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2006年03月28日
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カテゴリ:台所育児
今日は、江東区へ「2歳児親子で米粉パン作り教室」の依頼を
受けて行って参りました。

あな吉さん宅でのベジランチで出会ったKさんが、
同じ2歳のお子さんをもつご友人3組を誘って招いてくださいました。

「おだいどこ育児教室」は、当初の数回と私の地元以外では、
主に楽天を通じての公募スタイルで行っていたのですが、
考えてみるに、
対象が未就園児&ママなので、自然と通常の募集範囲の地域は
限られてくるのですから、

近所のママ友仲間同士で・・・、とか
親子サークル単位で・・・とかで、
色々注文つけて私を呼ぶ、というほうが
話が早くて良いようです。(なので遠慮なく呼んでくださいね)

それから、私の「おだいどこ育児教室」の
時には、優秀な助手(=格好の見本)
時には、手の焼けるお邪魔虫(=会場宅で調理中に悪行をはたらくなど)
だったMyuさんですが、
まもなく晴れて幼稚園児。

ということは、今日が最後の平日コースの助手を務める日
だったのかもしれません。
4月からは、ママは単身で出向くことになるのかしら?
さびしいような、ホッとするような・・・。

で、肝心のお教室の方はというと
4人のお子さんは全員が、「おりょうりは、ほぼ初めて♪」
だったにもかかわらず、
皮をむいたり、包丁で野菜を切ったり、ピーラーで削いだり、
パンを捏ねたりして、色々挑戦してくれました。

オーダーメイドな料理教室なので、
もちろんアレルギー対応なのですが、
今日のアレルギー制限&希望=乳製品その他がアウト&米粉パン作り希望
のおかげで、
ピッツァに乗せる具が、「チーズ」から解放されると、
とたんに自由がきくようになりました。
その上、米粉生地で、台が”米”なわけだから、なおさら色んなものと
相性がよさそう♪
ピッツァの他にも、ヨモギ(一昨日摘んだもの)パン、玄米パン
も含む3種の生地を思い思いの形に成型して焼き上げました。


今日も、
お子さんの包丁さばきに、お母さん方は冷や冷やドキドキ
だったことと思います。
私も、初めて本物の包丁を握るお子さんに教えたり、見守ったり
すると、本当にドキドキします。


Myuは、もはや本当にほぼ危なげなく、包丁を使いますが
(別に、超薄切りができるとか、高速せん切りができる、とかで
上手いという意味ではなく、「ああ!怪我する~っ!」っとなる
場面がないので、安心して見ていられるというだけですが・・・)
こうなるまでには約2年。
なるべくヘルプではなくサポートをするよう心がけたほかは、
何を特別、これといった指導をしたわけではありませんが、
やはり「継続は力なり」なのでしょう。


2歳位のお子様が初めて包丁を使う場合、
これまで経験がない分、憧れから?やりたい気持ちがはやるのに、
年齢なりの手先と精神面の拙さのせいで、動きがともなわずに
うまくできなかったり、危なくなったりするようです。

継続的に経験していって、
まず少しはやる気持ちが落ち着くころには、きっと
随分上手にできるようになると思うのですが・・・。

これまでも「包丁を使わない調理だって工夫次第で
たくさんあるので、包丁に固執するつもりはない。」と言いつつも、
モンテッソーリ教育の敏感期との関連を述べたり、
幼いからこそ、刃物を正しく理解することが必要だから、
と、本物の包丁を使うことを選択していました。

でも常に
「幼いうちから焦って包丁をもたせなくたって、
あと5年もすれば、口で説明すれば十分わかるだろうし、
手先も器用になっていて、包丁だって理解しつつ使えるだろうに」
という反対の思いも抱き続けていました。

が、今日見ていて、ふと、
「育児の優秀なツールになりえる料理において、
 包丁が使える=調理の幅が広がる
 ことになり、体験の幅と質が豊かになるから、
 やっぱり包丁を持つ体験も含めて料理体験をさせてあげたいのでは?」
と、自分の行動に説明がつきました。(納得材料が増えました)
包丁が使えれば(を使うと)、5年待つ間に、
もっとたくさんの経験ができます。



今日も初対面だったお友達たちとおおはしゃぎしながら戯れて
かなり楽しかったMyu。
彼女の人見知りも場所見知りもしない超社交的性格?のおかげで、
子連れ出張料理教室が可能で、楽しめました。
幼稚園にあがってもたまには、おつきあいしてもらうと思うけど、
これまで、どうもありがとおぉぉぉぉっ!










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最終更新日  2006年03月29日 00時28分11秒
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