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カテゴリ:台所育児
友人が服部幸應氏の講演会に誘ってくれて、行ってまいりました。
服部先生は、メディアなどでも随分有名なので、半ば芸能人?のように もなっていますが、今、流行りの「食育」(流行り過ぎて猫も杓子も「食育」 と言ってる割りには、正体はほとんど知られていない?!一種の流行語状態)に、 十数年前から取り組んでおられた方。 たった1時間の講演の中で、 20時間かかっても語りきれないような幅広い内容(を凝縮して)で、 「食育」についてお話されました。 私は、ほんの2年ばかりですが、「食育」について ”おだいどこ育児”という側面から、日常的な超実践も交えて とりくんできたつもりです。 そんな経験のなかから、 「食」というたった一つのキーワードからアプローチして、 健康、躾、体験型子育て、親育て、五感教育、コミュニケーション、自尊感、他尊感、 日本文化、季節感、異国文化、アイデンティティー、身土不二、フェアトレード、 フードマイレージ、環境問題etc、etc・・・ と、かなり幅広い要素に触れることができるので、奥深いけれど、 それらに日々関わる”食”を通して行えるのなら、 ヘンな言い方だけど、 「こんなに便利なモノはない」 と感じていました。 感じて、そのことを伝えることもしたいと思っていましたが、 それを、じゃあどうやって? という具体的なことはできずに、 ”おだいどこ育児”を通じて、可能性を感じてください! みたいな、ある意味、細々としたアプローチしかできていないのだけど、 服部先生は、 「食」の持つ無限の可能性を、 国際レベル、国家レベル、かつ国民レベルで 長年、追求して、形にしてこられていると、 改めて実感して、 先生のあまりのタレントチックなメディア露出ぶりに、 「なんだかミーハーな感じでイヤだわ」 なんて浅はかな感情を抱いていた、ワタシ、 大反省です。 例えば・・・ *「SMAP×SMAP」という番組を構想し料理指導する なんて、一見、商業主義でミーハーで華やかなだけ?に見える仕事も、 実はウラで、 「男性」で、しかも「若者」で、しかも極めつけに「トレンドリーダー」な 彼らが料理をすれば、 総国民が、料理を再認識するであろう。 つまり、 ”料理の地位の向上”と”料理のハードルを下げる”ことを同時にやってのけ、 結果、実は総国民を食育しちゃってるっていうカラクリ?!?! ミーハーなふりして、実は、大きなウラ?の大義の為だったり、 ミーハーなふりして、知名度を稼いで、 その知名度やお金で、大きなプロジェクトや調査を可能に(法律だって作っちゃうし) しているのですから、やはり素晴らしい先生です。 (大義の為なら、道化にもなるってか? いやいや、多分、ご本人にミーハー気質もタレント性も 本当におありだとお見うけしましたが・・・) で、それを受けてワタシが今すぐ、何ができるかって? たいしたことはできそうにないですが、 今後、服部先生の教えにもいっぱい学びながら、 自分の生活・自分の仕事を磨いていきたいです。 で、あんまり何が言いたいのか論旨が散漫になってしまいましたが、 要は、 服部先生もおっしゃっているように 「食」を正せば、 今のニッポン、ここがヘンだよ!っていうところは 殆ど、直りそうなので、「食」・「食育」の大切さを 是非とも認識して、できることから実行しましょう! ってことです。 (ってことを、先生は子ども達に 「お父さん、お母さんに教えてあげなさいね」 って伝えてるらしいです。 笑い話になさってましたが、”現実”らしいです。) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年05月31日 04時38分22秒
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