばせてもらって、その”エッセンス”を
日常にしていけたら・・・（私と娘が、家族が、果ては皆が！）」
と思いました。


その方は、ご自宅でお茶のお稽古をしたり、
お茶事（季節のお茶懐石）を営んだり、
時には、天然酵母パンやケーキを焼いたり、お料理を作ったり・・・・
といった会を、幼い子どもを連れたお母さん方にも
開放なさっています。

その趣旨は、
”お手前のやり方や作法を覚えるのが目的というより、
お茶の作法や季節の行事食などを学ぶ中で、日本の心や伝統を
自然と身につける。
または、子供も幼いうちからそういうもの（本物）に
触れる機会があることが大切で、母親のそんな後ろ姿を見たり、
できるところは参加するうちに、幼な心にも少しづつ沁みいって
いくのではないか。”
ということのようです。

その理由は、
”「お茶」「茶懐石」をやるということは、
季節感、伝統行事、礼儀作法、相手を思いやる心、
美しい身のこなし、物を大切にする心、
などなど諸々がすべて含まれていて、日本の心や伝統を
身に着けるのに適しているから・・・だそうです。

それに、幼い子どもを連れていても（いるからこそ？）是非！
とおっしゃっているのは、
ご自身にも幼いお孫さんが（しかも海外生活をしている）、
いらっしゃるから、その必要性を感じてのことのようです。

なるほど・・・それで、

私が、
”「おだいどこ仕事」＝料理には、
季節感、食べ物に感謝する心、食べ手を思いやる心、
食材・道具・刃物・火の扱い、
日本の料理（=日本の伝統）、各国の料理（＝各国の伝統）
などなど諸々が含まれていて、
「見て、聞いて、さわって、嗅いで、味わって」と
五感もフル稼働させて、料理以前に子供にとって貴重で楽しい体験
をしながら、それら諸々を親子で身につけられて一石何鳥にもなる・・・”
と、おだいどこ育児を紹介していたのを聞き及んで、
何か共通するものを感じていただけたのだと思います。


でも、
茶をはじめ、料理やパンや、陰陽五行のことまで造詣が深い方なので、
”何か共通するもの”なんて同じ次元で語るのはおこがましいくらい、
お話をさせていただくたびに
「とてもかなわない」というのも実感します。
だからこそ、そういう方について学ばせていただきたいとも・・・。

私から評するのは失礼なんですが、
あの”にじみでるような品の良さ、の奥にある想いの熱さ”
にも感動して、
「あんな風にはなれそうもないけど、憧れるなあ。」
と思いました。